アウディ

2016年11月27日 (日)

さよならアウディS4アバント

先日お買い上げいただいたポルシェの下取りアウディが業販が決まり、さよならとなりました
しかしこのS4、すばらしい性能でした。その性能ゆえ、前周りの飛び石傷が多く、塗装をしたのも既報の通り

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で、さらにボンネットフードも結構な数の飛び石があったので、そちらも塗装することになりまして

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ボンネットフード1枚仕上げました

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キレイになって落札されていきましたとさ。

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シートは全て革のレカロシートなんですよ。

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新しいオーナーの元で、可愛がられることを切に願うのでした~

2016年11月17日 (木)

アウディS4アバント バンパーとバッテリー

最近何かとお騒がせなVW&アウディグループのスーパーワゴンS4アバントですが、キレイにしたらとび石がひどくて修理です

見えますかね、白い点々が飛び石です。最初虫がくっついているのかと思いました

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大量の飛び石痕です。踏んでる証拠ですねえ。このクルマの実力も分かります。聞いた話ですがポルシェなどもそのドライバーがホラ吹きかどうかを測る目安に飛び石の痕だったりするそうです

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ホイールハウスのライナーなどのビスをどんどん外します

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おおよそこの位置のボルトやナット、ビスを外します

自動車をリフトアップしない場合でもハンドルを切りながら作業ができます

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横側は国産車のようにサイドブラケットで嵌まっていますが、ヘッドライト下は10mm(呼び径6mm)のナット2個づつでついています。ハンドルを反対に切りたいのですが、バッテリーがツンでてエンジンがかかりません

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このアウディ、引き取りに行った火曜の朝、それまでなんでもなかったのに突然バッテリーが壊れてエンジンがかからなくなりました。いやあ危なく長岡までお酒を飲みにだけ行ってしまう所でしたが、知恵を絞ってレスキューしてもらいました。
バッテリー上がりと違い、バッテリーが壊れてしまっているので、充電しても何の役にも立たないので工場にある100Aのバッテリーと交換です

VW系でよく見るカウルトップベンチレーターを外すのですが、ワイパーなどは触らず刺さっているだけで、取付そのものは簡単です。

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しかし・・・ こんな重い物をどうしてこんな所に。30kgくらいありますから一苦労です。

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しかもご丁寧に一番下側にヘキサゴンのボルトで固定されています。おまけに配管などが邪魔してまっすぐ工具が入りませんから、ロングシャンクのボールジョイント付きHEXの6mm(だったかな?)とそこそこの長さのエクステンションバーが必要です

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いろいろどけないと出てきません

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ハンドルを切って中身を外したら、リーンフォースを止めている長いトリプルスクエアのボルトを外しますが、

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フォグランプベゼルの中にあるので変な長さにしないとラチェットハンドルが付きません。

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少々強引にボルトを抜いて行きます
かなり硬いので、こんな工具を使うといいですね。

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するとすぽっと抜けてきます。ヘッドライトウオッシャや各種配線のコネクターは車両左側に集中しています

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外れました。もう既にグリルも外してあります。ここの所、イタリア車ばかりを触っていたので、各部品の造りの良さには感心します。 いあや、イタリアの自動車部品の造りの雑さというか・・・ 国民性なのかな?

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さっそくサフェーサーに回して明日塗装します。

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2015年11月 1日 (日)

ヨーロッパ車の修理と車検整備

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先日、足回りからの異音で入庫したアウディA4

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雰囲気が良いですよねえ。

でも・・・・

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今年の冬に左右のドライブシャフトブーツを交換したのに一体何が??

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廻らないハブボルト。

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欧州車では一般的なインナーシャフトとドライブシャフト本体は別体

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外してみると、ビリビリにブーツが破れているのが分かります。
何かを巻き込んでしまったのでしょう。針金とかかなあ?
普通こんな風にはなりません

でも、アウディなど輸入車のリビルトドライブシャフトは、国産車のようには売られていません。メーカーリビルトはなんと仕入れで10万円強です。

そこでMPIではリビルトメーカーに現物のリビルトをしてもらいます

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半分の値段で出来ました。

一方、先日納車したフィアット500

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ピラーカバーを交換します。

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メッキモールは別売なんですね。てっきり一体だと思っていましたが。
でもこちらも外さないと取り付けはできません


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モールのゴム部分がポロポロ剥がれて来ていましたので、オーナーから交換のオーダーです

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返しのついたクリップで、パトンとはめるだけ。
最近のフィアットのクリップは国産の物にそっくりです。

そう、外す際に木っ端微塵に割れてしまうのもそっくりです


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メッキモールはそのまま入れるだけですが、そのまま入れるとゴムのシールが折れて入ってしまいます。
そこで、ヘラを入れて折り込まぬようにガイドしながら嵌合させます


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モールの流れ(一直線なこと)を確認します。

続いては、診断機を接続して、故障コードを探します


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まったく履歴がありませんでした。


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さらにデュアルロジック(っていうのでOKでしたっけ?)のキャリブレーションをしておきます。

自分で最適化して、クラッチのキスポイントなどをリセットさせます。
走行距離が短いので、行うか迷いましたが一応行いました。

ガチャンガチャンと自分で文字通りロボットのような音をさせて、クルマが自分で調整します。

こうしてオーナーの元に納車されていきました。

2015年8月 9日 (日)

地獄のドアヒンジ交換

もうずいぶん以前に修理したアウディA3の事例。

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フロントドアを明けたままバックしてドアをぶつけてしまった事故です。

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ドアが開いていたため、被害は確実にヒンジに及びます。
比較的よくあるドアとドアヒンジの交換です。

ですが、簡単にいかないのが輸入車です

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フロントのアッパーヒンジはごくごく簡単な、ボルト2本

問題は下側で、下側は1本のボルトは普通に止まっていますが、もう一本はどう見ても車内側から止まっています。車内を見るとインストルメントパネル(ダッシュボード)があります。

なんとこのクルマ、ヒンジを交換する場合、ダッシュボードを取り外して行うのですね!

ダッシュボードの脱着はおよそセオリーが決まっておりまして、まずセンタートリムから外します。 マニュアルの無い車種の部品を脱着する場合はできるだけ詳しく、細かくイラストで残して、ボルトの種類を小分けにして作業します。よほど慣れていても間違えの多いところ。コネクターは比較的決まり位置なので、位置をしっかりイラストなどに残せばこの時代のクルマなら指し間違える事はないでしょう

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クラッシュパッドを外し、アルミの棒状のリーフォースバーも外します

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エアコンのブロアユニットにゴミやボルト類が入らないようにしっかりフタをします

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この奥にボルトがあります。このサービスホールの周りのボルト穴は先ほどのリーンフォースの取り付けボルトです。なんてところにボルトをつけてくれるんだ!

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ほんの少しですが歪んでいるのがわかります、少しでも曲がれば、ドアロックとストライカーが合うところには数センチの狂いが生じます。

何度も何度も仮合わせして、位置を完全に修正します。
なにしろ、一度取り付けたらダッシュボードの下ですからねえ・・・・

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アウディの伝統のドアとサッシュが別々のスタイル。

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作業が大変なので、当然修理費用も跳ね上がります。
今や大人気のアウディ。国産車のような気持ちで乗れる時代になりましたが
修理の大変さは国産車の比ではありません。

アウディにお乗りの皆さんは、必ず車両保険をかけないとさんざんな目に遭いますよ

以前、車検のS4も

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バンパーフェイスを外して、コアサポートをずらして作業します。こちらも車検とはあまり関係ない作業費用が発生します

手強いぞアウディ。

2015年3月 3日 (火)

アウディA4 車検整備 ドイツ車は壊れない?後編

事故でも起こさない限り、一般的な国産車でエンジンマウントが経年変化で交換するケースはあまりありませんね

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エンジンマウントのほとんどはエンジンの下側で支えているので、交換作業はエンジンを持ち上げないとできません。エンジンを脱着した際などに行うのが一般的です

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下からジャッキでおっぺします。
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当然、取れるスペースと同じスペースでは新しいマウントは入りません。
さらにおっぺさないといけません

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このクルマ他に前側中央部にもマウントらしきものがあって、このマウントがダメになって他もダメになったのか、こちらがダメになって引きずられるように本体のマウントがダメになったかはわかりませんが、どちらもダメなのは確かです

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新しい部品を装着

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こちらに嵌合します。

あとはエンジンオイル、ブレーキフルード、ワイパーブレイドを交換して検査を受けに所沢陸運局を目指します。

さて再びやってまいりました所沢陸運局

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このA4、ヘッドライトがハイロービーム共に同じライトが受け持ちます。
アダプティブヘッドライトなどと言いますが、エンジンをかけてヘッドライトを点灯させると、ライトコアがモーターで動いて、自分で一番良い位置に動こうとするシステムです

しかしこのシステム、モーターで動く限り、次にもとに戻る際には数ミリずれるわけで、その数ミリは検査機器の数センチに相当し、結局検査に落ちる原因となります。
そこで検査ラインを出るまでできるだけエンジンを止めないようにします。

そんな時に限り3ラウンド4ラウンドの谷間に逢い、約15分のお休みが入ります。通常ならエンジンを止めてトイレに行ったり、居眠りするインターバルなのですが、隊列のなかでひとりエンジンをかけっぱなしで待ちます

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検査が再開し、ラインが進みます。
前の車は素人さんで、いちいち検査員が付いて回り時間が掛かりイライラします。ま、しょうがないですが。

無事一発合格しお客さんの元にクルマを届けます。

その頃工場には荷物が

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Fedexが荷物を持ってきました。
こちらは何の荷物でしょうか?

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サーブの部品なのですねえ

サーブ? 先月入庫しなかったっけ?

そうです。2月の頭に引き取ったサーブ9-3です

子細あって本日部品がイギリスよりやってまいりました。
なんと特に作業せず1か月たってしまいました

詳しくはまた後日説明しましょうね・・・・

2015年3月 2日 (月)

アウディA4 車検整備 ドイツ車は壊れない?

ドイツ車といえば質実剛健、輸入車のエントリー車種で、よく「イタフラ車は壊れるから無難にドイツ車にするよ」なんて話をなさる方がいますよね。

それはとんだ幻想で、輸入車の故障頻度はどのメーカーも変わらないと思います。ただ流通台数が多く、一般的な修理工場でも扱い易いのと、部品の流通が比較的潤沢なことくらいがエントリー向きなだけです。

今回のアウディも一筋縄では行きませんでした

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フロントのドライブシャフトのアウターブーツが左右とも交換が必要で、他にリアブレーキパッド、ブレーキローター、エンジンマウント、ワイパーブレードなどを交換します。

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ゴム関係の脆弱さ加減は欧州車特有なのは、アウディに限らずアルファやボルボ、ルノーでも同じです

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もうどこの自動車メーカーでもおなじみ液体封入マウントですが、こちらも潰れて液漏れしています。

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文化の違いなのか、アウディはハブナットではなくハブボルトです

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そしてドイツ車が大好きなトリプルスクエアボルト。同じ部分でもアルファは6角のボルトを使ってますね。ドイツ車ではポルシェなどでも高トルクでしまっているところにはよく顔を出すボルトです

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写真でみれば、はいっつ終わりですが、国産車と違いブーツがぱっくり割れてくっつけられる商品は無いので当然ドライブシャフトを分解して交換するのです。
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ウイッシュボーンアームが見れる典型的な中型セダンの足回りです

次はリアブレーキ

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ペラペラを通り越して、ブレーキローターの一部が金属部分と接触しています

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おなじみ、リアブレーキキャリパーがサイドブレーキも兼ねています。
特にVW系のキャリパーは超固いのでSSTを使います。

前にも書きましたが、このSSTがないと本当に大変です。

その分、メーカーも知ってか知らずか、大変この手の工具は高価です

新しい部品をインストール。

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続きは後半に続きます

2014年12月12日 (金)

今日のエムピーアイ

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さて今日はA4のバンパー塗装。ウチの塗装屋はセレナにかかりきりです。

塗装で難しいもののひとつにマスキングがあります
意外に簡単に思われがちなマスキングですが、実は創意工夫が総動員される難しい作業のひとつです

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こういった子部品も塗装します

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プラスチック部品の脱脂には専用の材料を使用します

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塗装していたら・・・

ごめんくださーい
と郵便局の配達の人が。

ポストに入らないのでって渡されました

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おーUSPS 電話すると何故かすぐ来るUSPS
いやあ よかった。LRにはすぐに送ろう

ところで気になるもう一つのパッケージ。

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なんかクッションみたい

中身は?

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きたぁ Michael Shenker Group!いとーさん!!

Michael_schenker

あれ? 2つ注文したのに1つしかきてない

クレイムのメールを打ちつつ、もう少し頼んじゃおうかとも。
他に欲しい人いますか? 数日中なら以下のお店で頼めますよ

http://www.ebay.co.uk/sch/Mens-Clothing-/1059/m.html?_nkw=&_armrs=1&_ipg=&_from=&_ssn=roadburn1972

一般的な日本人の方ならMサイズでOKです。

ロックTシャツ欲しい人はお気軽にメールにてどうぞ。
でも、オフィシャルじゃないですけどね。

2014年12月 5日 (金)

3つの赤い車

先日車検でやってきたテスタロッサ

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でもこのクルマ。エンジンが後ろ側についている(まあ殆どの人が知ってますが)のです。

そこでオルタネーターベルト程度ならぎりぎり交換可能ですが、本格的な整備にはエンジンを脱着して行います。ちなみ写真は以前このクルマのタイミングベルトの交換をした際の写真です

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タイミングベルトは円定規を取り付けてIN/OUT共に調整して組み付けます。
バルタイなんてチューニングカーみたい。いまどき純正でバルタイ取るって・・・

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2つラジエターがあり、2つバンクがあり、2つディスビがあり、2つサーモがある。
つまりエンジンが2つついているのですなこのクルマは

でも驚くことなかれ、この何の変哲もないサーモスタット、国内で正規物を調達するとひとつ5万と聞きました。 ひえ~っ! 海外でも高いのですが、アメリカのフェラーリ屋さんで買ってもひとつ1万円でしたね

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美しいエンジン。タイミングベルトテンショナーはオートテンショナーではありません
アルファのV6もオートテンショナーではなく、整備士の経験や感なんですね。

まあ今回はこんな大掛かりな整備はしていませんが、以前にこういった大掛かりな整備を行っているために安心して今日があるのです。

さて今日は他に、珍しい赤いA4

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逆突による損害です。12月になると何故かこの手の損害が多くなります。
逆を言えば12月らしくなったと言うか

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この手の損害って意外と高額な修理費なるので注意が必要です。
輸入車は部品代が高額な上に塗装されてない状態ですしね

バンパーが傷ついたくらいだろうから6万円くらいだろ なんて軽く踏むとその5倍以上の請求が来てひっくり返る場合がありますから。ボッタクリ?  いえいえそんなことありませんよ。

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そしてこんなクルマも入庫しました。まだ2ヶ月しか経ってないのに
もう追突されてしまいました

2014年10月30日 (木)

アウディS4アバント

ずいぶんと時間のかかってしまったS4の車検整備。

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ファンベルトやヘッドライトバルブを交換するのにこんなに手間がかかるとは思いませんでした

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まあ、これしか隙間がないからしょうがないんですが...

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フロンキャリパーもブレーキローターもデカい

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Ate製でした

写真を撮るヒマがあまりなかったので、わかりずらいのですが、リアバンパーのバックソナー、すなわちAPSが悪くて修理です。一番右のセンサー不良とブザーの不良と診断機には出てきます。

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右側のリアにはBOSEのサウンドシステムが入っています。
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写真では小さいのですが、かなりデカイ

後でわかったのですがリーンフォースははずす必要がありませんでした

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青いのはゴムボールではなくマフラーのフタをする為のアクチュエーター用のスフィアです
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問題のブザーですが写真がありません。すごくちゃちいスピーカーで、12V1W/36Ω
なんか違うスピーカで行くか、5Wのウエッジでテストできないかと思ったのですが、この部品でないと機能しなくてまいりました

エンジンオイルは100%化学合成のオイルを9L

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パッケージが変わってしまいましたが、ウインズの100%化学合成。ここの商品はどれをとってもいい商品ばかりです

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イグニッションコイルも交換。

アウディは右バンク(車両進行方向右側)の前方向から後ろ方向に向かって1234シリンダー。左一番前に戻って5678シリンダーなのですね。

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そのほかワイパーブレード、エアコンフィルターと盛りだくさんのメニューでした

さて、今日はついに納車です。結構な金額になりました。

20:30に沼田で待ち合わせです。
ですから今日のブログのアップは早めにして、19時に出発です.帰りは児玉で温泉でも入って帰ろうかな

2014年10月26日 (日)

アウディS4 車検整備

びアウディS4の車検整備を作業中です。

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昨年お買い上げいただいたクルマです。新潟に行ったクルマですね。
沼田で待ち合わせて引き取りに行ったのは10/12のブログに書きましたね。

しかし、このクルマ。整備しづらいことこの上ないです。

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そもそもこのクルマ ラジエターコアサポートとシリンダーヘッドカバーが数センチしか離れていません。その為ファンベルトはコアサポートの下に潜り込むような形になっています。

A4は1.8の4気筒からあるミドルサイズのクルマですが、S4は無理やりV8、4.2Lを載せているので、整備性が悪いのは当然です。ただ、ドイツ車らしく修理方法が確立されています。イタリアのクルマは当たり前のようにエンジンを降ろす選択肢しかありませんが、さすがにファンベルトの交換でエンジンを降ろすなんて、笑い話はありません。

エンジンは降ろしませんが簡単には行きそうにありません。
アウディはコアサポートをずらして、サービスポジションと呼ばれる状態にして
ファンベルトを交換したりするのですが、そのサービスポジションにするのに、結構手がかかります。
まずフロントバンパーの脱着からです。
始めにアンダーカバーを外して
サイドのボルト横の白○2本と黄○のナット2個をそれぞれ外します。

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上側の見える所のボルトを外します。

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バンパーのインパクトアブソーバーとリーンフォースメントを貫通させている長いボルトを赤○の奥側から抜き取ります。

一通り外したらフロントバンパーフェイスをラジエタグリルごと外します。
先に少し外しづらいフォグのカプラーや、ヘッドライトウオッシャのホースも外します。

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するとこんな感じ

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写真では既に外していますが、左右のオイルクーラーのシュラウドも外します。

また、バンパーのインパクトアブソーバーも外します。

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さらに上側のボルトを外すとかなりグラグラになります。そこでさらに、ラジエターアッパーホースとロアホースを外します。異常に狭く作業はかなりつらいです。全部外れると外れそうになります。そこで、バンパーインパクトアブソーバーの取付部分の1つだけなにもボルトの入っていない、8ミリのボルト穴に長いM8/1.25のボルトを挿すとサービスポジションの出来上がりです。

ここまで費用としては、サービスポジションの設定に1.9時間
冷却水は水で割らない、最初からアメリカンなLLC「スーパークーラント」を使います。国産車では10万km以上交換不要の超高性能LLCですが、アウディではこんなことで景気よく交換します。ウオッシャーフルードもホースを外す都合上みんな出てしまいます。

さらに純正ファンベルト(社外ではうまくつきませんでした。)。
このクルマはタイミングベルトではなく、タイミングチェーンなのでこちらの心配はいまのところありません。

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赤○がベルトテンショナーの固定ボルト。下側からアクセスします。

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今回は他にヘッドライトバルブの交換もあります。

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D1Sです。純正品は約5万円...

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残りは
エアコンフィルター交換
イグニッションコイル交換
リアブレーキパッド交換
エンジンオイル交換
ブレーキフルード交換
リアコーナーセンサー交換です。

本当はオートマチックフルード(ATF)も交換したかったのですが、このS4
DSCと呼ばれる2つのクラッチを持ったトランスミッションで、例えば2速で加速中、すでにトランスミッションでは3速をクラッチ上で待機させて従来よりはるかに早いスピードでシフトアップしていきます。

その特殊な機構ゆえに専用のATFが必要です。そのATFは1L/8000円で、9L使います。またZFのミッションはドレンもチェックスティックもありませんから、オイルパンを外して、フィルターやパッキンを交換します。
つまりここだけで10万円オーバーとなります。

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イメージはこのような感じです。

さて、この車検、ディーラーならいくらになってしまうのでしょうか??

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