アルファロメオ

アルファロメオ

2017年11月12日 (日)

コスモシルバー

こちら、商品で持っている166。ちゃんと商品にすべく最終的な仕上げです

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以前、バンパーが悪くなってきていたので、修理したのを書きましたが

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思えば前3枚も塗っておりました。

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で、ここからが分かり辛いのですが、ドアのロックが壊れて、集中ドアロックが使えない状態だったので、ロックを交換します。まあ、おなじみの故障です。

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ロックASSYの出所は部品取りのシルバーの166、つまり全く同じ色です。

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以前の部品取りの166はもう必要が無くなり鉄筋にされるべく、最終工場へ先日運ばれていきました。アルピーヌを置く場所を確保するためやむをえません

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もう必要なものはみんな外してしまいました。

慣れれば20分もあれば交換できますが、ちょっとしたヤマはこの黒いドアロックのロッドの取り付けです。外れるときは簡単に外れるのですが、入れるとなると意外にむづかしい

アウターハンドルを外していますが、実際の作業では外す必要はありませんよ。

さらに、グリルのオーナメント。例によって例のごとくオーナメントが塗り絵のようになっています。

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これの真ん中に穴を開けて引き剥がします。

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定期的に交換が必要なんです(笑)

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外した後の糊は完全に除去しないといけません

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この通り。意外にこの作業が時間掛かったりして

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で、新品。メイドインイタリー。イがイっぱイ~

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まあ、真夏ならそれほど気にしないのですが、気温が下がると接着不良になるので、IRで暖めます

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べたっとくっつけてはい出来上がり。

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ここが変わるとぐっと引き締まります。僕のも塗り絵になりかけているから交換しなきゃ

帰りは自分のシルバーに給油。
ハイオクの大飯ぐらいです。普通に入れてがちゃんと止まってから5L入れるときっちり満タンにできます。

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ところで、シルバーの166何台出てきたかわかりましたか?
正解は3台です。
シルバーの自動車って嫌がる人、結構多いですが、この166のコスモシルバーって、個人的にはすごく好きなんですよ。

洗車するとキレイに見えるしボディのデザインに合っているいるというか

こんな166、ガレージに居ると癒されますよ。
具体的な内容は近いうちにオートカーにアップする予定です。

次回は結構診断編です


2017年10月31日 (火)

難易度の高いアルファロメオ166の修理 ECU不良

長らくかかってしまったグリーンの166の修理、ついに最終兵器の再生ECUがポーランドから届きました。

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待ちきれず、ビリビリ梱包を解いて中身を確認。
心配になるほどキレイではないビジュアル・・・・

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完全に開けた跡があります。封印のシールがなんともいえない雰囲気をかもし出します

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早速、取り付けてみます、取り付けはしっかりしないとちゃんと動きません

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緊張の一瞬です。バッテリーを繋いでエンジンをかけます

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何事もなかったようにエンジンがかかりました。もちろんウインドウを下げたりしてもストールしません。これはすばらしい!

診断機にも全く故障コードが出ません

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スロットルのの学習状態も問題なし。

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マーチンからのメールで、アースを直接引けという指示があったので、かなり太いケーブルで1本引きました

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こんなのでどうでしょう?

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さて結局直らなかったECUを開けて様子を見ます

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なるほどやはり基盤と言えども、今まで見たものよりかなり違います。寒天みたいなものの中に基盤が存在しています。絶縁物質なのでしょうか

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ひとつ部品が交換されたような跡があります。カタチからインダクタのようです。
ノイズフィルターとして使っているのでしょうか?

やっと、やっと納車です。お客さまには結構な散財をさせてしまいましたが、きっと末永くお乗りいただけることと思います。

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なにしろ程度が良いですし

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この距離ですしね。ご利用頂きありがとうございました。

しかし・・・・ 神戸のTさんといい、このクルマと言い、ECU故障になにか因縁めいたものを感じます。と、言うことはノリスケさん、要注意ですぞ!!

2017年10月30日 (月)

アルファロメオ166の20年

アルファロメオは実用性より趣味性が高く、楽しく乗れるということが最も求められるようなクルマであるように思います。
しかし、最近のいわゆるモダン系からは、それなりに普段乗りができて、足代わりにしやすく、実際にそのような使い方をなさっているお客さんもかなり多数いらっしゃいます。

殊、166はデザイン性が高く、滅多にすれ違ったり見かけたりしません。

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なかなか所有する喜びを教えてくれるクルマです。

その一方、生産から時間が経ち、初期のモデルなら約19年、新しいものでも10年ほど経過していて、特に古いものは多くのトラブルが発生し始めています。

修理は難解を極め、部品の入手は難しく、整備士泣かせで、ユーザー泣かせでもあります。
もはや足代わりにはできないクルマかもしれませんね。
足代わりの足代わりに国産のコンパクトか軽でも・・・なんて事もあったりして

それでもまだ、デザインが好きで乗っている仲間がいっぱいいらっしゃるのは、本当にうれしいことです。
それが来年で生産から20年になるとは、どこかで誰かがイベントやったりするのかな?
いや、トリノとか・・・

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リヴァルタ工場で生産されていたのに、途中からミラフィオーレで生産されたわけで、その際にユーロ3対応になったのかな?

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自分自身が好きで乗っているクルマですが、新車当時からお乗りの方に比べればはるかに若輩者です。それでも本当に故障も数多く経験してきましたし、数多くの修理も手がけてきました。2009年にイギリスで最も価値が下がるクルマに選ばれるような悲運もありましたが、僕にはそう思えないのですけどね。中古車の価値なんて気にしてクルマは選びませんよ。

とはいえ、中古車市場が底上げできないと出来る整備も限られて、結局ボロいクルマに乗るハメになるのですが・・・・

でもやはりこのデザイン。1度ならず2度166にお乗りの方もいらっしゃいます。
決して速いわけでもメルセデスのようにとてもよく出来ているわけでもありません。

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しかし1度乗ってみませんか? また価値観が変わりますよ
気になったら、どうぞMPIへ。

2017年10月19日 (木)

難易度の高いアルファロメオ166の修理その3

修理が可能かもしれないというか、1箇所修理できるところがあるようなので、直るとか直らないとか関係なくとりあえず交換(ケースを開けて修理)してみるか?と言うのに乗ってみまして、わざわざ順番まで変えてくださって早く戻ってきました。

ECUが帰ってきました。

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中古と分からなくならぬようステッカーが貼ったままです。

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やはり明らかにケースを開けた痕跡があります。あたりまえかっ!
ちなみにこのケースを開けるのって、大変なんですよ。それはメルセデスのときに経験しました。

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はやる心を抑えて取り付けます。運命の一瞬が開幕します。

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バッテリーを再度つなぎ、エンジンをかけると?
あれ? なんだか調子悪い・・・

しかもウインドウのスイッチを押すとストールします。

ああ・・・ 直らなかった。やはり、今のところ国内で修理をするのはキビシイみたいです。

だーがしかし!
このECUを修理に送った当日、ポーランドのMarcinから、ヨーロッパ圏内に新品のように、取り付けて数分で、キーやイモビのセッティングなしで、古いイモビのまま、使うことのできる中古の再生ECUを売っているとの情報を得ておりまして、迷ったのですが、今回は日本国内で直せる方に賭けてみました。
残念ながら、直らなかった悲しみと一緒に利益も飛んで行ってしまいました。

でも、その再生したECU結構な値段なのです。新品の半値です。
それゆえ、国内でのリペアに期待したのですが・・・・

でもその部品さえ手に入れば、今後も同じような修理はいくらでも引き受け可能です。
尤も、ECUが壊れているという裏付けが最も時間と手間がかかるものなのですが。

ところで、イモビライザーというと鍵の中にあるチップと車体側のレシーバーの暗証番号がお互いに合わなければエンジンがかからない仕組みです。

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部品取りのキーを見てみると、こうなっています
向かって左側はバッテリーとイモビチップ、反対側にはトランスミッターがあります。

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ちなみにこの画像は結構前に撮影したのですが、違うところでコレを使うことになるとは
このアルファロメオ166のキーレスは感度が悪く、後ろから幾分にはすばやく応答しますが、前から行ったりするとなかなか解錠しないです。

で、トランスミッターを見るとどうやら赤矢印の上にあるがさがさしてあるところがアンテナのようです

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するとそのアンテナとおぼしきところのもっと付け根に1つ極小のトランジスタが付いています。こいつがあんまり良くないのでは?と思っていました

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ただあまりに小さく識別番号も読めませんので、とりあえず外してみることに

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小さいので外すのも大変です。50円玉の左横、ゴミみたいなのがそのトランジスタです。
もう少し要領の大きいものを入れるか、この部品の新品を使うかいう感じです。

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これですよ、ゴミじゃありません。

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根性で足をハンダ付けします。

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こちらで確認。NPNのトランジスタですね

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さらにイモビです

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これがイモビチップでして、ちゃんとした機械にこのチップをぷすっと挿してプログラミングできるのです。でもバッテリーがないんです。どうやって動くんだろうといろいろ考えました。

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これがイモビチップです。こんな小さいのによく仕事しますな

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このイモビのおかげで盗難方法が難しくなるので、なんともありがたいのですが
こと修理となると足を引っ張る原因になります。

逆を言えばさっきの基板はトランスミッターとしてだけ使っていて、このようにイモビには全く関係ない様子です。

なかなか不思議ですね



2017年10月17日 (火)

難易度の高いアルファロメオ166の修理その2

あーあ、埼玉西武ライオンズ負けちまいやんの

さて切り替えて、ECUうんぬんの前に、本当に原因はECUなのか、確実にしないといけません。

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どうも症状が現れる時は、パワーウインドウのボタンを押すと、燃料ポンプのリレーが何か作動か、接点を切り離すようで、触るとカチカチ言います。また、同じくスロットルボディにも通電するようで、スロットルボディ内で音がします。やはりどこかから雑音や信号が入ってきてエンジンがストールするようです

無いアタマをフル回転させて考えますとパワーウインドウもライトもECUも同じ配線を通るところなど全くありませんし、この時代のアルファロメオで、メインECUがボディ電装を監視していることはありません。

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しかしたった一つだけみんな同じ部品を通るところがあります。それはジャンクションボックスです

まずパワーウインドウ

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このB1がそうです

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こちらヘッドライト 右側の大きい四角がB1

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電源はここに入り、どの部品も電動であるならこのジャンクションユニットを通過するようです

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ジャンクションユニットは運転席下側のヒューズボックスです。

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リレー3つと細々とヒューズが来ています。

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コネクターは8個入っていまして、その中にエンジンECUとパワーウインドウが同じコネクターになって入っているところがあります。正直なところ、これを見たときに「もらった」と思いました

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配線を避けながらユニットを外し

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部品取りから外した中古品を入れ替えます。内容はまったく同じ。
交換し、エンジンをかけて、パワーウインドウのボタンを押します

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しかし・・・・
徒労に終わりました。これで全ての電気系のテストは終わりました。連日遅くまで探求しましたが、全て問題はないとなりました。

でも、これだと状況証拠ばかりで直接証拠がありません。
ECUは中古が使えずエンジンをかけられない。どうにもならない無力感に、Eくんに電話でなんとなく説明しながら、この症状、どんな状態でも再現できるんだと、それはある程度の回転数でも、運転中でも止まりそうになるし、エンジンをかけなくても、ウインドウのボタンを押すと、水温計の針が跳ね上がり、クルーズコントロールのランプが点灯するのだと説明しました。

お解りになりましたか?
何もエンジンをかけなくても接続して針の動きを見ればよいのです。

早速、再び中古のECUを取り替えてキーをひねり、パワーウインドウのスイッチを押しますと、水温計はそのまま微動だにしないのです!

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これで証拠がそろいました。ECUをタイ~ホです!
ようやくトンネルから出たような気分です。

でもでも・・・・ まだまだ苦難は続きます。

当初、ECUの修理は技術的に確率されているから、修理は可能だろうと憶測を持っていましたが、甘い甘い。

エンジンECUとひとくちに言っても、様々なタイプやメーカーがあります。

今回のモトロニックME7 3.1と呼ばれるECUは従来のECUよりかなり小さく、それはハイブリッド基板と呼ばれるもので、僕らが普段目にする緑色のグラスファイバーの基板とはまた違うそうです。

ネットで拾いました。なるほどちょっと違います、いやかなり違うな

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それゆえ、昔のようなハンダ抜け、クラックなどは存在せず逆接などがなければ以前のような壊れ方はしないようです。

しかし、フタを開けてみるとイモビのトラブルはたくさんあるそうですが、いまいち修理技法が全く安定せず、コントロールユニット修理の大家、リペアニーズさんでもずばり「鬼門」と言っておられました。

ちなみに147の一部と156で数回成功事例があるだけだそうです。

このECU、フィアットグループでは実に良く見ます。グランデプント、156、147、イプシロン、果てはフェラーリ360など、このME7 3.1は問題が多いそうで、どうやら現在のところ商品として初期化できるお店は日本には無いようです。

しかし基本的に修理は出来ないが、ある一部分だけ交換が可能だからそれをやってみるということになり、ECUは僕の所を離れていきました。

ものすごく細い道を歩いています。その3に続きます。

2017年10月16日 (月)

難易度の高いアルファロメオ166の修理その1

先日、オルタネーター修理を行った166ですが、最後に書いたとおり、恐ろしい結末が待っていました。

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ある一定の条件を加えると、エンジンがストールするのです。ある一定の条件とはなんと・・・、運転席か助手席のパワーウインドウのスイッチを押すと・・・

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突然水温計が上に猛ダッシュ、同時にクルーズコントロールの表示が点灯し

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水温が一番上まで行って

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帰る頃にストールします。何回やっても同じ結果になります。その他にはヘッドライトをつけたり消したりしても同じようにストールします。ストール後は何も無かったようにクルーズコントロールのマークは消灯し水温も元に戻ります。
ちなみにリアウインドウやパワーシートを動かしてもストールしません。

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こんなトラブル見たことも聞いたこともありません。出来ることなら誰かに丸投げしたいような内容。とにかく、ヒューズや配線をチェックします。スローブローヒューズなるものまで存在するようですし。

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やはりくさいのはリレーです。まずはインジェクション系のヒューズとリレーを確認。

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言うところのN40やJ15リレーです。

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困った事に特に問題は見当たらないのです。
この時点で、長期戦になるのは覚悟しました。
幸い、エンジンは普通にかかり自動車を動かすことは問題なくできます。
しかし、たまにエンジンがかからなかったり、パワーウインドウのボタンを押してもなにも起こらないこともありました。いかにも電気系のトラブルです。

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もはや、配線図を追い続ける日々となってまいりました。

続いてアースを点検、輸入車に多い、アースの不良です。これは年式新しい、古い関係なく起こるトラブルで、同時に見破るのが難しいところです

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アースはたくさんあります。よほど関係が無い限りひとつひとつボルトを緩めて違うところからアースさせたりします。途方も無い仕事量です。
しかしこちらの苦労も乏しく全て該当がありません。

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このアイコンのようにドア関係が引かれるアースは特に念入りに行います。

しかし一向にトラブルが鎮まる気配は無く、容赦なくトラブルが襲いかかります
さすがにいくら普通に走るとはいえ、ライトを点けたらエンジンが止まるクルマには乗せる訳にはいきません
いよいよメインECUかと思い、新品のオファーをかけてみると227,000円で生産中止、国内在庫無しという絶望的な回答。
アルファロメオディーラーの話では新品なら何のコーディングもせず、コネクトしたその時から普通に使えるそうで・・・ 在庫は無いですが

ちなみに、ECUは繋げた瞬間にクルマのフレームナンバーを覚え、イモビと通信して信号を覚えるそうです。

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これがエンジンECUです。モトロニックME7 3.1、マニュアルにはME3.1と書いてあります。

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手に入らないとなると、さすがに分解して見て見るのも恐ろしく、何よりイモビライザー付きなのでこのECUを壊したら2度とエンジンがかからないかもしれません。
そもそもあまりの小ささに最初はECUだと思いませんでした。

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でもなんとなく電子マニュアルを見ていてふとこんなイラストを見ました。

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このイラストを見る限り、キーのイモビチップとイモビユニットが通信して暗証番号(?)が合致すればユニットはエンジンかけていいよ信号を出すのではないかと

つまり今回悪いのはECUなので、ECUだけ交換する分にはエンジンかけてもいいよ信号がやってきてエンジンはかかるのではないかと、勝手に都合よく考えて、ヤフオクにひとつだけあったECUを購入しました。

翌日やってきた中古ECU。取り付けてエンジンをかけてみます。

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CODEマークが点灯し、エンジンはかかりません。当然、診断機をつないでもアルファコードの信号異常が出ます。やはり、イモビユニットとはなにかしらの通信をしているのです。
さて、新品もダメ、中古もダメ。完全に八方ふさがりになりました。
かくなるはECUの修理を専門に行う業者さんがありますので、そちらに相談することにしました。

この続きはその2へ続きます。

2017年10月15日 (日)

アルファロメオ166 エアコン修理

さて先ごろから入院中のオーロラの166。
エアコンのガス漏れの修理です

あちこち漏れ箇所をインスペクションしたのちにガスを抜きます

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で、バルブコアを抜きまして

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リキッドタンク側も抜きます。

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バルブコアをというと難しく感じますが、世に言う「ムシ」です

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取り出したコアはやはりそれなりに痛んでいます。

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コアを交換して、真空引き。
引いて20分ほど放置するとけっこう真空状態が戻ります。

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再度ガスを2本入れて、ディテクターをかけたり洗剤をかけたり様子を見ます。するとどうもリキッドタンク周辺があやしい。Oリングを入れ替えて再度真空引き。

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これで終わりと思いきや、いまいち真空引きの状態が安定しません。50分置くとやはり僅かに抜けていくようです。

再びディテクターであちこち調べますと、なんとバルブを抜き換えたところです。はっきりとは申せませんが、実は新車の頃から僅か~に抜けていたのではないかと思います。

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結局、新品のサクションホースを取り寄せ、これ日本に最後の1個でした。

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ちなみにコンプレッサー側のOリングは付いていませんので、新たに用意する必要があります。

今度は真空引きを50分、マニホールドゲージをつけっぱなしで一晩放置。
今度は完全に大丈夫なようです。

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ガスを入れます。高圧で1本入れて、エンジンをかけて2本と3本目は約半分。
メーカー指定は650+-50と控えめですが、極端に指定量を超えなければ平気です

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いい感じになりました。ずいぶん回り道してしまいましたが、これにて終了です。

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ところで、僕はエアコン作業の際に使うOリングをR12用134a用と分けています
これはずうっとこれでなきゃいかんと教わってきた過程で、まったく疑わなかったことなのですが、はたしてどうなのでしょう?

昔から主にR12に使われるOリングはNBR(ニトリルブチルゴム)で、90年代初頭から中ごろにかけてR12は仕様が禁止され、代替フロン134aにとって変わり同時にOリングもHNBR(水酸化<水添加>ニトリルゴム)になりました。主に緑色のOリングとして売っています。

で、当初僕はNBRはオイルやガスの攻撃性からHNBRを使わないと、溶けてガス(冷媒)が漏れると聞いていました(いや聞いたような気がする)

で、なんとなく疑問に持ったまま今日まで来ましたが、本当にそうなのでしょうか?
ちなみにHNBRのOリングは高価でサイズ違いを入手しにくく、作業を停止させる元凶のひとつだったりするのです

今回はよくエアコン修理に使うPAG46と言うオイルを使ってちょっと実験

PAGとはポリアルキレングリコールで詳しくは↓を読んでください
https://www.juntsu.co.jp/qa/qa1011.php

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先に書いたとおり、黒はNBR、緑はHNBR

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こいつをビニールに入れて、油に漬け込みます。

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二晩、ヅケになったOリングに重さをかけます
重石は1.5kgの3/8用インパクトレンチ

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これをディスクユニオンのビニールに入れてOリングにひっかけます

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すごく伸びますが切れることは全くありません

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こちらも良く伸びて切れません

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個人的には主な違いは耐熱にあるように思いますが、エンジンルームでの熱は今も昔も極端な差は無いように思います。Oリングの詳しい比較は下記のサイトにありますから参考にしてみてください
http://www.sakura-seal.co.jp/category/1928607.html

おそらくNBRでもなんら問題ないように思います。

2017年10月 8日 (日)

166、オルタネーター交換にパワステオイル漏れ修理

先日入庫した166

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型式は936A11となって、カオは前期の中身は後期という感じです。以前にも書きましたが、EURO3の適合車で、完全な前期と違いそれぞれのVバンクに三元触媒があり、その触媒の前後にO2センサーがいています。それゆえエンジンオイルフィルターの交換が大変と言われています。

しかしこのクルマ、キレイなんです。うぶいんです。3万数千キロしか走っておらず、内装の一部には新車時のビニールも残っています。

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とはいえ、そんなクルマでも壊れてしまうんですね。そりゃあ車齢も15年ですからね・・・
今回は先にも書いたとおり、オルタネーターの交換と、もうひとつ、油漏れの修理です。
おうちのガレージに結構盛大な漏れ跡をつけていて、見れば定番のパワステオイル漏れです

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この166はもれますよと言わんばかりにオイルタンクのしたに受け皿のようなものが付いていて下には落ちないようになっているのですが、あふれるスピードが早いと下にいてしまうようです。オルタネーターの交換ついでにパワステもやっつけましょう

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ストラットが信じられないくらいキレイ。交換したあとみたい

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勝手知ったるなんとかで、やりなれた作業ですから滞りなく進んでいきます。

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これがパワステのタンクをしたから見たところですが、下側はオイルでびちょびちょでした。漏れの原因はタンク本体にあるようです。

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イメージ的にはこのホースの入っている部分が経年で悪くなり漏れ出すイメージがありますが、多く漏るクルマはタンクの交換が必要かもしれません。

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ちなみにこのタンクからパワステポンプに行っているホース、既に手に入りません。もちろん国内の在庫はなし・・・

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テンショナーを動かして、ベルトを抜いて、プーリーを外したらオルタネーターを外しますが

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そのままだとオルタネーターが出てこないので、先にタイロッドエンドとスタビライザーの取り付けを外しておきます。

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地上に降り立ちました。

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B端子とD端子が見えますね。その奥にはオイルフィルターが見えます。ところで、以前の記事を見直してたら、以前オルタネーター交換した記事で、何故かL端子とか書いてありましたがなんでそんな事書いたんだろ。

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壊れちゃったオルタネーターお疲れ様。新しいオルタネーターこんにちは
今回は全く同じものでした。でも、大本のボッシュはこの型番のオルタネーターのリビルトやレクチファイアなどの部品の供給を打ち切っているというのは書きましたが、それゆえ、リビルト持っているところはどこも、強気な価格で、結構お金がかかりますので、御注意ください。

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オルタネーターを取り付けたらパワステに取り掛かりますが、最初にパワステフルードを抜いておきます。

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で、外れたのがこちら、ちなみ、このタンクを取り外す再に、もう手に入らないパワステホースを壊したら大変なので、先に外してから、

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このタンクを外します。

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下側はべちょべちょです。

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ひとしきり部品を戻してベルトをかけて、エンジンを始動させて、オルタネーターの状態を確認

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すばらしいです

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充電値も22アンペアぐらいチャージしていましたから安心です。

アンダーカバーを裏表洗ったら全部組み付けて納車です

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と思ったら・・・・
そうは簡単にいかないのが、自動車整備であり、古いアルファロメオなのです。
この後、身の毛もよだつ恐ろしいことが起きますが、そこから先はまた次回。

2017年10月 6日 (金)

アルファロメオ166はいらんかね~

先日前廻りを仕上げて当面の塗装の心配がなくなった166
まだ完成と言うわけではありませんが、このクルマ、商品でございます

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とりあえず、塗装も終わったことですし、プロモーションを。

距離は9万キロと多少飛んでますが、中身はかなりいいですよ

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車体価格は55万円です。

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僕のクルマ8万kmで乗り出して今、11万5千kmですが、調子いいですよ
9万なんてまだまだ。希望により足回りの交換など是非お問い合わせください。
何かサプライズがあるかもしれません

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予めご連絡いただければ試乗も可能です

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低く広い横幅が美しいのです。案外この色が良いのでは?
この撮影の時、ボンネットフードがちゃんと閉まってないのです・・・

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3000cc V6ツインカム 4ATですがそれほど不自由は感じません。サンルーフもついてます。車内にベタベタありません。

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17インチ純正アルミ リボルバーホイールなどとも言われます

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シートはMOMO製 エアコンバッチリ効きます。

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ICSにはCDチェンジャーとカセットがありますが、このクルマはSDカードやUSBと言う外部メディアが接続可能ですから、それほど困らないと思います。

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このブログをご覧の方で、166地獄に飛び込みたい人、応援いたします。
可能な限りの応援はさせていただきますよ

2017年10月 3日 (火)

続々166


なんでしょう・・・ 166が色違い。これはですねえ・・・

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まず先に入って来たのはオーロラの166.エアコンガスが漏れるみたいです

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で、お盆の時に見に行って蛍光剤を入れてあるので、比較的見つけるのも簡単であろうと

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で、リークディテクタを投入。お供は内視鏡

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エバポレーターやエキパン。あらゆるつなぎ目などを追いかけます

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吹き出し口からも入れますが無反応

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さらにUVライトとサングラスでディテクティブ

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写真には写りませんでしたが、コンプレッサーの配管部分僅かに蛍光剤が見えましたが、テスターを当てても全く無反応。これはここではなかろうと

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強い反応を示すのは高圧、低圧のサービスバルブです。

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そこで、ホントはバルブなんじゃね?と思って一度パーツクリナーで洗ってから圧縮エアを吹き付けて、乾かしてから今一度テスターを近付けると、すごく強い反応を示します

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同じ事をすると低圧は全く反応しないのに、高圧はいくら同じ事をしても必ずテスターが反応します。となると、これはバルブコア、通称ムシですね。

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続いてカモン!

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こちらはバッテリーが干上がりレッカーでご来店

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手持ちの100Aのバッテリーを取り付けてエンジンを始動させると、チャージランプが点灯します。オルタネーターの故障ですね

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こちらもテスタを当てると

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やはりオルタネーター電圧が低いです。
でも本当に悪いのは

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電流値です。一瞬、見ると12A流れてるじゃんと思うでしょ?

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正常な166はエンジンがかかれば70Aの大電流を作りますから、このように-表示になり、充電しているのを指します。ちなみこれは上のオーロラのものです。
今年オルタネーターを交換したばかりですから

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こちらは僕のクルマのです。
エアコンを切っていたのでこの程度です。それでも、運ばれてきた166のとは37Aも違います。電流値は事実上発電していないということになるのです。

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と言うことで、どちらも部品待ちです。

クルマは02年A11、いわゆる中期物です。

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またこの166、ものすごいイイコンディションです。
修理についてはまた書きますね

より以前の記事一覧

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