God save the MPI
このところ、サーブの作業は完全に停滞していました。
原因はオーディオです。
Bluetoothの無いオーディオで、iPhone7のiTunesを鳴らす方法です。
古いオーディオが厄介なのか、新しいデジタルオーディオが厄介なのか知りませんが、アナログ信号は、主にライン出力。RCA端子と呼ばれる昔からある赤、白のものです。
それからミニジャックと呼ばれる主にイヤホンなどから出力される信号です。
これらアナログ信号はどれで鳴らしても大抵どうにか音が出たものでしたが、デジタルオーディオプレーヤーの登場により、再生はファイル形式によって音が出たり、画像が見れたり様々になったと同時に、ファイル形式に対応していなければ、ほぼ絶対音が出なくなりました。
端子もUSBが主流で、主にMP3オーディオなんかであれば、大体のオーディオで再生可能だったりするようです。
ところがiTunesやWalkmanなどはファイル形式が違うのか、普通にライトニングケーブルからUSBに挿しただけでは再生ができないものがあります。
昔の僕なら「無理っす」と言っていたと思いますが、あたくし、弱冠50歳にして、お客さんのHさんからストリーミングサービスを教えて頂いてから、スマホの重要性に気が付いてしまいました。
やはり、スマホを接続できないのはよろしくないと・・・
オーディオ各社は昔のDOCケーブルまでは一生懸命開発していた感がありますが、やっと対応したと思ったらライトニングケーブルになってしまい、同時にBluetooth一辺倒になりました。
そうです、Bluetoothがあれば、なんにも困らないのです。
では、そのライトニングケーブルが出る前、しかもイヤホン入力を持たないオーディオはどうなってしまうのでしょう?
今回、苦労したのは、サーブの2008年製の三菱電機製のナビで、外部入力はRCAのみ。オプションでUSBおよびDOCコネクター接続キットが用意されています。
ここでiPhoneを使うには?
1.オプションのUSBを使う
2.RCA入力を使う
1.は、DOCケーブル時代のApple製品に対応しているのは間違いありませんが、第4世代(言い方が古いですね)より先には対応せず、ライトニングケーブルからUSB変換では音が出ないようです
ではイヤホンのミニジャックからUSBに変換するものはどうでしょう?
イヤホンから出てくるのは音の信号ですからファイルではありません。事実上のアナログ信号です。
ところが、iPhone7はイヤホンジャックを持たないようなので、
これを付けてから、上のUSB変換にドンと言うことに? 本当に音は出るのでしょうか??
で、長~くいろいろ考えたり、探したりした結果、コレを見つけました。
完全なデジアナ変換機のようです。
早速アマゾンで頼むとすぐに来ました。
そうそうこれこれ。欲しかったのは!
ただこの商品。探すのも苦労しましたが、箱は薄汚れて長期在庫のニオイがプンプンします。全く日本語のガイダンスもなく、「山の向こうにUFOが落ちて行くのを見たんだ!」までは読みました。
ACCとGNDが必要なようなので、はんだ付けしてくっつけましたら
これがデジアナ変換部分のようですね。充電も一緒に行ってくれます。正に僕が望んでいた一台。
どきどきで、接続してみます。
お、充電し始めた!
早速再生するとちゃんと音も出ました♪
となると、さっそくデカい音で視聴します。イコライザーはプリセットのROCKモードです。見事なまでのドンシャリなサウンドです。
RainbowのI surrenderを再生します。あ、デジタルなサウンドですねぇ。
ではこれと対比してみましょう。
さすがにアナログCDでは音圧が低く、また各楽器の音の分離はデジタルサウンドにはかないませんが、リッチーのシェクターのピックアップ+フルドライブのマーシャルサウンドの繊細な部分はアナログCDに軍配が上がるように思います。
ああ、うまく行って良かったなあ