ルノー

2017年3月 8日 (水)

カングーK7Jのタイミングベルト交換




先日、カングーが終わって違うカングーが来たと書きましたが、今回はその続き

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今回は初期型のK7J 1.4のOHCです。
やはり特殊工具を付ける風にはなっているのですが

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OHCは合いマークで仕事するようです

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カムとクランクのそれぞれのスプロケットに▽の合いマークがあるのでそれでベルトと合わせる仕組みです

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先のカングーよりこちらの方が痛みが進んでいるように思います

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画像はありませんが、ウオーターポンプの交換の際に、1.4の方にはガスケットが付きません。なんとガスケットは使っていないそうです。
現車から外したウオポンにはガスケットがついているのに、日産によると液体ガスケットでべちょっとやるそうで・・・
で、ガスケットをよく見ると部品番号が書いてあるので、その番号で注文しますと、来たのは1.6L用のウオポンガスケットなのでした。
つまり、同じものなのですねえ

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オイルシールを両方替えて

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サーモもなかなか温度が上がらないので交換します。
なかなか上がらないって事は、完全に閉じたり開いたりしませんので、今は良いですが真夏に完全に開けきらないとオーバーヒートの原因になったり、ホースの破損につながります

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ところがここで問題。エア抜きをするためにヒーターホースのブリーダーが折れてしまいました。

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先日の液漏れしたランチアのヒーターホースも交換の際に簡単に折れてしまい難儀をしたので、ここでの苦労は痛いほどわかります

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今回もEくんは車検できりきり舞いなので、再び手伝いをお願いしたユーロEのK谷さん。

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やはり変わったクルマが多く入庫するところです

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Eくんは今月いっぱいは身動きが取れないと思うので、いろいろお待たせしている皆さんにはご迷惑をおかけいたします。できる所から手をかけていきますので、また少しお待ちください。


2017年3月 2日 (木)

ルノーカングーのタイミングベルト交換

ルノーもアルファロメオと同じく、知らずに分解すると大変な事が起きる車種です。専用工具を使う事でクランクやカムを固定して作業する仕組みなのです。

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専門の知識を有し、経験豊富でかつ論理的でないとあまりいい結果にならないタイプのクルマなのかと思います。

今回はEくんは車検が集中し、ここ最近は全く身動きが取れなくなった為に、ユーロEのK谷さんに手伝ってもらいました。

K谷さんは新旧欧州車の経験が豊富なスペシャリストで、滅多に見る事のできないクルマばかりが入庫するガレージなのです

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本当は下回りのオイルにじみを直す予定で入庫したのですが、結局なぜかタイミングベルト交換になってしまいました

カングーと言えば、いやルノーと言えばシリンダーヘッドの後ろ側のグロメットをぶち破ってジグをセットしてカムを固定する方法です

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一方で、ブロックの方にはボルトを突き刺してクランクを止めます

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エンジンマウントを外すとタイミングベルトの上側が露出します。

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カムのシールを交換します。シリンダヘッド後端でカムをロックしているので、スプロケットの位置は問題になりません。

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カムシールを交換

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クランクシールも交換します

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シールの圧入には専用の工具で押します。しかしこの工具は専用のものが無いので今回に合わせて旋盤で作ってもらったそうで

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クランクボルトを使って、均等にシールを痛めることなくしっかり入っていきます。

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このようになっております。


出来上がり。

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しかし組み付け中に問題が発生しました。エンジンマウントを取付けるボリト穴が痛み、ボルトがグルグル回るようになってしまいました。

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アルミ合金なので、締めすぎやボルトの腐食などが原因ですかねえ?
リコイルを使いボルト穴を修正、いや作り替えます

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いわゆるヘリサート加工です。旧車では出番が多いようですが最近の仕事ではは滅多に見ませんね

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手動で入れていくのです。すっげー

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キレイなボルト穴ができました。すっげー

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このユーロEには本当にたくさんのSSTがあります。

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次なる障害はATのオイルにじみの原因と思われるドレンワッシャーですが、純正のボルトとワッシャーを新品に交換しようと思ったら、サイズが違います。特に加工した感じでもなく、なぜ車体番号から取り寄せた部品が違うのか、ナゾ以外のなにものでもありません。

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↓左が新品、右が車体についていたボルトです。左の新品は16mm、右は14mm、ところがワッシャーの一部にはゴムの部分がありパッキンになっています。その部分にボルトも六角の角の部分が食い込んでゴムが痛んで滲んできたのかと思われます。

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銅ワッシャーに替えてもらいました。

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ドレンを外すとZFと同じくオーバーフロータイプなので、いくらも出てきません。
ただ上から入れることができます。ここは悪名高きAL4と同じです

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ここのガレージはこんな仕事がほいほい行われております。

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カングーは無事にオーナーの元に戻りました

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が、次なる刺客が既に到着していたんですよ~

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やっぱりカングーなんですねえ~

2017年1月11日 (水)

電装修理の基本です

先週、突然エンジンがかからなくなったとの対応要請がありまして

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積載車を差し向けてレッカーして来ました

さて、ガソリンエンジンがかからなくなる理由って意外に少ないのですよ
ましてや突然であれば。焼きつきを起こしたエンジンや、クランクシャフトのねじれ
バルブがピストンに衝突してひん曲がったなど、激しい予兆や破損があった場合は自覚症状があり、だれでも予見できそうですが、急なケースだと

1.点火できない
2.燃料が来ない

この辺りが予想されます。
そりゃそうだろと言われそうですが、大まかに分けるとこの2つかと思います。さらに区分けすると

1.の原因は
a.点火タイミングが合っていない(タイミングベルト切れ)
b.点火信号が出ていない(クランク角センサーやカム角センサー)
c.火花が出ない(プラグやコイルなど点火系、燃料のカブリ)

2.の原因は
a.燃料ポンプそのものの故障
b.燃料ポンプに電力が投入されない
c.イモビライザーの誤作動

特殊な例を除いてこれらが99%くらいを占めるんじゃないでしょうか?
特に前日まで、あるいはちょっと前まで普通に動いていた場合など電装系は1のa.cか2の全部のどれかです。1のcは初爆が全く無いほどになるケースは稀なので、ユーザーからの状況をよく聞いて、自分なりに分析すればわかりそうですね。

と言うことでこれらを元に点検すれば早いわけです

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こちら早速めぼしをつけて、フューエルポンプを点検します。

画像が無いのが残念ですが、Eくんと二人で点検します。
フューエルポンプにテスターを挿して、12Vが来るのを確認します。
フューエルポンプは3極で、ポンプ用の12Vと、レベルゲージのセンダー、さらにマイナスとなっています。
テスターをつけて、イグニッションを回すと、12Vが来ません。
違う点検方法で、イグニッションを回す人を僕が、テスターをEくんと入れ替えて再度行いますが、やはり12V来ていません。

この日は寒い日で、頭がうまくまわりません。

「あんだ、イグニッションまわしても12Vきねえってことはよ、ポンプは悪くねてことだよな」

「そうだいな、イグニッション回して、12Vが来てんのにポンプが回らねってならポンプがわりぃけどな」

のんびりした会話が金曜の夕暮れ時に弾みます

「キーを回しても電気がきねえってこんは・・・ リレーだな」

と言うことでリレーボックスを開けて・・・

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見ているときにイグニッションキーを何気に回すと

ブロンと一発でエンジンがかかってしまいました。

なんだ、やっぱりリレーじゃん。となりましたが、フューエルポンプリレーのロケーションがわかりません。ここは、マニュアルでも見てみようと思いこの日は終了しましたが
どうも、このヒューズボックス内にはポンプリレーは無いようなのです!
なぜかマニュアルにもポンプリレーの場所は書いていないのです。
ヒミツの模様です

しかしどうしてエンジンがかかったのか完全にわからなくなってしまいました。
しかも、その後は絶好調で、エンジンがかからなくなる事はありません。

災難は続くもので、どこのサイトを見てもフューエルポンプのロケーションがわかりません
ルノーのEPCを見ても具体的にどことか、フューエルポンプリレーそのものが特定できません。

さんざん探して見つけたのが

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そして、エンジンルーム内にあるのが

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これで解決か?外すとエンジンはかからなくなり、挿すとエンジンはかかると・・・
この絵を探すのに時間が掛かり過ぎて今日が終わってしまいまして、部品発注は明日の模様となりましたとさ。

2016年12月 2日 (金)

ルノーカングーの車検

車検でお預かりのカングー。恐ろしく手入れの行き届いた車体でオーナーの愛がひしひしと感じられます

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早速整備に取り掛かります

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ドラムブレーキを開けます。
多少サビはある物のおおむね状態は良好

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ホイールベアリングとABSのコンダクタプレートが見えます。

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ホイルシリンダーからの油漏れも無く美しいドラムブレーキですが

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ユーザーさんからのご指摘通り、ブレーキシューが残り少ないです。
このドラムは左後輪で、タイヤは反時計周りに回りますので、ドラム内のリアバンパー側に比べ前側は減りにくいのですが、それでも残り4mmはありません。

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新しいブレーキシューに取り替えます

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リターンスプリングやホイルシリンダーのカムアジャスタを外していきます

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スピンドルが何故か逞しげです。

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装着後です。

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さりげなくビルシュタインのダンパーが見えます。
う~ん こだわり高し・・・

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続いてエンジンオイルのドレーン。専用の工具を使わなかったのか、四角いボルト穴に痛みが見れます。おそらく独自の工具で回していたのでしょう

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ちょっと薄型のオイルフィルター、オイルフィルターが薄いと体外難しい作業になります。
例えば? アルファロメオ156のV6とか?

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こんな所に隠れています。

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ちなみにもっと変わっているのが、油量のチェックスティックです。
リフトで上げないと見れない位置にあります。

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こんなところ

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殆ど日常的な整備で事足りる、とても13年、15万キロ以上走っているとは思えぬ美魔女っぷりでした~。

2016年3月28日 (月)

カングーの修理 最終編

集中審議中のカングーも終盤です。
しかし、このカングー、日本で本当に受けたクルマですね。よく走っていて見かけます。
フランス勢、好調ですねえ。

さて作業も組み立てなどが中心ですが、もう少し塗装が・・・

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乾燥ワカメじゃありません。これはワイパーアームを塗るところです

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ワイパーアームとはいえ缶スプレーなど使いません、2K塗料つまり硬化剤を入れる塗料で塗装します。
2分ツヤのオペル215/ラリーブラックと呼ばれるつや消し専用のブラックを使います。

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ガンはイワタのW101?だったかな?を使います。普段は塗装の用途には用いないガンではあります。

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ワックスクリーナーを使い丁寧に脱脂して塗装します。

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一方、フロントバンパー。フランス車、特にルノーで見られますが、外装の一部がタッカー(ホッチキスですな)で止められています。
業務用の13mmと言う足長の針で止めていきます。

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拡大してみるとホチキスの針が見えます。

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どーんどん組み付けます。

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グラスワークのWナベさんに取り付けしてもらいます。丁寧な仕事が看板のガラス屋さんです。

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新しいモールを組んで取り付けです。
モールだけ部品の出ること少ないヨーロッパ車で、モールだけ出ると助かりますね。
モールだけ出なければ・・・ もちろんガラスASSYで交換になってしまいます。

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ナンバープレートホルダーは

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いつもの花咲くリベットです。割とバカ穴が開いていて心配しましたが止まりました。

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明日、新品にしたナンバープレートと封印を受けて、晴れて納車です。

ベースコート塗料約2L
クリアー約2L
灯油約45L を使った2週間と2日のオペーレーションもついに終了です。

2016年3月27日 (日)

カングーの修理 バンパー編

今回はバンパーの塗装です。
バンパーを塗る下地には普通のサフェーサーも使いますが、今回はこのプラスチック3兄弟を使います。
左から、プラスティッククリーナー プラスティックプライマー 専用ハードナーです。

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サフェーサーを吹くガンはJet100Bです。黄色いのは下吹き用塗料です

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プラスティッククリーナーは脱脂と静電気防止が目的です。隣のお茶と間違えて飲まないようにしないと いや飲まないよなあ

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片方にクリーナーを染み込ませて、もう片方のウエスでふき取ります。
塗る、ふき取る、塗る、ふき取る
昔、カラテキッドなる映画(ジャッキチェンのほうではないやつ)で、主人公がカラテの先生から「ワックスを塗る、ワックスをふき取る」を繰り返し教わります。それとよく似ています。
あー、あっちはカラテの修行か

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このような下地が露出してしまったところには、ベースコートを直接塗装することはできません。
ここはブリスターと呼ばれる塗装のトラブルを抱えていたために、サンドペーパーで研磨した結果下地が露出したのです。

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でもプラスティックプライマーはノンサンディングで優れた密着性のうえで塗装できますから簡単安心です。
やはり塗装系で考えると、下地から同じメーカーの物を使うべきですね。

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同じく他に露出した部分にも塗布します。

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フロントバンパーには通常のサフェーサーが吹かれています。

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ひたすら塗りこみます

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とても吹きにくく、見落としがちなところはミラーなどを使って確認します

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完全に染まったようです

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塗装7コートでノズルまで黄色く染まっています。

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クリアーはイージークリアを使います。プラスチック部品に塗装する際には軟化剤という添加剤を使います。

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これはクリアーのフィルムに柔軟性を持たせ層間での剥離や割れ(チェッキング)の防止が目的です。主に酢酸エチルだかブチルが使われます。

どこまでもクリアーな材料ですね。
主剤(クリアー)+軟化剤(ソフトナー)=100%X硬化剤(ハードナー)50%+シンナー10%
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都合クリアーを700gを吹きました。


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いやー大変だった塗装は終了しました。
肩が懲りました。

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キレイになりましたね。

ちなみに僕が塗装している間、塗装担当者はポリッシング作業で、塗装膜を調整します

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サフェーサーの時もそうですが、研いだ白濁した水や、研ぎ汁が他の部分に入り込まないようにする工夫も忘れません。

特にサフェーサーの研ぎ汁は一度パネルの繋ぎ目や黒い素地のプラスチックに入り込むと取るのに難儀しますからね。

ルノーカングーの退色修理 その3

塗装作業中のカングー。先日下地作りをお送りしましたが、今回からは塗装編です。

尤も、今回は事故修理ではないために板金作業は事実上ありませんので、パテを含む下地からは塗装系と呼ばれ 基本的には全て塗装作業となります。

黄色はなかなか染まらない(顔料ですから染まらないというのは当てはまりませんが、業界用語でそのように言うのです)ので、下色に調色で余った塗料を使います。

長い長い塗装の道のりに、歩き出した瞬間です

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ボンネットはサフェーサーで塗られていたために完全な色替えとなります。

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↑元はこれ。

あくまで下色なので両方のフェンダーは隠します。

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正式な色を作ります。元ネタ800g これをシンナーで50%割って使います。

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今回はボンネットと両フェンダー2枚を先に仕上げます。
下色3回、上色5会の8コート、さらにクリアは2コート仕上げ
これだけでも腕が、相当つらいです。

75℃で20分焼き付けて一度仕上げます。

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ぼかし塗装の為に、フェンダーは全てに塗装できません。
その為、Aピラーとの接続部分にベースコートが塗られていないのがわかります。

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クリアーも含めて、一度仕上げた部分をマスキングして、ルーフ塗装に備えます。
塗装面は、焼付けているとはいえ、まだまだ締まりは甘いので、直接テープをつけたりはしません。マスキングペーパを貼った後、さらにタンカル(炭酸カルシウムフィルム)で覆います。

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本当はこのような方法はあまりやりたくないのですが、ルーフといっぺんに塗装するにはリスクが高すぎるので、分けて作業します。

ねずみ男じゃありませんよ。

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高さが高いので、塗装が大変です。
塗装したら降りて、台を持って移動を繰り返します。


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これも8周りします。踏み台昇降運動だけでも、相当つらいです。

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サタのJet4000HVLP。ベースコートを塗装し終わった時点で、この日は終了です。

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翌朝からクリアーを作業します。

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クリアーは2コートですが、クリアーはスプレーガンを動かすスピードが半分くらいのスピードなので、作業者にはベースコートとは違うストレスを与えます。

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今回のような、大きな塗装物は二人で作業します。
身体的にも一人で行うと、失敗したりトラブルを起こすリスクが高くなりすぎます。

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ルーフの作業が終わったら、大急ぎでボンネットのほうもはがします。
75℃で再び焼き付けて、乾かします。

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車体の塗装が終わりました。ここからは自動車をブースから出して肌調整を兼ねてポリッシング(磨き)作業です。

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もう何もかも黄色いミストだらけです。ここまでで1Lの以上の塗料と20Lの灯油を使っているわけですから。

続きは次回に

2016年3月17日 (木)

ルノーカングーの退色修理

ブログをご覧になった方から入庫のカングー。

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塗装のご用命を頂きました。ありがとうございます。

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日焼けによる塗装肌のトラブルのようです。
チェッキングと呼ばれるトラブルで、引っかきキズのように見えますが、人為的なものではなく塗装膜の経年変化から来るものだと思われます。

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フード全体に何かしらの影響があります。

また今回はバンパーの修理もご依頼いただいておりますので、どんどん分解します。

最近では珍しい逆開きのボンネットフード。かっこいいですが少々マスキングが大変かも。

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フードを開けてバンパーの取り付けを見ると日産の3欠きクリップが入っています。ルノーのディーラーは日産がやっているからか? 最初から日産のショートパーツを使っているのか?
日産とルノーでは部品の相互利用が結構進んでいるみたいで、以前ノートのリアバンパーを外した時にバンパーのエネルギーアブソーバーだかブラケットだかにはルノーのロゴを見たことがあります。

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だったらルノーの部品ももう少し日産で扱えばいいのに。
以前は日産の部品検索システム「FAST」でも見れたという噂を日産部販で聞いた事がありますが、今やねえ 日産部販もねえ・・・ アレだし

まあそれでも最も安く部品を手に入れるのは日産を頼るしかないのですが

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バンパーもちょちょいと

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でもね。バンパーは外すだけでは終わらず、塗装の下準備の為にバラバラにしますのです

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付属品はとことん外します。ここでは時間がかかります。

ライトはボルト2本と勘合でついています。

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○ふたつの部分がそうですが、特に↓は

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横にずらして外せそうですが、プラスチックの工具でこじります。

推奨する工具はこちら

KTCのものがベストバイです。似たものが多くありますがKTCの物が一番長持ちします。

ワイパーアームは硬く固着して外れないケースに、結構な割合で遭遇します。
そんな時はイライラ猛り狂わないで、しゅっと油をひと吹きして

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矢印のところを心臓マッサージよろしく両手で押します。

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カウルトップパネルに当ててキズをつけないように気をつけたり養生したりしてください

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ひたすらダブルアクションサンダーで削り続けます。

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露出した金属素地にはプライマーを塗って、その上から4:1のサフェーサーを塗装します。

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その前にさりげなく溶剤のテストをして、中間層などに問題が無いかチェックします。

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塗装中です。ガンはサタのJET100Bです。広範囲のサフェーサー作業に高価を発揮します。

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焼きあがりました。次回はルーフです。

2015年11月27日 (金)

ルノーのパワーウインドウ修理とナビゲーション修理の話

先日からお預かりしているルノーセニック

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パワーウインドウの修理です

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脱着方法はコチラをクリック。

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これまた変わったカタチでして

しかもドアから出ないし、入りにくい。

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よく見るとコントロールロッド(赤色)がスライダー(緑色)を無視して上側に突き抜けています。つまりスライダは動かずロッドだけが動いている状況。
これではガラスは動きません

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サクサク交換します

これらは10ミリ(対面幅)のナット3個で留まっています
ブラインドリベットの出番はありません

ところで、今日、在庫のバルケッタを見たいとの問い合わせがあり、取り急ぎ洗車など準備を進めていると

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すぐ近い所までいらしていたのに、分からないようで、結局来店することはありませんでした。ナビで来ると言っていましたが

若い女性でも道案内なしで来れたのにそんなに難しいかなあ?
この辺は変に入り組んでいるので、曲がるところを間違えると、かなり分かり辛くなる所もありますが、来れないとは・・・・まあ、面倒くさくなっちゃったんでしょうね。
どっちみち、この手のクルマはお勧めしませんでしたが。

思えば、カーナビもずいぶん様変わりしましたね。

僕の166にもかなりむちゃくちゃな方法でナビをつけていますが
取り付けたときはまだまだHDDナビ最盛期でした。6年近く前でしたからメモリーナビの出始めだったのかな?もう出回ってかな?

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どこに行くのも早い検索スピードでサクサク。DVDナビなんてかったるくて使ってらんねーよと思っていましたが、今やHDDナビはハイエンドくらいで、殆どがメモリーナビに取って代わりました。

それでも地図データはどんどん古くなっていってしまいます。ですので、最近のナビはたいがい地図更新何回付きとか何年無料なんて抱き合わせで売っています。

それが今や、スマホの性能向上と準天頂衛星「みちびき」の登場により、たまに使うくらいならスマホで十分という時代になってしまいました。

なにしろ常に最新の地図ですから、先日の圏央道開通だって普通に道案内に載って来るでしょう。

まあ、エンターテイメント性は難しいですけど。

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ちなみに昨日、2013年製のケンウッドのナビを修理に出したのですが、悪意はありませんが念のため(微かな期待が無いと言えばウソになりますが)販売店の印鑑や購入年月日のない保証書も同梱してメーカーに送りました。

今日、メーカーから連絡があり、故障の説明を受けました。
その後、保証の話になりました。

さて読者のみなさん! ここからが大事なハナシですから参考にしてくださいね。

メーカーの担当氏が言うには、保証書には記載はありませんが、最近のナビは何月何日に初めて通電した日を覚えているそうです。また、走行積算距離も覚えているそうです。
このナビの場合は2013年6月29日ですので、保証修理の対象ではありませんと。

「たまに販売店の印鑑とか偽造した保証書とか送ってくる人とかいるんですよね~」

まあ、気持ちは理解できなくもないですが、いけませんよインチキは。
その手のインチキする方々は割りと浅はかな考えだったりしますからね。

思えば、仲の良い中古車さんからナビつきのクルマが盗まれて、そのクルマが発見された時、警察が一番最初にやったことはナビを外して分解して、どこを走っていたかの解析だそうでしたよ。そして実際にどの変を走っていたかのルートを割り出して・・・
その後は言わずもがな。

2015年10月24日 (土)

へぇ、こんなクルマあったんだ ルノー・セニック

さてさて、面白いクルマのコーナーです

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大変に可愛がられているルノーセニック。なんとも個性的なクルマです

これは本当は磨き屋さんのお客さんですが、だんだん仕事内容が手におえなくなり、MPIに鞍替えです、

リア左のパワーウインドウレギュレーターの交換ですが、種類が出ますので、現物の確認です

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トリムの取り外しはいたって簡単で、4本のビスを外せば、あとはクリップだけのようです

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このクルマのように脱着経験の無いクルマのバラシにはちょっとした勘が必要です

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クリップを覗き込んで外せるものから外します、

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モーターもハーネスの形状も確認できました。

続いて、雨漏りの確認です

リアゲート付近からの水漏れを訴えているそうで、そんな時は・・・

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実車に乗り込んで、放水開始

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どうやらロック付近から漏水しているようです

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こちらもトリムの脱着は簡単ですが、なかなか面白い構造をしています

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外れないと思ったら、表側からビスがあります

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トリムを外すと、これそのものがドアの躯体なんですね

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水は上から来ます

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アウターグリップが悪いようです。

これもウインドウレギュレーターと取り寄せかな?

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それでも愛されているセニックなのでした~

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