アルファロメオ

アルファロメオ

2017年7月13日 (木)

剥がれたミラーの塗装の補修

車検ついでにミラーの塗装を施す156GTA。経年で剥がれてしまったようです

ミラーは凹凸のある特殊な塗装です。

もちろん普通に艶消し黒で塗装しても良いのですが、こだわりを見せて凸凹の再塗装をします

ミラーベースはアルミ合金でできているので、下地処理はちゃんとやらないと塗装できません。

Img_1267_2

使うのはストラクチャーコントローラ

Img_1336

どうなるかと言うと、このようになります。

Img_1313

見えますか? 細かいシボがあります。

Img_1314_2

取り付けるとかなり本物っぽい

Img_1327


Img_1328

この156はテープですが、このような所にも使ったりします

Img_1329

かっこいいですね。ミラーベースの再塗装は片側1万5千円税別です。

Img_1325

ただ残念ながら塗装面にゴミが付着しても取れません。ご了承ください

2017年7月10日 (月)

アルファロメオ156GTAのタイミングベルト交換 前編

先日より車検と整備を行っている156GTA。タイミングベルトの交換です

Img_0012

この時代のアルファロメオに乗っている方なら避けて通れぬタイミングベルト交換。最近ではタイベル交換を行う工場も増えましたが、独特のスキルや感覚が必要です。

以前にも書きましたが、MPIでは部品を持ち込んでの整備はお断りしています。
タイミングベルトもいろいろなところで手に入るようになりましたが、タイベルの交換は、ベルトとテンショナーやウオポンだけ交換するのとは違います。
逆に手順は隠す事なく詳しく書いていますから、ご自身で行われたほうが良いと思います。間違いなく安上がりですから。

Img_0019

このGTAは距離はまだまだ若いのですが、13年以上経過しているので、交換します
ベルトもそれなりに痛んできていますね

Img_0020

以前にも書いたことがありますが、エンジン後部にこのようなコネクターベイがあるのはユーロ3対応車です。オーナーさんも、最後のV6が無くなる前にと言う想いからこのクルマを買った経緯があるのです

Img_0025

とはいえ、この型からはO2センサーが2つのキャタライザーの前後に付きますので4つのO2センサーを持つことになります。それゆえ、殊更オイルカートリッジが交換し難くなっていたりします

Img_0026

どんどん分解が進みます。このエンジンのアイコンでもあるメッキのパイプも外します

Img_0027

サージタンクも外しまして
しょっちゅうガソリン漏れをおこす部分もワンタッチカプラーになっています

Img_0032
Img_0035

イグニッションコイル。熱に弱いので、こちらもこの際交換します。

Img_0033

さて、さらに進みまして、クランクプーリーです。この時点(というか作業前)に1番上死点におよそ合わせておく必要があります。
可能な限りマーキングをします。最終的にトルク管理の為のターゲットにもなります

Img_0038

取り外すとコグドベルトが見えます。ウオーターポンプから僅かに漏った跡も見えます。

Img_0039

カムカバーを外しまして、1番の上死点を確認します

Img_0043

カムをロックするブロックです。3.0までは同じですが、3.2はカムプロフィールが違うので注意が必要です

Img_0047

このキャップを外してここに換わりにロックを嵌めるのですが、その前に

Img_0050

完全な上死点を出します。

Img_0054

これが最大触れ幅です。ここで止めてロックします。まあ、この時点(ベルトを外す)では完全な上死点を出してもあまり意味がないのですが、今回は答え合わせのためです

Img_0055

完全にロックしました。

Img_0059
Img_0060

ボルトは手締めですが、完全にロックするブロックがシリンダヘッドにくっついています

Img_0063

他のカムもそうですが、唯一奥のバンクの吸気カムだけ少しスキマが開きます
僅かにずれたのでしょうか? どれくらいの影響があったかは分かりませんが、このように新車からずれているであろう部分もあります。

Img_0062

カムのスプロケットを緩めます。ベルトにテンションがかかっていた方がカムに負担が少なそうですし

Img_0069

クランク側にも合いマークをつけます

Img_1171

このようにですね

Img_1174

テンショナーを緩めてベルトを取り出します。超狭いです。

Img_0074

FF車の運命ではありますが、狭いです。狭すぎます。さらにこの後スプロケットを外してバックパネルを外します。そして最終的にウオーターポンプを外します。

Img_0081

それらは後編にて

2017年7月 7日 (金)

159 バンパー修理

先日納車した159

Img_0964

さっそくバンパーに必要のない模様をつけてしまい入庫と相成りました
しかしこのクルマ、工場に来る方々みんながかっこいいですねと言います。

やはり今はこの手の怒り顔がブームなのでしょうか?

さっそくフロントバンパーを外して・・・

Img_1108

なんだかすごい顔です
昔の映画、ロボジーみたい

075026

中身はあのミッキーカーチス
こちらはオペルのV6にアルファロメオのヘッド。

Img_1118

さて、バンパーもかなり国産いや世界的な潮流に巻き込まれて
今まではビスであったであろう部分は、サイドサポートのかん合を使い端っこのビスだけで止まっています

Img_1111

ですからバンパーの脱着はかなり簡単になっております
Img_1112

しかし、バンパーそのものの分解はちょっと大変。
なにしろ6つのライトにひとつひとつウオッシャーノズルが付くので脱着が大変です。

Img_1115

また網やフォグランプなど、構成部品が多いために分解はちょっぴり大変
この手のクルマは部品点数が多いので、前からぶつかると結構、金額がかさむタイプかもしれません

Img_1149

黒いカラーのクルマなので、塗装が映えますね

Img_1153

このくるまもそうですが、アルファロメオって案外、車両感覚がつかみ辛くありませんか?

2017年7月 6日 (木)

エアバッグコネクター作り替え

車検で入庫中の156GTAスポーツワゴン。先日ブログにも書いたとおりエアバッグランプを完治させるべく、コネクターの交換を作業しました

Img_0971

シートを動かすとエアバッグランプが点いたり。しかし、コネクターをもむと消えたり
とのことで、コネクターをかえてみて、これでも点灯するならいよいよサイドエアバッグそのものが悪いと言うことになります

Img_0986

コネクターは毎度おなじみAMPのものを使います

Img_1102

この日は超暑かったので、画像を撮っている余裕もなく・・・

Img_1107

いきなり完成画像
エアバッグなので、アース線を1個分分けて4極コネクターで造りました。
このカプラーならエアバッグでも安心でしょう

Img_1105

3極カプラーの在庫が無いとも言いますが・・・
最近はアウトシュピールさんが供給してくれるので大助かりです。( ̄ー ̄)ニヤリ

2017年7月 5日 (水)

155のV6エンジンの修理 組み立て編

清掃したエンジンブロック。シリンダヘッドを取り付けちゃいます

Img_3747

↑おっさんが清掃している図

Img_1064

シリンダーヘッドを取り付けるにあたってはオイルストーンで清掃します
できるだけ丁寧に、できるだけ均等に

Img_1066

こちらエンジンオーバーホールキット。イギリスのオーナーズクラブから買ったものです

Img_1068

ウオーターパイプも軽く黒スプレーで塗ります。

Img_1070

カムにスプロケットをつけて、カムの位置を確定させます。DOHCのヘッドと違い、スプロケットは決まり位置です。

Img_1072

カムの合わせマークを出します

Img_1073

カムとカムキャップそれぞれにあります。分かりますか?

Img_1074

ここでーす、ここ ここ! どちらのマーキングも揃う時がバルブタイミングの正常位置です

Img_10741

ヘッドガスケットを載せて

Img_1075

オイルラインのガスケットなど確認して

Img_1077

それぞれのバンクにシリンダヘッドをおきました。結構重いんですよ

Img_1080

ちなみに先に塗ったウオーターパイプはシリンダーヘッドが取り付けられると、取り外しができなくなる仕組みです。Oリングは当然交換しましたが、取り外しできないとは・・・

Img_1081

Water


言うところの13番と11番です。

プレトルクまで何回かに分けて締め込んでいきます。

Img_1084

工場内にプリセット式トルクレンチの作動音が響きます

Img_1088

9kgまで締め込みます。その後タイベルをかけて1回転させて11kgで締め込みます

Img_1094_2

全て正しいか、確認の為にタイミングベルトを張ります

Img_1095

外した時に付けた合いマークがぴったりですね

Img_1096

クランク側もぴったり!

Img_1097

奥に違う155を見ながら、別の155のエンジンを組む。うーん贅沢

Img_1099

もう組み付ける部品が少なくなってきました。

Img_1121

エンジンが車体に戻る日もそう遠くないと思います。

Img_1122

Img_1123

ただ消耗品の部品類がねえ。なかなか大変で

2017年7月 2日 (日)

アルファ155 V6エンジンの修理 清掃編

ずいぶん前から作業している155のV6エンジン。なかなか進まずユーザーさんには申し訳ない限りですが、時々こうして作業しているのです(言い訳?)

さて、エンジンを分解した際にEくんが、これどう思う?と言うところで見つかった、シリンダーブロック内のヘドロ。写真ではわかり難いですが、かなりな量が堆積しています。

Img_0390


Img_0391

そのまま見て見ぬフリも可能ですが、当然冷却系統全てに悪影響が予想されますから、ここは除去すべきと言う考えで一致して、掃除することになったのですが、いろいろな方法が検討されました。

Img_0927

しかし、結論はなかなか出ず、折衝案で掃除機を使うことになりました。ただ吸い口がが問題でしたが、いろいろネットで探すうちにこんなものを見つけました

http://item.rakuten.co.jp/fbird/sv-3055/

Img_0923

このノズルが功を奏して、すごい勢いで吸っていきます

Img_0921

とはいえ、1回では当然キレイにならず、水をいっぱい用意して何度も水を入れて掃除機で吸うという作業を繰り返します

Img_0932

↓掃除機で吸う

Img_0929

水を入れて洗う。黒い棒みたいなのが見えますが、歯ブラシのようなワイヤーブラシです。

Img_0931

何度もやっているうちにキレイになってきます。

Img_0937

ブラシやノズルが入らないところはエアガンで圧縮空気を吹き付けて何度も掃除します。

Img_0942

かなりキレイになりました。これで次のステップに進みます。
次はシリンダーヘッド取り付けです

Img_0946

見た感じでは分かりませんが、かなりな量の汚水です。サビ? 冷却水のコケ? いろいろな堆積物が出ました。

Img_0952

2017年7月 1日 (土)

車検だけどエアバッグランプ消しとく?

2台次々に車検でお預かりしました

おなじみな155と

Img_0982

155はこれまで何回も整備させていただいていますので、よく知っている個体です

そして、もう一台156です。今までずーっとディーラー整備の箱入り整備で、今回から僕の工場での整備にしていただけるという、ありがたいクルマです。

Img_0979

この156はワゴンで、GTAで、セレスピードで、右ハンドル。そして抜群のコンディション
そりゃ21000km! クラッチジャダーもほとんどナシ

Img_0973

すばらしいドライビングフィールです。2.5とは700cc、僕の3.0とはわずか200ccなのにぜーんぜん違うフィーリング。詳しくは知りませんが、エンジンの造りが違うの?

少なくともカムプロフィールが違うのは知っていますよ。ロックするSSTが違いますから
後は、インジェクションの味付けやスロットルの味付けは違いそうですけどね

とにかく3.2Lだけはあまりに違う。あ、でも3.0のMTの166とは近い感じ。GTVの3.0も近い感じ。GTVのハンドル切れなさ加減はカッパのに近い感じ。そりゃどうでもいいか

それはさておき、このクルマ、残念ながらエアバッグランプの点灯があるようです。

Img_0974

イモラレザーの助手席のシートを後ろにざーっと下げるとランプが点灯するようです、とはユーザーの弁。

Img_0986

診断機上にはサイドエアバッグの異常を示すメッセージ。おそらくこれは抵抗値が高すぎと言いたいのでしょう。交換部品の値段が高すぎて警告灯を点ける訳ないですからねえ

Img_0990

で、ユーザーさん曰く、シート下のコネクターをよしよしすると、ランプが消灯するとかで、おまじないをかけますが、僕のよしよしでは言うことをなかなか聞いてくれないようです

Img_0987

で、シート外しますて、コネクタを点検。
特に異常は無いんです

Img_0992

ためしに抜いてみると、当然・・・・

Img_0991

にぎやかですね、
すると、エアバッグには導通があるが、なんらかのジャマ(抵抗)があるのでしょうね。
ところが、コネクターを戻したら、警告灯が全く点灯しなくなりました。

Img_0993

Img_0994

今まで何度となくディーラーでエアバッグのコネクターの作業をしているとの事なので、おそらく接点復活剤を吹き付けて、このように一時的に出なくなっているのかもしれません。しかしやがて何らかの緑硝みたいな伝達を遮るような膜が出来て通電状態が悪くなるか・・・

そうじゃなかったら、サイドエアバッグの爆薬内の通電状態が何らかの理由で悪くなったかでしょうね。

先に言っておきますが、だからと言ってエアバッグの抵抗値などは絶対に測ってはいけません。本当に爆発する可能性があります

テスターは微弱電流を出して導通など見ていますから、場合によっては作動してしまうのですよ。

どうしようかな? 一応、コネクターを作り直しておこうかな?

2017年6月29日 (木)

おこな159

先日販売した159のホイールを交換しました。

Img_0953_2

ハナが長い

魅惑のロングフェイス

Img_0962

元のタイヤはつるつるだったので、販売条件に入れていました。
でもホイール決めがなかなかうまく行かず、だいぶ遅れてしまいました

Img_0961

Img_0956


ASSOのホイールですがハブの大きさやPCDなど専用設計かと思います。
ハイパーグレーなどと呼ばれる見方によっては明るく見えたり、黒く見えたり良い感じです

Img_0964

ビルシュタイン+アイバッハの組み合わせで走りもサイコー
TIよりイイかも知れません

Img_0965

いかつい~! もうクルマが怒り顔です。
激おこです。

他にもブレーキの鳴きを止めて、キーレスのバッテリーを換えて納車しましたとさ

2017年6月28日 (水)

美しいアルファロメオ166 

ついにと言うかやっと、内外装の整備が完了しました!

Img_0880

ふんだんに新品部品を使用し仕上げました。
贅沢なクリアー2度塗りの奥深さを示す写りこみです。

Img_0881

塗料系は下から全て、ドイツのスタンドックス製品です。

Img_0882

各オーナメント、やロゴはもちろん新品です

Img_0883

部品は国内に留まらずイタリアはもちろんのことドイツ、イギリス、ラトビア、ポーランドとヨーロッパ各国から取り寄せています

Img_0884

延べ日数にするといったいどれくらいでしょうか?
ガラスは外され、不必要な部品は取り外して、ドアロックやウインドウレギュレーターなど、不具合のあった部品は全て交換しています

Img_0885

フロントバンパーも使い物にならず、またリアバンパーも交換しました。
前のユーザーに使い倒された感が満載でした

Img_0886

しかし、可能な限り修理して、今日完全にリセットできました
以前のオーナーの感じを残しやすい内装は、可能な限りクリーニングして消しました

Img_0902

部品ひとつひとつ丁寧にクリーニングして

Img_0903

リアシートも取り外して専用洗剤でクリーニングしました。
ツヤが良い感じに消えて、雰囲気がよくなりました

Img_0904

センターコンソールは赤い塗装に戻され、シフトブーツやサイドブレーキブーツは新調しました。

Img_0913

唯一の音響機器だったCDチェンジャーは壊れていて、懐かしいカセット式のCDアダプターが付いていましたが、それはBluetoothオーディオに変わりました。音楽の再生はスマホさえあれば無限に再生できます

Img_0908

ナンバープレートホルダーも塗装し直し、貴重なSuperのレターも新調しました。

Img_0901

ホイールも抜かりなく、キズを治して塗装しなおしました。

Img_0905

タイヤはブリジストンの最高峰、レグノGR-Xi(クロスアイ)です。

Img_0906

贅の限りを尽くした仕様ですが、続いてはエンジン、足回りを作業して、車検へと向かいます。

さて、このクルマ。既に売れていますが、車体はほとんどタダ同然なんです。整備費用を頂いただけなんですねえ。
もし、こういった仕上がりをご希望でしたら、お気軽にご相談ください。

2017年6月12日 (月)

裏の裏はただの表だったりして

作業中の166、内装を作業しています。

Img_0750

内装は赤いレザーでかっこいいのですが、痛みのひどい部分は直していきます。
とはいえ、直せるところは限定的です。メインはこのセンターコンソールです

出来の悪い塗装なのか、なんなのかとにかく汚い。ベトベトは無いのはありがたいけど部分的に赤いところが見えていただけません

Img_0460

分解してみると、あちこちに赤い塗料が。しかもベトベトです。
どうやらこのセンターコンソール、元々は赤かったみたいですね

Img_0461

でもこの赤いのを除去していると今度は下から黒い塗装が出てきます。
一体・・・ まあ一番下の黒は素材色なのかもしれません

Img_0462

で、いろいろ文献を見るとどうも赤い内装でも赤と黒両方センタートンネルがあるみたい

Img_0463

だったら赤に戻しましょう!

Img_0474

足を付けて脱脂して塗装に備えます。


Img_0475

シートに近い色に調色して吹き付けました。

Img_0487

もちろん目隠しのグロメットも塗っちゃいます。

Img_0488

ひえーっ ハデ~

Img_0490

アームレストはさすがに使えませんし、塗れません。黒い色のままでまいります。

Img_0491

あと少しで出来上がりそうですね、166.
ご自分のクルマもこのように塗装したいですか?
是非、ご相談ください。

より以前の記事一覧

無料ブログはココログ
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

ブログパーツタイトル


  • 食品 飲料 売れ筋 ランキングブログ