アルファロメオV6用エンジンマウント 60655868
今や超貴重品になってしまいました
155、156、147、GTVのV6エンジンで使われているマウントです。
当初、もっと安くできるとタカを括っていたのですが、フタを開けてみると、結構な値段になりました。
リビルド品なので、コア(取り外した古い方の部品)の返却が必要になります。
その古い部品が返却されれば、15,000円返金します。
ただし、著しい破損やコア返却が無い場合、当然返金できません。
アルファロメオ
こんなクルマが入荷中
詳しくはhttp://messiah208.cocolog-nifty.com/
皆さんは、自分のクルマが知らないうちに変わるなんてことがあったら驚きませんか?
ある日、フェンダーに貼ってあったアルファのステッカーをはがしてみたら
なんかヘビが人を喰っているマークがくっきりと残りました
よく見るとステッカーをマスキングして塗ってありました。
オーナーに聞いても身に覚えがないそうで。どこかで、何れかのタイミングで何か塗装が必要なシチュエーションがあったのかな?
しかしなんとまあ、上手にマスキングしてあります。
こうなってしまうと、どうにもならないので、研磨して再塗装が必要です。
ステッカーの跡は意外に消しにくいので、基本はサフェーサーの塗布が必要になります。
今回はうまく研磨できたので、塗装のみ
373A ヴェルデ アルゴなるカラーです。見た感じは緑色っぽいグレーとでも言いましょうか?
ヴェルデと名が付くから緑色なんですが、塗料の中にグリーンは入っていません。
大半がシルバーでわずかに青と黄色、微量の赤という布陣
グレイですね。でもグリーンになるの
先にカラーレスクリアを拭いてオーバースプレーのなじみをコントロールします。
どんどん、塗装していきますよ
塗ってから、うんと時間を置いてシンナーを抜いてを繰り返します
完全に染まったら、クリアーコートにバトンタッチ
一気に塗って良い感じ
出来上がり。
この寒い中、超常夏で焼き付けます。
皆さんも知らない間に、何かが変わっているかもしれませんよ~
さて、先日アキムレーターを交換した147ですが、今回はその続編
動かないときはまるで反応しないギアシフト、内側にこすり上げるようにすれば入りますとの呪文をユーザーの方が教えてくれました。僕のターンでは呪文が変わったみたい?
まずこのおじゃまなシフトプレートをどかしたいけど、ノブを取らないと外れない仕組みになっています。
これが硬いのなんの。どうにか取れました。
マニュアルには回路図はあっても細かい配線図はありません。
H37がシフトレバーですが、これでは何の配線がどういう使われ方か解りません
とりあえず5極コネクターの全てのパターンでの抵抗値を見ますが、中には導通の出てしまうもの、かなり高い抵抗値を示す物など、それほど参考にならず
一度取り付けて今度は電圧の実測値を見ます
ピンの1番目は全く反応なく、2-5番で少なからず電圧を検知
特に4番目では3Vを超える直流電圧を検知しました
ギアシフトを動かすと動きに合わせて電圧が下がります。2Vちょっと
ところが、かなり不安定で1Vくらいまでドロップしたかと思えば再び3V近くまで上がってきたりします。しかし、電圧に関係なく、レバーが動くときはギアが動きます。動くときはわずかに電圧が下がります。
続いてDay2、中古のノブが来ました。原因がわからないときに中古を使うのは危険極まりないのですが、新品が手に入りません、入りませんから中古です。
再び実車に取り付けて、
GNDはステアリングの根元から取って、まずは導通を見ますがデジタルテスターで抵抗値を見ると5本のピンの中に0Ωに近いもの、つまりマイナスが無いのです。
さてここで、このアナログテスターで電圧を見ますが・・・・
なんと5本すべてに0Vです。つまり逆です。本来電圧が出てはいけないのです。
このレバーベースの中から出てくるのは信号です。すべて信号が出て、変速の条件を与えているのだと思います。だからコネクターの中にグランド線が無いのですね。
これでは抵抗値を測っても意味がありません。むしろこのようなアナログテスターで抵抗値を調べるとテスターが出す電圧に何かしら反応してしまうかもしれませんよ。
早速取り付けて試乗に出かけます
実によい走りでした。セレスピードらしさが戻ってきました。本当に素晴らしい走りです。
全く問題がなくなりました。
工場から飯能、飯能から工場、工場から清瀬、清瀬から新座警察、そこからまた工場と70km以上を走りました。
時には渋滞、速い変速、ひっぱてからの変速から減速の為にダウンシフトなど
考えうる限りのシチュエーションを試しました。
やはりいいなあ、セレスピード。
ありとあらゆるところが壊れるかもしれないけど・・・
先日レッカー移動された147GTAセレスピードですが、MPIでは2つのトラブルがコンビネーションで存在していると考えました
直接レッカーされた原因はセレスピードランプが点灯し、シフトチェンジができなくなったことです。油圧異常が診断機上に載ってきました。ところが、そもそもギアシフトを動かしても1速に入らないことが確認されて、どうやらこれは診断機上に載っていたものとは違うようです。
でもこれは置いといて、先に油圧の部分から作業します。
セレスピードの仕組みは完全なるマニュアル車のクラッチペダルや油圧シリンダー部分を無くして、人間の足にあたる部分を油圧機械がとって変わるものです。
ところが人間とはどこまでも素晴らしいもので、その時々を判断して、時にはずばっと、時にはじんわりといろいろ加減して作業するのです。
それにより、上手に運転され、乗員は心地よく乗車できるのです。
で、そのセレユニット
画像は以前に外したもの。
この丸い部分がアキムレーター
あ、これはアキム
さまざまな油圧変化に対応するために常に一定油圧に保ち、急な油糧の需要にも即座いに対応できる仕組みがこれです。
この丸いアキムレーター(アキュームレーター)は一定のガス圧で底が上げられていて、ポンプで圧力をかけると、その底が押されまいと頑張るわけです。
で、がばっとオイルが移動したり、じんわりオイルが出て行っても常に同じ圧力で動かす仕組みになっているのです。
いかし経年と共にガス底が劣化して指定圧力で頑張れず、へこたれてしまうのです。
今回、データを見ている時に発覚した、勝手に油圧が下がる現象、これはアキムレーターと判断しました。
147GTAは車体下側から作業をします。いきなり取り外す前に、減圧させないといけません
そして新品
組み上げましたら、フランジナットを注意深くしっかり締めてできあがり
注入後はエア抜きをしないといけません
がっちゃんがっちゃんとユニットが勝手に行います。やはり泡が消えるまで作業します
そして最後にキャリブレーション
レリーズレバーをグイグイ押して最適化を図っています。
結果は良好です
昨日書いた156SW、もう一つの問題がこちらエアバッグランプ。原因は?
シートベルトの事故の時の巻き上げを行う火薬部分に問題があるようです
ちなみにsquibというのは花火などの少量の火薬の意味です。
センターピラーカバーを外しまして
シートベルトの本体は根元側についています
一見なにも問題無いように見えますがこれが問題の根源です。
中古のベルトはなんとギリシャはアテネから来ました
国内になかなか合うものがなくて、たまたま知り合ったギリシャ人のディーラーになるべくキレイで新品に近いような状態の良いものを頼みました。
まあ、ギリシャ人の程度の良いとはこのようなものかとも思いましたが、仕事はしっかりしました
ところで、シートベルトを脱着するためにピラートリムを外すのですが、既に何か作業が行われた跡がありまして、あちこち接着剤で止まっていました
足元のキッキングプレートも同様で、プラ部分は粉々になってしまいました。
僕もボンドで・・という訳にもいかないので、少し工夫して直します
おもむろに+ビスを用意して
サンダーを用意します。
ちょっと削ってやって、大体の形にトリミング
このように挿して、少なくともパカパカ抜けないように修理します。
156も部品の在庫が少なくなってまいりました。大事に乗りましょう
本日はラジエター交換の術。166と違って156はアッパーサポートを取り外して行います
バンパーは外すことが大前提ですから、さっさとなくします
ちなみにフロントバンパーは違う整備がありますが、それは次回に。
コアサポートはボルト止めで、アッパーに2本、ライト裏(下)に4本です。
ある程度外せばラジエター自体は外れるかもしれませんが、車体にキズを入れる恐れがありますので、配線やフードリリースワイアーなど端から外します。
おっぱずれました。
さっぱりしました。
次はクーラーコンデンサーとラジエターを縁切りします。コンデンサーとラジエターの間にシュラウドがあって、コンデンサーとラジエターの間から空気の流出入を防止しています
その後アッパーホース、ロアホースをぞれぞれエンジン側で縁切りします
邪魔するアッパーサポートが無いので、上に引き抜くだけです
ファンは1つ。ラジエターファンシュラウドは166前期のと形まで似ていますが、156の方が面積が小さいようです。このちんけなシュラウドで、エアコンが冷えるとは到底思えません。
さすがの166も中期型からラジエター全面を覆う形のシュラウドに変わりました。
あちこちから漏った跡があります。サーモ変えた時はあまりLLCのにおいしなかったようだけどなあ
ロアホースはおなじみ、ワンタッチ型。ここから漏ってくることも多いのであまり好きではないのですが・・・
で、社外ラジエターを使います。
慎重に組付けていきます
しかし配線を押さえるプラスチックのクリップやタイバンドは時間と熱と共に炭化してバリバリと折れていきます。これは不可抗力で、てんで話にならないよう度です。クリップをはじめとするプラ部品は日本車でも壊れますが、輸入車ははるかに弱いです。
プラスチックやゴム製品の強度は材料原価と密接な関係があって、裏を返せば輸入車はコストがかかっていないとなります。
看過できないのでアッパーサポートに穴をあけまして固定式タイラップを止めます。
長く鈑金屋を営むとショートパーツの宝庫と化してしまうので、このようなときに困りません
あとは来た道を戻れば完成します。ボンネットフードの開閉を調整して完成検査をします。
あーあー、本日も晴天なり~。
本日もレッカーでいらしたお客さん
GTAセレスピード。多くの方が敬遠するセミオートマチック。乗れば素晴らしいのですが、壊れてしまう頻度が・・・ 年式的にも多くトラブルが出る時期だからなあ
でも、保証しても良いです。好調なセレの素晴らしさはマニュアルよりも素晴らしい旬なkンがかなりあります。
セレスピードのトラブルで最終的にレッカーでの対応になったそうです。
でも既にエンジンチェックランプも点灯しています。距離もなかなか。
実はこのクルマ2度目のレッカーの登場なのですよ。
昨年、コイルのトラブルで入庫頂いたのです。
そこに来て今度はセレのトラブルとはなかなか大変です。
セレのトラブルの直接の原因はこれのようです。
今日はあまり時間が無かったので、さわりだけ見てみます。
エンジンを長くアイドリングさせて、何回も電動ファンが回るまで放置します。
走ろうと思いましたが、なかなかギアが入りません。
何度か動かしているとやがてガコっと1速に入ります。リバースにはホイホイ入りますが、1速にはなぜかなかなか入りません。
診断機で見ると、ギアポジションセンサーが反応しません。変速ワイアーの行く末をよく見て、ポジションセンサーの動きを見ないといけませんね。
うーん、なんだか複数の故障が隠れていそう
でも、さすがなのが、ユーザーはこの故障を最初から指摘していました。僕はセレユニットそのものの故障だと思っていたのですが・・・
ところがこの時に気が付いてしまったのですが、セレユニットの圧力が何もしないのに下がります。ポンプリレーの動きやポンプの設定圧力は達しています。ここには問題無いようです。
しかし、一生懸命ギアシフトを動かしてもギアが入るそぶりはなく
圧力だけが何もせずに下がります。
しかもどんどん下がります。すごく不安定
リバースに入れるともちろん下がりますが、そこからレバーを操作してもNなり1速に入らない。でもなぜか油圧は下がる。ソレノイドが動いていないのに
さらに下がって行き、
やがてリレーが動きポンプに電圧がかかり、油圧が上がります。ここまでギアはRに1回入れただけ。それ以外に動かないんだもん。
これじゃあ、やがてポンプが働きすぎて疲れてしまいます。
おそらく、この油圧低下がセレの故障を訴えた原因を作っている可能性がありますね。
せっかく上げた圧力を保つことができないようです。
では、後日原因究明をしていきましょう
昨年末にサーモ交換したアルファロメオ156、納車後少しして、LLCが漏れているのでは?
というメールが来ました
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-4c7b.html
すわ、作業ミスかと心配していましたが、先日入庫頂いたところ、どうもラジエターからのようです。
ラジエターグリルにもLLCの跡が
解りやすい画像が無いのが残念なのですがラジエターの典型的な破損で、プラスチックのタンク部分とアルミのフィンの接合部のクラックが原因です。サーモを交換して、しっかり水が流れて圧力がかかるようになったら壊れてしまったのかしらん?
しかし・・・・ 問題はこれではなかったのです。
ワタクシ、やってしまったのです。
大事なお客さんのクルマをあやめてしまった・・・
いままでお客さんのクルマをぶつけることなど20年以上の歴史で1度もなかったのに。
いわゆる社内事故です
え?どこをぶつけたかよくわからない?
ではわかるようにします。
いわゆるステーションワゴンタイプの自動車は、リアバンパーの脱着が結構大変です。国産だとステージア、カルディナなど。国産車に比べれば欧州車の方が外しやすいかな
一通り内装を分解すればリアバンパーが外れます。
ああ、残念な事に・・・。 意地悪な高さのコンクリートの柱が相手です。
これよりひどければ、先日書いた、自動車管理責任賠償保険のお世話になるところです
ああ、なんてことだ・・・
ショキングな画像です。がんばって誰にも分からないように直さねばなりません。
もちろん、オーナーさんには連絡済みの謝罪ずみですよ
何事もなかったように・・・
ベストを尽くして直しています。もうお詫びの言葉もありません(涙)
ついに買ったぜヌヴォラ、下見もしないでどこかの業者と取り合って買ったもんだから高い仕入れになっちゃった。(涙)
しかし、人様のヌヴォラの166見ているうちにどうしても欲しくなってしまいました。
13年中期A11。サンルーフもついて7万キロちょっと
でもね・・・ ぼろいわ。
一生懸命、劣化に抗ったのだけど折れてしまったのでしょう
足回りやエンジンマウントもかなり痛んでいる印象です。
画像ではわかりませんが全体的に仕上げが荒い。
修理費用をケチったかヘタくそなところに出したか知る由もありません。やがて時間ができたら直していくようです。
とかく全体的に端でいるのですが、おそらく手放す事を決心させた原因の1つがこれでしょう。ヒーターコアのパンクで車内は結構なLLCのにおいが漂っています
さらに、メーター内のウインカーのインジケーターが点滅しません。そうです、これも最近修理しましたね
さらに追い打ちをかけるのがこれです。原因はまだ調べてませんが、結構なボディブローなはずです
でも必要なのは一通りそろっています。
うーん、内装はご存知の通り見るも無残です。センターコンソールなど悲しい感じ。
ごっそり直すようです
コーンズ東名横浜の大看板付きです。
バックカメラもついてます。
右の後ろは良いでしょう
左の後ろの出来はToo Bad イタ車とはいえ、こんなもんでは済まされないかな?
V6のエンジン音だけは健在です。そこだけなんかーい
今年は消費税アップが見込まれます。迷ってらっしゃる方に、これでもかと言わんばかりに突き刺さる1台になるよう夏くらいまでには仕上げたいなあ
BMW いろいろなクルマ その他 アウディ アバルト アメリカ車 アルファロメオ イギリスのクルマ グルメ・クッキング ゲーム サーブ・ボルボ スウェーデン車 ジャガー スポーツ タイヤ関連 ニュース パソコン・インターネット ファッション・アクセサリ フィアット フェラーリ フォルクスワーゲン フランス車 プロレス ヘビーメタル ボルボ ポルシェ マセラティ メルセデス モータースポーツ ランチア ランドローバー レンジローバー ランボルギーニ ルノー 一般修理・車検 事故・保険 住まい・インテリア 修理技法 国産車 塗料 塗装関連 学問・資格 工具 展示会 心と体 携帯・デジカメ 文化・芸術 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 書籍・雑誌 経済・政治・国際 美容・コスメ 趣味 輸入車 輸入部品など 音楽 音楽その他
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