ルノー

2019年1月22日 (火)

メガーヌエステート Can-busアダプターのまとめ

先週末に預かったルノーメガーヌエステートGT220

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何しに? 理由はここから続くのです
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/can-bus-ad4f.html

もう、分解の仕方やビス位置などキレイさっぱり忘れてしまい、自分のブログを見ながら、へえ、なるほどねとか言いながら分解します

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約半年近くたってから続きを始めます。
前回は先のブログの通りCan-busアダプターを使ってバックカメラが映るようにします。以前の記事ではCAN信号が、アダプター違いで読むことができず、他社のものなら信号は拾えるかもしれない、的なところでTo be continuedだったのです。

今回はずいぶん間があいてしまいましたが、そのCan-busアダプターが機能するかどうか始めます。

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オーディオに直接差し込んで信号を取るのですが

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別に他社のオーディオを付けるわけではないのですが、リバース信号を取るためだけにアダプターを使うという贅沢仕様。だからコネクターを挿すと純正オーディオが使えなくなるので配線をジャンプします。

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でもまず、接続して信号が来るかテスターで確認します。

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余談ですが、アナログテスターを買い換えました

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デジタルでは当たり前な正逆の6V、30Vが付いていているのと、3V、12V、30Vとなっていて使いやすいのです。

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ちなみに長ーく使ったテスターは

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2.5V、10V、50Vなので、信号を調べる時は少々使いづらかったのですが、ついに壊れてしまったので、Fireです

ハーネスを加工します。基本的に駆動用+12とGND 信号線3本だけです。

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えらいごちゃごちゃなんて言わないでね

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結果は? 良いようですね

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配線もスッキリさせて出来上がり

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こちらもやっと最後の作業ができました。

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晴れて納車です。って半年もかかっちゃったじゃねえかよ

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2018年11月 4日 (日)

カングーのパワステ不良

これも実はちょっと前の作業なのですが、なぜだか今、アップ

パワステの異常を訴えて入庫したカングー。
このクルマもなかなか次々攻撃が止みません。なんとも気の毒な話です

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引き取りに現地に赴くと、なるほど、ポンプからそれなりに異音がしています。

余談ですが、運転していてヴオーンと言うかウオーンというような うなり音はパワステのトラブルです。
一昔前なら、国産車でもよくパワステの高圧ホースのカシメが外れて、大量にパワステフルードを失ってしまい、パワステながら、フルードを送れず、ポンプがウオーン、ウオーンと泣く( ;∀;)トラブルを見ましたが、最近は国産車どころか輸入車でも見なくなりました。

ま、アルファロメオ166では、比較的メジャーナトラブルですが、何か?

さて、オイル漏れしている箇所探しですが、逆ヒンジの影響もあってなかなか探し出せません。上から下からp環捨てのホースを追います

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オイルの垂れている箇所から推測するにこの辺り

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よく見えないので、この立派なマニホールドのブロックのような部品を外します

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すると手元がすっきり。見つかりましたよ。コネクターを外すともうグラグラになっているセンサーがあります

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この配管そのものは右ハンドルにしている影響か、エンジンルーム内をぐるぐる回ってポンプとギアボックスに入っています。もし、センサーがパイプごよ交換となれば大ごとです

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こちら、おそらく圧力センサーでしょう。

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エンジンコンピューターはその時々の条件に応じて燃料の噴射量を調整していて、特にエアコンのコンプレッサーのクラッチが入った瞬間やパワステが末切りして、ポンプに強い圧力がかかった時など、クランクで駆動させているものがエンジンに負荷をかけてしまい、エンストしそうになります。
そんな時にアイドリングを上げて、ストールしないようにする役目です。、

スイッチだけ出ました。よかったー。

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ところが、リフトで上げたときに、私、見てしまったんです

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ラックブーツが切れているのを・・・

さすがにこれは看過できませんので交換します

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先日、お電話で、「ステアリングラックからフルード漏れがあってどのように応急処置したらよいでしょうか?、以前、ブログで直した旨の記事を見たのですが」というお問い合わせをいただいたのですが、タイロッドの奥のシールの交換は一般的な工場では行いません。

僕は書いた覚えがないのですが、ステアリングラックからのオイル漏れ修理は、基本的に専門のリビルド業者が行います。残念ながら僕らは取り外すだけにすぎません

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交換部品は純正品です。デリバリはもちろん日産部品が担当します。
もはや、一般の輸入車の部品商はあまり触手を伸ばしません

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修理が完了しました

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カングーのオーナーは比較的、長く自動車を大事にするイメージが強いですね。

2018年8月 5日 (日)

メガーヌⅢのCAN-bus

で、今回、バックカメラを取り付けるわけですが、テールランプのバックランプがどのように作動しているかは誰も教えてくれません。

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エレクトロタップ、通称亀の子を

かませればリバース信号が取れるかもしれません。しかし、勝手に割り込んで電圧変化を感じたら、CANバスラインの異常を示すウオーニングが出てしまうかもしれません。

そもそも配線内にはデジタル信号付きの12Vしか流れておらず、ランプが点かなくなってしまうかもしれません。それでも危険を冒して配線に割り込みますか?

そういう理由から、今回もCAN-busアダプターを使います。

今回も、と書いたのは以前159でも使ったからです。

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/159-c55f.html

しかしその時はOBD用の16ピンソケットに直に割り込むソケットタイプでしたが、今回は自分でCAN-busの高速低速ラインを見極めて、割り込んで使うタイプです。

メーカーのサイトから情報を拾うと、オーディオ裏側から取るようです。

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ちなみにこのメガーヌ、通常の目線では気が付きませんが、こんな所にOBDⅡコネクターがあるんですねえ。

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で、オーディオパネルの脱着は両脇のパネルを外します。

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基本的に嵌合です。それも強烈に硬い・・・

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さあ、裸になってきましたよ

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オーディオは引っかかりのあるスプリングタイプなので、引き抜くだけです。

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外れましたよ

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ではCANバスラインを目指します。CANbusアダプターはそのボディのCAN信号の流れを見るだけで、配線内にいろいろCAN信号つきの情報が流れている中で、例えばウインカーだったり、リバースだったりの流れを見て、自分のアダプターからリバースの信号を出すのです。ですから車体からは常時12Vとグランドを取っておく必要があります。
あくまで、行き交う信号を見ているだけなのです。

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コマンドには終了信号がセットされているものが多く、ボディコンピューターから例えばパワーウインドウを上げるというボタンが押されたとすると、ボディコンピューターからコマンドが出て、行き先のCANチップで暗号化されたコマンドと共にモーターが動き、ユーザーが希望する場所までウインドウを引き上げたら、終了信号がボディコンピューターに戻っていき、一連の動作が終了する。この所作をただ見ているのがアダプターなのです。見ているだけだからウオーニングも何も関係ないわけです。

アダプターは「あ、今、パーキングブレーキが下りた!」とか、「あ、ウインカーが出た」
などと見て、予め車両の常時電源に接続しているので、自分から12Vを出すのです。それをアリ・・・ いや、バックカメラやナビが信号として捕らえて、作動するのです。

さて今回の設定は?
メーカーのサイトを覗くと・・・ どれどれ
自動車メーカー別ページはこちらhttps://www.interplan.co.jp/products/cars/products/1/0/5/CCA201v2/

車種ごとの中でメガーヌはコチラ
https://www.interplan.co.jp/products/cars/products/1/133

車種も年式もばっちり・・・ と思いきやぜんぜんこの絵の様な風になっていません。

でも気を取り直して灰色と茶色の配線もありますからそれぞれに割り込ませて見ますが

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ライトの電圧を見ると

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12Vが出っ放しで、ライトのスイッチなど関係ありません。

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メーカーに電話して話を伺うと、今まで実際に作業した自動車ではその通りになっていて、年式違いによる仕組みの違いには対応していないと・・・(涙)

がんばっていろいろ試しましたが、うまくいかずもう一度電話してみました。すると、本体内にロータリースイッチがあって、それは指図の通りにしましたと伝えると、指定の位置に動かした後、毎回リセットスイッチを押さないといけないという事を教えてもらいました。

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しかし、正常に動きません。スイッチを設定するとLEDgそれぞれの回数分光ってロータリースイッチの位置の数字の数だけ点滅して知らせてくれます。
CAN-bus線の取り方が悪いのかと
他のルノーのクルマの設定も全て試してみました。

しかし反応しません。ただ、ロータリースイッチの位置によってはライト線に12Vが来たり、パーキングブレーキ線に12Vが来たりと、変わっていきます。
さらにCANbus線コネクターを抜くと、12Vが0になったりなにかしらのアクションが得られます。
と、言うことは、CANbusラインからは何かしら見ているように思われることが見えてきました。
さらにルノー小平のトップ、鈴木さんに電話して線色を聞くとコネクター内のピンアサインを教えてくれました。しかし、CANbus線に間違いないのです。

そこで最後の手段。OBDのコネクタに直に割り込みです。何かしらの情報を拾うだろうと・・・

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結果は残念ながら同じでした。
意を決して、メガーヌエステートのGT220にナビを付けたオーディオ屋さんに電話して尋ねると・・・・

教えてくれませんでした。

しかし、大事な事を教えてくれたと言うか、口を滑らせてしまったというか、メガーヌは種類があって、CANの出方が違うんですよ、と。

かまれたらチャーンス

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つまり、CAN-bus線の選択は間違っていないのですよ、CAN信号のプロトコルが違うのですよ。これは大きなヒントでした。
このCAN-busアダプターは、適合していなかったのです。
おれの1日半返せ~!

ところが、ここに思わぬ救世主が現れます。
通販で部品を販売しているクレアさんです。
http://www.av-interface.com/products/list.php?category_id=72

ダメもとで聞いてみると、電話口に出た方がなかなか詳しい。
「メガーヌ手ごわいですよ。年式によってコネクターなどに種類があります。」
「よく、買ったけど動かなかったという話を聞きます。ウチも2種類用意している」と頼もしいです。

コネクターの画像を送って欲しいとの事で送ると、多分対応できるだろうと思うとの事。
地獄に仏とはまさにこのこと。

ではひとつ売ってください。と言ったら
「現在欠品中で2-3週間後に入荷します。」

待ちますか・・・・

2018年8月 3日 (金)

ルノーメガーヌエステートGT220 リアカメラ取り付け

メガーヌにリアカメラを取り付けます。今回ナビはパナのゴリラですが、バックカメラがご希望でして

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バックカメラは、当たり前ですが、ギアをRに入れたときに映るようリバースの信号を取る必要があります。最近のクルマですから、気をつけてリバースの12Vを取らないといけません。
このメガーヌも例に漏れずCAN通信していますから、バックランプからは取りません。
取れるかもしれませんが、CAN-busに異常を来たすと後が厄介です。ですからリバース信号はCANアダプターと考えていました。それが後々騒動の原因となるのですが・・・

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バックカメラはロケーションさえ考えてしまえば、あとは実践あるのみ

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その配線のルートを考えるのが少々厄介ですが、セオリーがありますので、それに基づいて作業します。

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このジャバラを通すのが少々大変です。

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配線通しのワイヤーを通して

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カメラを取り付けるためにリアガーニッシュを外します。

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左はメインハーネスの入るグロメットですが、右は空いていますので、穴を開けてそこにカメラの線を通します。

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このように。水が入らぬようブチルゴムを入れておきましょう

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配線通しにカメラ線を止めて

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どんどん旅をさせます。

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ジャバラの難関を通します。

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もうここまで来ればもらったも同然。

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後は上手く車内を這わせていけばフロントにたどり着きます。

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配線は一部パネルの外を通りますので、ガムテープで止めておきます。

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このガムテープ、普通のガムテープではないのですよ。
3Mの超強力ガムテープ、クリックすれば分かる高いやつやーん。

例えば自動車の内張りの下、サービスホールシールなどの補修にはもってこい。
様々なところで利用できて便利です。
逆に普通のガムテープの不甲斐なさに呆れてしまいますが。

2018年8月 2日 (木)

ルノーメガーヌのドアスピーカー交換。

先日ご契約頂いたメガーヌですが、

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車検整備も予備検査も終えて登録待ちなのですが

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まだ他の作業がありまして、ナビやバックカメラの取り付けとオーディオの修理です。
ナビ回りは次回に譲って、今回はオーディオ修理です。

ラジオなど音楽を再生していると、左前のドアスピーカーから、かすれたようないがらっぽい音が聞こえてきます。

最近カメラの調子が悪くて困ります。レンズが汚れていないのにこのような感じに・・・

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スピーカーの音が1箇所だけバリバリ言うのはさすがにスピーカーが悪いのが一般的。
しかし初度登録から5年で壊れるかな??

ま、気を取り直していかにも怪しげな(ビスがありそうな)グリップのカバーをはがしにかかりますが恐ろしく硬い。下側にここにマイナスドライバー入れてこじれといわんばかりの穴がありますが、ギタギタにするだけなので、

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外し易そうなところから参ります。
するとこんな感じ

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すっごい硬いなりに壊さず外しました

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あとは、グリップ内にビス3本、ハンドルエスカッションに1本のビス

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下側2本に、↓脇に1本。

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そしてこんな、ドアミラーホールカバーの中に1本あります。

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さてあとはクリップを外すのですが、最近のクルマは例に漏れず強力な硬さです。極悪非道の硬さ。

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根性で外したらあとは簡単。

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なんだかさびしいドア内。サービスホールカバーも最低限な感じ。

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スピーカーの配線の簡単なヤツを作って

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試しに音を出してみると

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ブルートゥース便利なり。Bluetoothと書くべき?

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全く問題ないのでスピーカー交換で対応します。かかってこい!

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一晩経って部品が着ました。もちろん日産部品から。もはやルノーも国産車のよう。

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スピーカーはブラインドリベットで止まっていますから、ドリルでもんで取り外します。

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はい、あとは来た道を戻るだけです。

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そして、元通り楽しいサウンドが出るようになりました。
超ハッピー、スーパーハッピー!

と、ここまでは上手く行っておりましたが・・・
この後、思わぬ落とし穴がぱっくり口を開けて待っていたのですよ

近いうち続編。

2018年7月 9日 (月)

成約御礼 ルノー・メガーヌエステートGT220

もうかなり長い間、プリメーラワゴンの整備をさせていただいていたお客さんが遂に乗り換えです

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/12-057b.html

車種的にはえらく順当な車種ですね。同じエステートモデルでマニュアル6速。
今やルノーもPCDが114.3なので、ホイールの使いまわしもできそうです

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しかし、良くも悪くもメガーヌらしくないというか

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エステートという事で単純に比較できませんが

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新潟に行ってしまった2号、僕は超個性的なリアビューが大好きでした。

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それでもモダンなデザインです。

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Renault sportの文字が誇らしげ。ところで、renault peugeot、どちらもそれで書けます?
Eくんはchevroletをチェブロレットと言い、僕のかつての親方はBenzをベンズって書くのです。どちらも文字にすると何のことやら?と

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シートはレカロのような高ホールド性なシート

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エンジンは2Lのターボ

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以前見たクラウン同様、殆どターボと感じません。すごい下から回っているのだと思います。ただアクセルを強く踏み込んだ時の粗暴な加速はやはり・・・

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ここでもsportの文字が。

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ヨーロッパのメーカーはブランドイメージを大事にしますね。

お買い上げありがとうございました。

2018年6月29日 (金)

カングーのDPO オートマチックトランスミッション修理

今回はATのトラブルです。MPIは比較的カングーの入庫が多いですね。

特に冬場に発生するトラブルだそうで、ATのランプが点灯して3速ホールドになるそうです。だいぶ頻発するようになり入庫と相成りました
以前から同じトラブルが出ていたそうですが、ついに本腰を入れて修理です

以前、診断機で見たときにATのライン圧異常を訴える故障コードをくわえています。

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普通、ATで油圧が上がらないとかのトラブルならポンプですが、最近のクルマは6万キロではさすがに壊れません。また、ポンプなら一度壊れれば、自動車は動きません。
電気的故障と踏み切ってATのコントロール基盤をOHします

今回の特殊部隊のミッションでターゲットとなるのは

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18と19のメインプレッシャーモジュレーションエレクトロバルブとコンバータープレッシャーモジュレーションエレクトロバルブです。カタカナにするとなんだか仰々しいですが、要はソレノイド交換です。

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バンパー、フード゙、ラジエター、コンデンサー(は完全に縁切りしません)を外します。
ATオイルパンを外します。

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これがATの変速をつかさどるコントロールユニットです。

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左右の7つだったかな?のボルトを外して車体から取り外します。

各ソレノイドのコネクターは硬いですが、がんばって外します。

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メインプレートを外し分解していきます。本当はこの段階でそれぞれのソレノイドバルブは交換できますが、せっかくですから洗浄して取り付けます。

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メインプレートを外すとオートマチックの変速を決めるバルブボディがあらわになります。
なんだかキモチ悪いですね。
え? ホルモン屋で見た事がある?

この迷路の中をATフルードが複雑に走り変速をしていくのです。

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左側は変速用のソレノイドです。面白い仕組みです。
よく古くなったクルマやメンテナンスしていないクルマで、運転中に後ろから踵を蹴飛ばされるような変速ショックを感じるのは、この部分が悪いことが多いです。

古~いクルマに同様のトラブルが少ないのは、このソレノイドの変わりに小さいスプリングとチェックボールでコントロールする機械式だったからです。その代わりに古いAT車が走らなくなったときはクラッチがダメになっているので取り外してOHが必要になるのです

ひっくり返してサブボディASSYを外します

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おや?こちらには何か隠れていますね

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よく見るとちっさいフィルターとコンバーターのアンチドレインバルブがあります。

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蜂の巣を分解したような・・・ 

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ひとつずつ部品を洗浄していきます

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プレートもキレイ。

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そもそも結構キレイです。スラッジなどほとんどありません。大事にされてきた証拠です。中古車の良し悪しって結局、どれくらい可愛がられたかだと思います。多少古くても新車から1人のオーナーが心血注いで乗られてきたクルマはこうなんですよ

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さて今回のメインです。

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まだ良く見るとフライス盤の跡が残っているような感じ

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ユニットもキレイになりました。

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これも再び日光を浴びることなくトランスミッションの中に幽閉されるわけです。
長く、元気に動いて欲しいですね。

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AT側のインレット/アウトレットのガスケットも交換します。なんか汚れているように見えるのはアルミ?鋳鉄?の肌なんです。見えないからって・・・

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マニュアルバルブ、ソレノイドの各コネクターを挿してバルブボディCompをボルトで止めたらローラーブレードを取り付けます。

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キレイですね、僕とEくんのつなぎと手は汚れましたが。
僕はこの翌日に塗装作業があるのに・・・

もちろんオイルパンもきれいに

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ATフルードを入れる前にLLCを入れないとエンジンがかけられません。当たり前か

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ATFにはちょっと性能が良いリキモリのATFトップテック1200を使います。

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典型的なATフルード色です

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エンジンをかけてチェックドレインからフルードが出るのを観察します。

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まあ、40℃くらいでほとんど出てこなくなりますからドレンを締めて

ボンネットをつけて試乗です。

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すばらしいのり味です。するーっと、ぬるーっと変速して、フランス車らしさが戻ってきました! 
こりゃいいですね。

少し塗装が焼け始めてますね。長く所有するのはいろいろ大変です。

さて、ポーランド戦は・・・・?

皆さん、眠い目をこすって頑張りましょう

2018年4月25日 (水)

カングーの車載ジャッキ

先日、カングーのパンク修理でお客さんの元に向かいました。

で、現地でタイヤをスペアタイヤに換えたのですが、その際に車載のジャッキを使って交換しました

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タイヤがパンクしているのに無理に走ると再利用できなくなります。
タイヤは表面的には溝や柔軟さなどが重要ですが、構造的にはタイヤの楯の部分、いう所のサイドウオールが大変重要なのです。パンクしたまま走ると底の部分が破壊され、タイヤとして使えなくなるのです。

ところで、この車載ジャッキ

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実によく出来ています。上側、ジャッキポイントのピンチウエルド部分に穴が開いていてジャッキの端っこをひっかけて使います。これなら誰でも間違わずにジャッキを正しい位置にセットできます

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またこの絵ではホイールボルトを回していますが、これでジャッキも回します。このハンドルが実に造りが秀逸でジャッキを回す時に地面に当たらず、回しやすいのです。
日本の自動車メーカーにも見習ってほしい物です。
日本のはあまりにおまけ感が強すぎます

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タイヤは最近換えたばかりなので、バリ山です。そしてしっかりビスが刺さっているではあーりませんか

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抜いてみるとテグスネジ(ドリルねじ)でした。

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パンク修理をしてOKです。違うゴム質を使っているので、ここだけグリップが変わるでしょう(笑)

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2018年3月24日 (土)

カングーのエアコン修理

さて、ちょっとした次々攻撃を受けているカングーな訳ですが、やはりエアコンなのですねえ

エアコンが効かない原因はガス抜けで、なんと大気圧です。
ここまでの経緯はこちらをどうぞ 

スローリークなんて言いますが、何かしらの理由からクーラーガスが僅かに漏れて ひと夏は持つけど1年は持たないみたいな場合。

ゲージを付けるとエアコンを効かせるほどガスは入ってない つまり圧力スイッチが圧力の低下を察知してコンプレッサーの働きを強制的に止めるわけですが 大気圧にまで下がる 、いや抜けるのは完全に漏れがあるのでしょう

前回のリークテスターは高圧側のサービスバルブ付近にそれなりの反応を見せました

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その他に蛍光剤の跡のような物も下廻りから見れました

こちらは国内に部品在庫はなく 微量そうなので様子をみます
と 言うことでサービスバルブのバルブコアを交換します

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バルブコアには何種類か種類があって 今回の物は比較的に欧州車に使われる物です

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専用のリムーバーで外します

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よく見るとパッキンが不自然に変型しながら潰れています
たぶんここから漏れていたのでしょう

新しいバルブコアを入れたら真空引きしてガスを入れます。

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適量は660g。ガスは200g入りですから3本とちょっと。
凄い高性能な充填機を持っていれば量れますが、60gは量れません
1/3は経験で・・・

誰でも1度だけ経験すーるーのよー。

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続いてヒーターなど切り替えや風量調整が付いたコントローラ

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いくら暖かいを選択しても冷たい風しか出ないです

エアコンから冷たい風が出ないから修理で入庫して
暖かい風を選んでも足元に冷たい風しか出ないという
新右衛門さんでは解けないハナシ

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さりげなくトリビアを交えつつ

つまり、エアコンのヒーターの蓋のフラップが動かない訳ですよ

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あ! なんか触った跡がある!
しょうがないなあのび太くんはぁ

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シンピンノユニット~

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これさえあれば暖かい風も冷たい風もでてくるんだよ

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付属の固定ピンでとめて使ってね

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また見てね~

2018年3月22日 (木)

ルノーカングーATFの交換

ちょっとした次々攻撃を受けている最中のカングー

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次々の内容は置いといて、まずはATF交換

カングーのATはおフランスでは有名なAL4とかDP0です。いやDP0でした
悪名高きATで、ぶっ壊れているかのような変速タイミングですが、最初からそうなのかなあ?

AL4は置いといて、DP0は新しい方のATなのでかなり良いように思います。
ちなみにウチのプジョー306はAL4でしょう

とにかくATF交換
行ってみよ!

ATにオイルパンっぽいのは真下に無く、平らな面のドレンを外します

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消極的に出てきます。この時、エンジンは完全な冷間、エンジン停止状態

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1Lくらい抜けたかな? 長く時間が掛かりましたが殆ど出てこなくなりました

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そこに8mmのヘキサゴンをつっこんで

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さらに中のドレンを外すとどばーっと出てきます

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2番目に外したのはオーバーフローチューブ

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こんな組み合わせ。底にオイルパンが無いのでオーバーフローチューブも長いです。

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たくさん出てきました

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ほぼ3L。抜けた量を確認することは大事な事で健康状態や次に入れる指針になります

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突撃ラッパを取り付けます

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全部入れたったわ

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エンジンをかけてATFを温めます。

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60℃まで上げて、一度ドレンを外します。出てきた分が異様に少なかったり出てこないようなら、温度が下がった後、500ccのATFを足します。

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ATFは多いとキャビテーションで壊れます。少なければ油温が上がって壊れます。
作業は専門の知識を有した整備工場で行うようにしてください。

試乗すると本当にすばらしいギアシフトになりました、静かでショックレスでサイコーです。

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