メルセデス

メルセデス

2019年1月31日 (木)

いにしえの機械たち

今日は塗装もそこそこに午後から、おじいちゃんメカニックのN島さんちの工場に出向きました

目的は124の診断機でのエラーコード探しです。もう故障ありきで診断機ではなく、診断機をかけて原因を特定しようという魂胆みたいですね

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うわあ、久しぶりの124.。いいですねえ!バガンディーカラー。よく塗ったなあ。
MPI作った頃はかなりの数やりましたが、今や、見ることすら珍しくなりました。みーんなドバイに行ってしまいました。

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4発のエンジンです。アイドリングがスムーズでなく、もう一つ元気がない感じ

で、OBD。この当時のダイアグシステムはこんな。ハスの花みたい

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なんと、このようにバナナプラグを挿して信号を拾うのです。

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これまたいにしえのX431。エポックメイキングな機械ですが、僕のX431は壊れてしまったので、借りてきた機械で診断します

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うわ、ナツカシイ画面が出てきました。4年ぶりに見ます。

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しかし、もう今のX431PROですら長く使って次世代機になっているのに、はるかに大時代的というか、なんと言うか・・・

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DM(ダイアグノーシスメモリー)を選んで以下のようなメッセージ。ちなみにエンジンは8番か14番だそうで

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しかし、指示通りに作業してもなんだかうまく行きません。

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そうそうに諦めて、原理原則から見ていきます。まずは、よい圧縮、よい点火、よい混合気。まずは火花から見ようじゃありませんか(笑)

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じゃあ、1番のコードを外してプラグをつけて、タペットカバーのボルトに向けて
「はい、キー回して~」

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次の瞬間

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さて、ついでにバックゲートのアブソーバー。国産車はヒンジやゲートに直接アブソーバーが付いていますが、このクルマは高級車なので、外から見えません。内側に仕込んであるのです。それゆえ、交換はかなり大変。おじいちゃん一人じゃあ大変なので、作業を手伝います。

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天張りを外して骨の中にあるのですが、実にがっちりピンが入っています。後端の四角いプレートみたいなのが見えますが、これがピンになっているのです。そりゃもう硬いったら。

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前側はヒンジの付け根にスライドピンがあって、狭くてそれこそ交換するのが超大変
しかも、なぜかピンが入らないと思ったら、バリが出ていてピンが普通に入らないでやんの。おお、社外品あるある。

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僕は自分の仕事ではないので、気は楽ですが、大変だなあ、この仕事。

でもここのすごいところは何でも一人でやっちゃうバイタリティです

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ボディからエンジンからなんでもやっちゃうんだもん。御年77歳が一人で!
すごすぎるわ

2018年1月20日 (土)

メルセデスCクラスセダンの車検整備

メルセデスW203の修理です

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滅多に見ないボディカラーですが、一般的なのでしょうか?
なかなか良い趣味だと思いますが、いかがでしょう?

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いわゆる203045、C200コンプレッサーですね。SLKなどにも乗る定評のあるエンジンです

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先代のW202は以前にも書きましたが、個人的には名車だと思っています、このW203はいかがでしょう? 大変によく売れてCクラスをかなり身近にしたクルマだと思います。

かつて僕がMPIを作った平成9年当時、近くにある輸入車ディーラーといえば、ヤナセ所沢、BMW所沢、ジャガーくらいで、街中で輸入車を見る事は少なく、それなりに輸入車を扱う中古車店はありましたが、っまだ輸入車を扱う整備工場は少なかったです。そんな中、輸入車に乗るのはかなりな自動車好きでした。それが今では、シトロエンやロータス、ボルボにルノー、アウディにちょっと離れればポルシェだってあります。
ずいぶんと変わったものです。
輸入車=高い、お金がかかるそんなイメージが先行していたのでしょう。
でも、このW203やEクラスのW210などの登場によりかなり身近になりました。

しかし、時間の流れと共にメルセデスらしく、定番のトラブルがよくみられるようになり、このクルマも例外ではないようです

ユーザーからの訴えでは、走って止まる時にストールすることがあるほか、アイドリングが不安定になることがある用で、チェックランプも点灯しています。

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診断機にはやはり、エアフロ及びスロットルバルブの不良を訴えるコードがあります。これも定番です。エアフロはホットワイヤー式で、髪の毛のように細いワイヤーに電気を通して、吸気の風が当たる事で温度が下がり、その温度を安定させる為により高い電圧を与え、その電圧値により、どれだけの空気を吸い込んだかECUに訴える装置です。

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これは修理が必要になります。

もう一つはエアコンです。
W203はエアコンの風を分けるフラップをエンジンをかけた際に動かすのですが、その際にデルリン製とおぼしきギアが欠けてものすごい異音を出すようになるのも有名なハナシです。

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既に殺してあるのか(そのフラップモーターの配線を抜いてしまう)足元に出すのを分けるフラップモーターが固着していると出ます。

さて、他にもATFの交換、エンジンオイルの交換など、ベーシックな作業もあります。

ATFはラジエターの故障により内部でつながってしまい、ATにLLC、エンジンにATFが行ってしまうトラブルも結構見るトラブルです。
これでATが壊れるのを何回か見たことがあります。

そんなこんなで作業をします。

2017年11月 8日 (水)

メルセデスW202 ガラガラ音

メルセデスベンツのCクラスの傑作、W202
12ヶ月点検でお預かりしましたが、どうもガラガラうるさいのです

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このメルセデスで、タイミングチェーンの張りを調整するチェーンテンショナーは油圧で動いている為に、古くなってケースなどにぶつかるのか、結構がらがら言うクルマが多いですが、絶えずガラガラ言っていると、トラブルを抱えていることがあります。

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さっそくEくんが指摘したのはウオーターポンプ。早速部品を取り寄せてみます


タイミングチェーンを使っているクルマはたいがいウオーターポンプはファンベルトで駆動しています。アルファのようにタイミングベルトを使っているクルマはタイミングベルトで駆動するケースが多いです。

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で、さっそくプーリーを外して

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取り外します。

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スクリュー部分を持って、ねじるとがたっと動きます。軸受け、つまりベアリングのボールが磨耗してガタが出始めているのです。

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ウオーターポンプに限らず、自動車の殆どの回転部分にはベアリングが使われています。
ベアリングもやがては磨耗しますので、その際には交換が必要になります。

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そうしてアップデートする度に自動車はより完全なカタチでユーザーに使ってもらえるのです。またユーザーは時々に応じてメンテナンスに出したり、異音や異常がないか常日頃から感じていただけると助かるのです。

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こうして車齢が20年を越すクルマでも立派に走っています。

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日本の自動車税制は本当に、古い自動車には手厳しい国ですから困りますね。

2017年9月 5日 (火)

メルセデスのリモコンキーの修理

先日、デパートの駐車場で忽然とキーレスキーが沈黙してしまったW202のメルセデスが入庫しました

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お客さんから電話があって、立体駐車場に駐車してから買い物をして、帰ろうと思ったらカギが反応しない。どうやら電子キーの故障のようです。JAF来てキーのバッテリーを変えるもどうにもならないとのこと。
じゃあ、しょうがないから牽引してもらったらいかがですか?と聞いたら立体駐車場で牽引すると、上側がつっかえてしまうとか

イメージとしてはこんな感じの駐車場

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で、僕は家にサブキーを取りに帰ってはいかがですか?とアドバイスすると、JAFのクルマに皆さんで乗って帰って、カギを持って再度クルマへ乗っけていってもらって、サブキーでめでたくエンジン始動と

早速工場に入庫して点検します。

しかし、クルマが古すぎてウチじゃこのクルマのEZSは見れません。

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で、ヤナセのT課長に話しを伺うと、この場合車両のEZS本体の交換もありうると言われてしまいました。まあ、カギだけだと思いますが、万一、カギを頼んでカギだけで済まないと10万円台後半の費用がかかります。
そもそも、僕らでは基本的に、カギは発注できません(できないわけではないけど、大変すぎる)からお客さんに直接ディーラーに行ってもらうようになってしまいます。

このクルマ、新車からのワンオーナーで、キーレスキーは2本、エマージェンシーキー(ペラペラのカギのカタチだけのやつ)と全部揃っていますが、キーレスキーの1本は今回完全に壊れてしまい、もう1本は以前、洗濯機で洗濯してから調子が悪く、ロックの施錠、解錠ができないそうです。

便宜上、1本目のキーを「洗濯」 2本目のキーを「ぶっ壊れ」と呼びます。
洗濯はロックはできないが、イモビライザーは生きている。ぶっ壊れはイモビが死んでいるが、各ボタンの信号は出している

と言うことは2本をうまくミックスすればいけんじゃんね?と

早速キーレスキーの基盤を引っ張り出します。これがドイツ車らしく引っ張り出すのにコツが要ります

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なにしろちっちゃいんじゃー(千鳥のノブ風)

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まずはスイッチの抵抗を見ます。上下の矢印にテスターを当てて、ボタンを押します。ぶっ壊れは抵抗値が下がり導通が見れますが、洗濯は針が動きません

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毎度同じようなものが基盤に並びます。チップコンデンサーにアナデジコンバーター、スイッチしたのはコイルかな?自動車というのはノイズだらけなんですね

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ハンダゴテではがします。
超ちっちゃ

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このようになくなりました

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続いてぶっ壊れのスイッチを剥がして移植します。こちらは丁寧に。

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おっさん頑張る図

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このルーペめがねをしてると手元のピントしか合わないので、ちょっとでも遠くを見るとギルの笛を吹かれたキカイダ-のようになってしまうのです

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古・・・・・

さて、先に洗濯の基盤にハンダを少し盛ってからスイッチを取り付けます。

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ドナー。

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ああ、完成した写真これしかなかったかな?

うまく作動するようになりました!
1つのカギは犠牲になりましたが、使えるカギがひとつできました。

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どーですか? みなさーん

2017年9月 1日 (金)

今年も水害車

先日のゲリラ豪雨で入庫したW211メルセデス。エンジンは完全に不動です。
スターターモーターが一瞬カチッとドライブピニオンが飛び出してクランキングしようとするのですがクランキングは全くしません。

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ユーザーから前の軽自動車が行けたので、続いて入水したらストールした。決して深くは無かったとの談話でしたが

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結構上まで来ています。ホーンの左横がエアの取り入れ口。ちなみに左右にあります。
もちろん、エアクリーナーも左右にありますが、スロットルボディは1つです

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で、分解を進めて行くと

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エンジンの一番上に見えるのがME(モーターエレクトロニクス)つまりエンジンのECU

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エンジンカバーが発案されてから、エンジンのデザインが自由になって、カバーを外すとこんなにごちゃごちゃしているのですね

エアクリーナーはびっちょり。あーあ

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エアクリーナーケースに水が溜まってます

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診断機を接続するとそれなりにDTCが出ますが、エンジンECU にはアクセスできません。
その他のトラブルにはアクセスできますが、CAN信号のトラブルが多く、MEからCAN信号が発せられていない様子です

おそらくシリンダー内に水が入ったのを圧縮しようとした為、スターターに強力な付加がかかり、高電流がどこかに流れECMを攻撃したと考えました。

そこで、ECMをあけて内部を点検しましたが、想像よりはるかにIC化が進んでいます。こりゃサージ電流に弱いだろ。見慣れたイタ車のとはずいぶん違います。

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さらに不動の原因を突き止めます

内視鏡を使ってシリンダー内を見ます

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プラグホールを抜けてその先に見えるものは?

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ピストントップにあってはならない水を発見

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画像ではわかり難いですが、端っこにはまだ水分の残りがあります。当然どれだけの量の水が入っていたかは分かりませんが水を吸った事実は確定されました。

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本日アジャスターがやってきて全損となりまして、僕はタダ働きしたのでした。
保険会社の指定工場バンザイ。


ちなみに水害車でナンバーがこうして曲がっていると結構な水の中に入った証になりますね。

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2016年12月24日 (土)

メルセデスベンツCLSのウインドウレギュレーター交換手順

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世の中じゃあ3連休ですが、こっちは連休どころじゃありません。
昨日も今日も普通に仕事です。家の掃除を手伝えとお嫁さんがブーブー文句を言っております。サービス業の宿命です。

今回は割りと最近右側のウインドウレギュレーターの交換を行った、メルセデスのW219
CLS、今回は運転席側、即ち左側のレギュレーター交換です。

交換は当然トリムを外して行うのですが、トリムは下側のカバーから外します

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この下側の物入れ部分のバックプレートを外して、ドアの開閉の際に握るグリップ部分の後ろのパネルを外します

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下側に2つのツメで止まっていて、その勘合を外して下に引き下げます

ボルト穴が2つ見えてきます

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その後前側のカバーを外して

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ここにも1本ビスがあります

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後は後ろ側の2つのカバーを外したら、残る葉クリップだけなのでバリバリっと剥がしてください

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フロントドアコントロールユニットが出てきますので、コネクターをサクサク外します。
その後ECU本体も外します。左右のぶすっと刺さっている部分をつまみながら引き抜きます。
さらにその後はウオータープルーフシール(サービスホールカバーなど呼称はさまざま)を丁寧に引き剥がしたら

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ここで一息。ここまでは手順がわかれば10分もかかりません

レギュレーターを引き出すのにこのブレースがジャマなので取り外します。

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レギュレーターを外します。上下4箇所で止まっています

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新しいレギュレーターにモーターを付け替えて戻せば出来上がり。

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ただ・・・・ ここまでは簡単です。ですがサッシュのない分調整には時間がかかります。
まずはおおよその位置を内装をつけないで位置決めします。
上下左右をバランスよく調整します。国産車と違いただ組み付ければいいというものではありません。また、部品の精度や出来が大きくモノを言いますから、可能な限り純正日をお勧めします。
時々、部品を持ち込んでなどという方をお見受けいたしますが、度々書いていますがMPIでは、僕が許可しない限りは、部品の持込をしての修理は引き受けておりません。

くどいようですが、このように部品を取り付け、即完成とはならないのが輸入車です。

おおよその位置調整ができたら、トリムをくっつけて作業します。でないとハーネス類が取り付けできず、微調整ができないのです。

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出来上がったらエラーコードを消して納車です。

2016年10月11日 (火)

Cクラス(W202)の車検

W202

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往年の名車です。

W140のSクラスと同じようなカオをしていて、先代の190(W201)とは圧倒的な車格の違いを見せ付け、レースシーンではDTMでアルファロメオ155の好敵手を演じ、2Lから4.3Lまでのモデルバリエーションをラインナップした一大傑作車の誉れ高いベストセラーです。

しかし生産から20年近く経つといろいろ くたびれてくるようで、今回の整備でも結構いろいろ整備しました

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やっぱりエアマス。いまやちゃんとした商品を探してくるほうが難しいほど中国製が出回りました。とてつもなく短命ですから、買わないほうが良いですよ

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あー、あとラックエンド(呼び名が懐かしい)

そんな中、最も僕を慌てさせたのは、納車当日・・・

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ウインカーのカバーがいつの間にかすごいことに!

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どこかに行ってしまったようなんです。
理由はともあれ、このまま納車はできません。


今回はヤナセのT課長のお力添えにより、本当に助かりました
久喜ではありますが、部品を当日中に手配できました

部品を待つ間にスパナマークのリセットなど行います

もう、殆ど使わなくなりましたふるい38ピンのダイアグ

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38ピンもありながら自力で診断できず、100Vのアダプターを使います

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うまい具合にトラブルシュートもできて、良かったです。

お客さまのリクエストにも応えられたように思います。

2016年7月 8日 (金)

メルセデスW219 CLSのドアトリム脱着

先日お預かりしたW219CLS

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助手席の窓を下げるとぎゅ~って結構な大きさの異音が出ます。
お客さんはウインドウのパッキン(水切りやランチャンネル)を疑っていましたが、窓を押したり引いたりして当たりを変えても、全く音が変わらないので、僕は可動部分をハナから疑っていました。

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ドアトリムの脱着ですが、全くビスやボルトが見えません。どこに止まっているのでしょう

この様になっています。

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まず白い←、ここはここ10数年のメルセデスでよく見るトリムカバーで、 ココを開けないとミラーも外すことができません。ここを外すとドアのボディコンピューターがあります。

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まあ、緑の←は言われなくても見えてますが、赤と黄色の↑は最近メルセデスを触らないせいか、新鮮ですね。

まずドアポケット内のエンクロージャーカバーのようなトリムカバーを外します、その後ドアを開けるときにつかむグリップ部分の後ろのプレートを外す為のツメが出てきます。

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そのツメを外してプレートを外せばボルト2つが出てきます。

今回のように脱着経験がない、または忘れてしまった場合は、ハズせることが出来る部品からクリップを外します。国産車やドイツ車は巧妙に部品が止められていますから、壊さないよう注意しましょう

サービスホールカバーというかウオータープルーフシールの状態になりました。
左上にボディコンピューターが見えますね。

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丁寧に剥がして、ボディコンピューターASSYを取り外します。
上側が硬い嵌合ですので、取り付け部分を折らないように気をつけます。
冬場には本当に気をつけないと折れます。

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ちなみにボディコンピューターを外して作業するので、診断機によるエラーコードの消去が必要になります。

パワーウインドウの可動部分があらわになりました。

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ウインドウを外しても下げると「ぎゅ~って」音が出ますのでレギュレーターが駄目なようですね。相当前の記事にもありますが、ポルシェのPWレギュレーターで痛い目にあっていますから、純正品での交換になります。もちろん大安売りの社外品もあるとは思いますが、PWレギュレーターのような部品は純正品が良いですね。この手の部品は青梅のICSの川島さんに注文でーす

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ちなみに関係ありませんが今日はヤナセ所沢に行きましたよ

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キレイなとこですね。

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何しに行ったと思います??
W219の部品発注? いやいや、コーディングなどの依頼? いやいや

正解はETCのセットアップです(笑)
富永課長、いつもお世話になっております(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

今日、例のスバルフォレスターの納車だったので、所沢陸運支局で登録をかけて
そのまま納車に行く途中で、セットアップしてもらったのでした。


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それでは良い週末を~ と言っても僕は仕事ですけどね

2015年12月17日 (木)

W203メルセデスCクラスの車検

今日は寒かったですね。
午前中は結構雨が降ったり

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♪そらぁ~と君とのあーいだーにはぁ~ 今日も冷たい雨ぇがー降るぅ♪

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降るか晴れるかどっちかにせい!

まあ、どうでもいいか。
もうずいぶん前ですが、自動車雑誌で一般的なサラリーマンは輸入車のどの車種までなら維持できるか?なんて記事を見た覚えがあります。

結果はどうだったかまでは思い出せませんが、それほど費用がかかるイメージがある輸入車。でも楽しい輸入車ライフは自分で出来る作業はDIYで作業するのがいいかもしれません

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今回はその良い例です。
このクルマはオーナー自らエンジンオイルを交換し、基本的なメンテナンスは自分で行うユーザーのクルマです。

そのため8Lにも及ぶエンジンオイルとオイルフィルターの交換を省き、エアコンフィルターもワイパーブレードも交換済み。

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エンジンオイルフィルターは比較的交換しやすい場所にあります。

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ブレーキパッドの状態もまずます。

ですから今回は基本的な24ヶ月点検整備とATFの交換とブレーキフルードの交換です。

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多少のエンジンオイルのにじみはありますが、今回は整備をしません。


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ATFを抜いて。

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オイルパンを外して

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さすがにまっくろですね。ホントはATFは赤いんですよ。

ちなみにW203はラジエターと一体のATFクーラーがありまして、ラジエター内で隔壁が壊れるのか?エンジンにATFが、ATにLLCが行ってしまい、ATが壊れるというトラブルを時々聞きます。恐ろしいトラブルです。

他にもエアコンの吹き出し口を変えるモーターのピニオンギアが割れて不快な異音を、エンジンをかけるたびに聞くというトラブルも有名です。

メルセデスはお決まりのステアリングアングルセンサー、エアマスセンサー、O2センサー、クランク角センサーと危険なニオイがプンプンします。

まあ、全部付き合いますと結構な額を払うハメになりますから、要はクルマとどう向き合っていくか?でしょうね。



毎度おなじみフィルターつけて

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オイルパンもキレイにして

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ATFを補充します。

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続いてブレーキフルード

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もうほとんど国産車と変わらない整備と費用ですね

最後に診断機を取り付けてオイルメンテナンスやサービスリマインダーをリセットして出来上がり。

あ、ATのゲージを入れるサービスホールのロックピンの交換も忘れずに。

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納車時にいろいろ頂いてしまいました。自家製たくあん美味しかったですよ。
ありがとうございました。

2015年11月30日 (月)

さよならメルセデス

今までずいぶん販売したW202型メルセデスベンツCクラス。
僕はこのクルマ大好きなんですよ(o^-^o)

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お客さんがご高齢になり、先日の軽自動車に乗り換えて頂いた為に下取りに出ました。
代車にしようか、販売しようか悩みましたが、オークションで業販としました

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このW202の先代W201型190E

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いわゆる小ベンツですが、これはあまり僕は好きではなかったのですが

W202は右ハンドルも左ハンドルも、広いトランクルーム、小さいながらメルセデスらしい外装、故障も少なく名作中の名作だと今も思っています

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本当にエントリーモデルとしては最高でした。200km近い超高速で走れる上に、強いトーインセッティングにより強力な高速安定性が実現し、さらにメルセデスのお家芸ダブルウイッシュボーンサスと相まって、世のお父さん方から「高速でもすごく安定してさすがベンツだよな」を欲しいがままにして、2000ccからAMGの5.4Lまでラインナップするバリエーションまですばらしすぎます

W202のお客さんもついにあと一台きりになってしまいました。

でも面白いのがブレーメンで生産され、日本で初めて登録したのが1999年5月
それから16年と半年。日本の道を走り回ったわけですが、あくまで予想ですが、落札したお店はたぶん輸出を生業としているお店と思いますので、船で海外に渡り第二の人生、いや車生が始まるかもしれません。 名義変更された車検証が来ればどうなったか分かります。

ところで、輸出のお店が多いイメージといえば、本日Ju東京に午後から出かけました

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Ju東京は名前の割りに埼玉県越谷市にあります。一路外環で、草加インターへ

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何しにyouはJuへ? 
実はこのたび、Juの正規組合員になったのです。
そのために、お偉い方々にご挨拶もかねていきました

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組合員になると、封印代行やディーラーナンバー(市役所のとは違う赤枠の仮ナンバー)が使えるようになったり、いろいろできます。

じぶんでMPIは中古車屋ではなく整備工場だと言っている割には、どんどん中古車屋化しているように思いますが・・・・ 
いえいえ、やはり販売は上手じゃありませんよ

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何か今後に生かせるようになれるといいですね。

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