ポルシェ

ポルシェ

2019年3月 6日 (水)

自己責任と言うけれど

なぜかまたまた更新

こちらはメインブログじゃないので、本編はコチラ
http://messiah208.cocolog-nifty.com/

をどうぞ。この旧ブログは気まぐれに更新したりするのです

向こうのブログで紹介中だったポルシェ996。塗装の為にミラーを外します

まずはドアトリムを取り外し

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お約束のドアのグリップを外します。この方法は本当に多くのメーカーが採用しています

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+のビスが見えますね
インサイドハンドルを引くともう一本見えます

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ボルトは長いので疲れます

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ふと、気が付いたのですが、別に内装を取り外す必要ないじゃん。
イタリア車や日本車で慣れると、すぐにドアトリムを外したくなりますが、ドイツ車はむしろドアトリムを外す方が少なかったりします。

かくいうポルシェも964や930などはトリムを外しますが、メルセデスやBMWなどはまず外しません

経験が長くなると内装部品がクリップで止まっているか、差し込みなど嵌合ではまっているかわかるものです。特にポルシェなど高級車は、比較的良いプラスチック素材を使っていることが多いので、割れにくいです。

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ミラーカバーを外すと

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コネクターソケットとボルトが出てきますので、これで外すことができます。

ところで、自動車はやがては経年変化によりあちこち痛んでいきます

自動車はいずれかの形で、メンテナンスが必要なのです。
それは、お金を出して僕らのような整備工場に依頼するか、自分でやるかのどちらかです。
ちなみにどちらもしないクルマもあります。そういったクルマも、中古車市場には流通しますが、なるべくそういったタマを掴まないように注意しないといけません。

特に輸入車は必ず壊れます。なるべく出費は抑えたい。その心情は理解できます。
だから、自分で作業する手順を、ネットで探したり、症状を探したりします。
僕のブログも、そういったサンデーメカニックにも解りやすいように、出稿しているつもりです。

で、よく、他人のブログに自己責任なんて言葉をよく見ますが、僕のブログでも基本的に自己責任と言う立ち位置は変わりません

しかし、僕が思う自己責任とは、
部品をネットで買って、さあ自分で始めるぜ。
ネットで手順はばっちり

そして作業を開始し始めましたが、どうもうまくできない、あるいは故障してしまったようだ

そうなった時に、MPIを頼らないでくださいと。
最後まで頑張って完結してほしいのです。

それが僕の言う「自己責任」です。
最初から自己責任でスタ-トするのからには最後まで責任をもって作業してくださいと

僕はそれがサンデーメカニック魂だと思っています。






2019年2月 2日 (土)

Crest of honor

先日塗装した、ポルシェですが塗装が仕上がったら最後にオーナメントを取り付けます。

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ポルシェクレストと呼ばれるエンブレム。セットで2万何がし。
ベースラバーと取り付けナットも入っています。オーナーシップとしては大事なものです

しかし!毎回そうなのですが、このベースラバーがなぜか寸足らず。
しかもかなり寸足らず。
これはひん伸ばすしか方法がありません。

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炙ります。一人では引っ張ている画像が撮れませんが、何度も伸ばしてはフィッティングを見ます。

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かんしゃくを起こさず何度も地道にやればやがて良い感じになってきます。

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うまく行けば置いて様子を見ます

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こんな感じ。でもやがてもとに戻っちゃうんじゃないかなあ?

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しかし、ポルシェも馬なんですね。シュトゥッツガルトのマークだとか

2019年1月30日 (水)

ポルシェ911カレラ アークティスシルバーの塗装

先日成約頂いた996、ボンネットがあまり良い出来でなかったので、塗装することになりました。さすがに飛び石がね~。 せっかく買って頂いたのだから、MPIらしいクルマにしましょう

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色合わせをしていきます。

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違和感がでませんように。

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では塗装していきましょう。この時期は温度が低くシルバーの塗装はしやすいのですが

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なにしろこの時期、温度が低すぎ~

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塗装物は何もしなければこの温度。塗装が始まる頃には15度くらいに上げます。

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同じく塗料もこんな温度。

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スプレーガンも冷たい。塗料も温度が低い為に硬くて、なかなか入っていきません

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そろそろガンも5500買おうかな?と検討中です。ただ今回はOノズルとIノズルを選ばなければなりません。やぱりOノズルなのかなあ?

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今回のデータはこの色見本と共に手放されるまで保管され、いつでも塗装に応用できるようにします。

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1回目の塗り始め。スタンドックスの溶剤ラインはシルバーの隠ぺい力が悪く、かなりの回数を塗りこみます。また染まるまで縦に吹いた後は横方向にとクロスに吹いていきます。

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元ネタ400g、シンナー200g合わせて600gを吹いてベースコートは完了

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しっとりシルキーな感じ。メタリックはどこまでも均一な並びです

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そして2度のクリアーコート。かわいがってもらえるように真心こめて塗装しました

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やはりドイツ車にはシルバーが合いますね。

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あとはポリッシングと新しいオーナメントをつけて出来上り

2019年1月18日 (金)

挑戦してくるクルマ

先日、所沢自動車検査登録事務所(以下 所沢陸運局)に、成約いただいたポルシェの登録に行く道すがら、思わぬクルマを見ました、

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ヌヴォラホワイトの後期166。しかも希少なTIです。
思わず、セブンイレブンと本屋さんの駐車場だったのですが、この為だけに寄り道してしまいました。オーナーの方には会えずじまいでしたが、どんな方だったのでしょう?

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以前サンバイザーのリクエストで、僕がいないときに工場にいらした方でしょうか?
もし御覧でしたらfwjd0867@mb.infoweb.ne.jpに是非メールください。

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陸運局はお昼休みなので、空いた時間で所沢市役所の最上階のレストランでおひるごはんを食べます。

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眺望は最高です。しかし・・・

食べたのは掟破りの持ち込み弁当&勝手にもらった狭山茶

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お昼も食べて陸運局に戻ります。

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午後イチから華麗に登録開始です。
なんの問題もなく登録して最後のリアナンバーに封印を入れて登録は終了

となるはずでした。

車体番号を確認する段になって、なんと車体番号が書いてあるフロントフードを開けようとしたら

開かないんです。

以前にも書きましたが、電磁弁で開閉を行いますので、スイッチで開かないとなると、大変な事になる近未来がやって来ることになります。

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一度所沢ナンバーに変更しましたが、元の神奈川県のナンバーに戻して、再封印して、ここまでの登録を一度無き物にして、開くようにしてから再度登録に来てください。とナンバーセンターの偉い感じの方に言われましたが、偉い感じの方の横にいた若い人が

「どのみち車体番号を確認できないから、再封印もできませんよ」と船場吉兆の女将よろしく、こそこそっと耳打ちします。

結局、陸運局本体に行ってら、メカニック連れてきてここ(陸運局内)で直したら?と。「いや、僕がメカニックですが」 残念な問答。

結局、狭山ポルシェセンターに電話して、エマジェンシーリリース装置がないか聞きました。ここはいつも対応が丁寧で本当に助かります。

すると、右のフロントタイヤを外して、タイヤハウスのライナーを外すと、ライト裏にリリースワイアーがあると教えてもらいました。

工場の相方に必要な工具を持ってきてもらうように伝えて、僕は社内に戻り一人でネットを見ていると。

バッテリーが上がってしまった時のエンジン始動方をぼんやり見ていると、ふと電圧が低くて動かないのでは?と

おもむろにエンジンをかけて少ししてから、リリーススイッチを押すと、ボンと音と共にロックが解除されました。
結局、バッテリーが弱くなってしまったのが原因のようでした

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晴れて所沢ナンバーを取得し、かえってきました

車体番号はここをみるのですねー

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マセラティとある意味似たような位置にありますが、ポルシェは実に見やすい。

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さすがドイツ車とかんじさせる1台でした。あーしんど

2019年1月 9日 (水)

成約御礼 ポルシェ911カレラ

今年最初の成約車が到着しました。

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996後期のカレラ2 ATでお買い物から超高速走行までなんでもOK
3.6Lでなお結構

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後期はかなり垢抜けた印象です。

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ちなみに時たま出てくるこちらは996前期 3400ccなんです

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結構、モダンになっていて前後のブートは電磁スイッチになっています。

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もうほとんどエンジンを見ることはできません。964なんかはデカいファンが鎮座していますが水冷になってからは本当にエンジンが見れなくなりました。3.6に排気量が上がりましたが、イメージとしては高速走行時に違いが出る感じ。

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車体色のL92Uは昔からあるオーセンティックなシルバーです。

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記憶が正しければ964でMPI黎明期に塗った記憶があります。昔からポルシェは964も993もトランク内左側のトリムを外すとカラーコードが出てきます。と思ったら

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トランクリッドにキョンシーよろしくデカデカと貼ってありました

こんどはこの996をがんばってサポートしていくのです。頑張っていこ!

2018年12月12日 (水)

ポルシェカイエンの車検整備

もう一台のポルシェ、カイエンを作業します

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ちょっとした意思の疎通が図れずに、僕が先に部品をわんさか取ってしまいましたが、その作業は春に延期して、今回は車検取得を優先します

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ポルシェというクルマは本当によくできています。純粋に車検を通すだけなら実に優秀です。ただこのクルマ、テックアートのマグナムキットのコンプリートカーみたいで誠に賑やかなのです。

しかし駆動系は見るからにタフそうです。まずはデカいATトランスミッション

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センターデフ。アクチュエーターが見えます。直進では2WD、トラクションONで4WDになるのでしょう。これもデカイでかい

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そしてリアデフ

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駆動系もデカければブレーキもデカイ。

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そして、マフラーが爆音を出すので、純正品に戻します。このマフラーもデカくて重い。
一人では作業しきれません

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一見、左右にバラバラになりそうですが、一本モンです。

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2年ぶりの登場です。前回の車検でいろいろやったんで取り付けはかなりすんなり

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なはず・・・ ですが見ての通りすべての部品がヘビーデュティー。一筋縄ではいきませんの

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♪ほーら、マフラーを見ーてごらん、これが純正のマフラー♪

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よし、これで車検を一発合格を目指します。行ってきまース

と、勇んで行ったのに合格できませんでした。
なぜ?

理由? このバックミラーに映る白い四角ですよ。

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ここには、ミラーの下側にあるカメラの映像が映るハズなのですが、カメラが故障中です。
恐ろしいことにカメラが映らないと車検に通らないのです。

いや、かいつまんで言えば高さ100cmのポールが車両から自然な姿勢で見えないとダメなんです。よく、4WDのピックアップやミニバンで下向きの小さなミラーがついているのはその為で、当然そのミラーを外したり、割ったりしていると車検に通らないのです。

法規は第44条5項関係です
https://www.naltec.go.jp/publication/regulation/fkoifn0000000ljx-att/fkoifn0000000mys.pdf

しょうがないのでミラーを中古に交換します。中古があってよかった・・・

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内装はドアグリップのカバーを外して、さらにアームレスト下側のカバーから合計4本の6mmのトルクスボルト4本、トリム下側に2本それだけです。

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この手のスーパーカーあるあるですね、なんでしょうこれ? デッドニングしてあります。
オーディオもぬかりないんですね。

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ウインドウレギュレーターが壊れたらどうするんだろう?とか考えながら、ミラーは外側に配線があるので、思考は停止してミラー交換だけを行うのです。

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ボディコントロールユニットはパワーウインドウモーターと一体なのかな

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映るようになりましたよ。よかったなあ。

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夜中の交換劇で完了しました。さて、今度こそ合格目指します。

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最近、車検少し厳しくなってますよ。ご注意あれ。前回通ったから今回も通るとか、ビスやボルトで止めたフリして、ボルトの頭だけ接着してもムダですぜー

2018年12月 7日 (金)

ポルシェボクスターの車検整備

イタリア車やおフランス車の入庫が多いMPIには珍しいドイツ車、しかもポルシェが連続しています。どちらも車検

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まずは987のボクスターから

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もはやこのクルマ、エンジンを拝むことはできません。つまりユーザーは特殊な方法を使わない限りエンジンは見れないのです。わざわざエンジンをアクリルカバーで覆う跳ね馬さんちとは対極にあります。

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で、今のユーザーさんはかなり距離を走る方なので消耗品はみんなやる的な感じです
まずはATFです。カバーをおっぱずして2か所のドレンから古いオイルを排出させます

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ティプトロニクスは964から続くマニュアルモード付きATの事ですが、なんてこたあない
ZFのフツーのATなのです

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ぶっといヘックスレンチは17mm

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滝のようなATFを拝んだ後は、

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後ろのドレンを抜いた上品な流れのATFの流れを鑑賞します。ちなみに前は油量チェック用、後ろが本当の排出ドレンです

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で、オイルフィルターを交換するためにスタビライザーバーがあってはオイルパンが外せません

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スタビライザーはチェコ製。ドイツが部品を作るのに人件費が安い理由からチェコを使うと聞いたことがあります

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オイルパンを外したところ。

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フィルターも外して、ソレノイドやバルブボディが丸出しです

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フィルターやパッキンを用意します

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オイルパンはきれいに鉄粉を取り除き、清掃します。

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オイルパンにはたくさんボルトが使われていますね

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血液みたいに見えますが、安心してくださいATFですよ。っていう人も見なくなっちゃったなあ

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あとは温度が50℃くらいになるのを待ってドレンを締めます

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続いてフロントパッド交換

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リアパッドも交換

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エンジンオイルも交換

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オイルフィルターはドイツ車には多いエレメントのみ替えるタイプ。

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オイルはトップテック4100.マルチパーパスなオイルですよ

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まだまだ続きますよ。続いてエアコンフィルター。カウルトップ側から交換するのですね

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エアコンフィルターは可能な限り交換した方が良いです。エアコンの風量も増えますしね

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今回一番苦労したのがタイヤでした。265/40-18というデカいサイズが国内になかなかなかったのですよ。今回はユーザーの希望でハンコックになりました。ハンコックって・・・

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こうして終了していくのでした。

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この後思わぬこともありましたがね
もう一台もがんばりますぜ


2018年6月16日 (土)

老兵死なず?

部品を頼まれていたポルシェ924
追加の部品について打ち合わせるために、おじいさんメカの野島さんのお友達の吉田さんのガレージに行くと、既にエンジンがばらばらに。
吉田さんはガレージもさることながら見た目も仙人みたいで、古いクルマの神様みたいな人です。

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見えますでしょうか? 一番手前のシリンダー壁にキズがあります。こうなった際の常套手段ですがこのシリンダーだけライナーを入れるそうです。エンジンを分解する際にプラグホールから水がびゅっと出てきたそうです。ヘッドガスケットが完全に死んでオーバーヒートし、

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シリンダヘッドも、一部砥石が当たらない部分、腐食してしまっている部分があるようです。面研しないとだめみたいですね。

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で、ウオータージャケットやオイルラインを掃除する道具。
これはアメ車用と仰っていましたが、全部キレイに掃除するそうです

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で、頼まれた物のひとつが、新車を作る時、エンジンブロックがラインアウトする際に、型から抜いて中の砂を出す穴、下の写真の大きめの〇が3-4個見えますが、このプラグを頼まれたのです。クライスラーのジープラングラーなんかよくこのプラグが錆びて穴が開いて冷却水がダダ漏れになりますね。

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内燃機屋さんに外注すると、切り粉などは外注先との信頼関係で掃除されるものと思っていまして、僕はいつもそのまま使っていましたし、過去にもそういった事をする人に会ったことは無かったのですが、レース屋さんではよくやるそうです。

特に長く寝かしていたクルマはしっかりやるべきだと。オイルジャーナルは生命線なので

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よく確認するそうです。

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その吉田さんのガレージで見たスナップオン。
旧ロゴです。長いキャリアを物語る工具ですね。

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帰って、こちらも117クーペを進めています。

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こちらも作業が行ったり戻ったり、なかなか進みませんがやっとここまで来ました。

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古い車は修理が大変です。
特にこの117クーペは美しい車体を再現するのに本当に苦労します。何度も何度も繰り返し、サフェやパテを研いで、やっとここまで来ました

でも今日はこの辺にして、ルマンのスタート見なきゃ。

2018年1月24日 (水)

ポルシェ911の電装修理

フェラーリと同じような時期に入庫した996

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このクルマもなかなか奇怪な不調を訴えています。
ユーザーの話から
オーディオから音が出なくなる時があるとのこと。

試乗してみると間もなく、ラジオの音が途切れ始めました。信号待ちなど止まっている時になるようです。
走行中は音が途切れる事はありません。

よく見るとオーディオの下のエアコンのインジケーターも文字の表示が安定しません。ノイズが強く出ているようです。

バッテリーかオルタネーターかと思い、点検してみると

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バッテリーそのものはそれほど悪くはなさそうです

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オルタネーターは問題なく・・・

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多少オーバーチャージのようですが、これだけでレギュレーター不良を断定するのも無理があります。

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次に診断機を繋いでエラーコードを探します。
ところが特に見当たりません。

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ポルシェの素晴らしいところの一つに必ず直す側の事を考えた造りになっているのです。最少の専用工具とテスターで結構いろいろな事ができます。
後述しますが、フェラーリとはほんとに違います

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診断機を繋ぎっぱなしで試乗します。調子の良い時と悪いところがあり、1度エンジンを止めるとしばらく調子良いのですが、2kmも走ると同じ状態になります。

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その時々の電圧値を見ます。走りながら見ると最低は12.3Vから最高14.4Vの間でラジオの音が切れるのと、電圧変化にあまり関係ないようです

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するとオーディオそのものの故障かと配線を点検してみます。
手元の電圧は14V近くでも音が切れたり鳴ったり。ラジオをやめてテレビにしても、同じで、画面は全く切れないのですが、音だけ切れます。

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このクルマはパワーアンプ付き車なので、ラインコンバーターを入れていますので、ハンダ付けした配線が悪いか、パワーアンプが悪いのか点検を進めます。
しかし、オーディオをoffにしても、スピーカーにはヒスノイズが載ってきます。

音が切れる瞬間はどうやらライトを点けたり切ったり、エアコンを入れたりする電流値変動が大きい時に発生するのが分かってきました。またラジオもかなりノイジーで、なにか電気的なノイズが入っています。

と言うことはアースが悪いのではないかと思い、バッテリーから直にジャンプさせてオーディオに直結させましたが、変わりません。

頭に?が浮かびます。
マイナスに問題があるとすれば何が考えられだろうと、再考したとき頭に浮かんだのは
コイツです。社外のキルスイッチ。

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こんな単純な構造な物にトラブルなんてと思ったのですが、案の定このスイッチを取り外したらウソのようにトラブルが消えました

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キルスイッチはこのハンドルの相手のナットと端子を繋いでいる部分は絶縁されていて、このハンドルを締めて行くとやがてボルトの奥の最もハンドルよりのボルトの頭の部分がプレートにくっついて、通電する仕組みです

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あくまで僕の推理ですが、結局、この←の部分の面積が小さすぎるのと、くっつく側の水平の精度が悪い為に、完全に密着せず、部分的にわずかな隙間ができるのではないかと思います。
古いキャブのクルマなどのように自動車の電流値もオルタネーターの発電容量も低ければ、さほど問題にはならないのかも知れませんが、現代のクルマですから、電流値もデカイですから、接触不良が発生するのかも知れません。

それにしてもお粗末なこの部品、中国製かと思われますが結構な金額で仕入れしたのに、この顛末。またまたクソみたいな品質に翻弄されるハメになってしまいました。
中国製は微にいり細にわたって、ことごとく悪さをするケースが多いです。
何とかしてもらいたいものですね。

2017年11月15日 (水)

さむーい冬が来る前に冬支度

ついにと言うか、スタッドレスタイヤの履き替えが一斉に始まりました。
なにか打ち合わせたかのように

そして今日も一台

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ウチのKOD(キングオブデカタイヤ)、カイエンです

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295-30/22という途方もない大きさ。

ジャッキでの交換です。なにしろエアサスなので、のびーるのです

Mig

おっと、これはねばーるだ

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なんか取れちゃいそう。

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22インチのホイ-ルの向こうにはとんでもない大きさのキャリパーが。
大型トラックみたいです

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スタッドレスタイヤのセットに交換。

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各タイヤ14kg/fgmで増し締めして出来上がり

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ところで、自動車の衣替え以外に、人間の方もそろそろ。
そこで今年の大本命、ヒートテックです

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しかもふつうの極暖じゃない、超極暖

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今年も楽しく過ごせそうですね

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