塗料

塗料

2017年4月30日 (日)

PPAPではなくPPG

今回の159と、塗装は作業はありませんでしたが、プント

実は同じボディカラーでありまして

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↓こちらは159のカラープレート ネロカーボニオって書いてあります

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↓一方のプント、ネロ ミッレミリアと書いてあります

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優先されるべきはカラーコードで、この場合876です。
カラーコードが同じなのに色名が違うことはしばしばありまして、アルファに限らずメルセデスなどさまざまなメーカーでも見受けられます

僕らはこのカラーコードを元に、塗料メーカーの配合を出して色を作るわけです

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しかし様々な理由から必ずしもその配合からピッタリの色を作れるわけもなく、たいがいは微調色が必要になります

上のカラーラベルにもある通り、指定はPPGです。指定と言うより新車時の塗料納入メーカーがPPGだったと言うことだったように思います。でもスタンドックスで作れないわけでもなく、がんばって調色するわけですが、ラベルにSTANDOXの文字があったからと言って、必ずしも合う訳でもないのが面白いところです

ところで、このPPG、フィアット、アルファロメオでは大変よく目にするロゴですが、元はアメリカの塗料メーカーです。補修用塗料はデルトロンと言う塗料です

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日本では異様なまでに知名度が低く、この塗料を使っている工場を見たことが全くありません。ありませんから出来栄えが全くわからないので、あまり多くは言えません。おそらくは日本でのディストリビューターがあまりやる気がないのでしょう。日本での外資系塗料の普及は一時期よりも悪いようにおもいます。

日本では昔からシッケンズ及びレゾナルが外資塗料の定番で、次いでデュポンと。
スタンドックスは90年代中ごろに日本に上陸したように思います。

ただPPGは何時頃日本に来たのかは知りませんが、アウトビアンキのY10ターボには、たしかPPGのマークがあったように思います。海外では昔から普及していたのでしょう。

一度使ってみたいように思いますけどね。




2016年12月16日 (金)

指定塗料

輸入車に貼ってあるペイントラベル。
塗料メーカーのロゴがどこか誇らしげですね。
新車のOEMを示すのでことさら誇らしげなのかというと、意外に儲からないと聞いた事がありますけどね

日本ではあまり馴染みのないPPG

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デルトロンという塗料なのですが

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なにせ国内ではマイナー。ほとんど見たことはありません。以前、ブログを見た方からアルファロメオのヌヴォラレッドの発色がぜんぜん違い困っている旨のメールをいただきまして、僕の所のスタンドックスでは2コート塗色のため、うまく発色せず、3コートパールのデータだったPPGでうまく行くらしい話しを伺ったことがありました。

塗ってみたいところですが、なかなか機会がありません。そのうち部品取りのランチアに入っていた塗料

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これでも塗ってみようかな?


こちらは良く見ますねBASF

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日本では日本R-Mがその役目を担っています

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導入当時は4:1の塗料のイメージでしたが最近はなんと油性と水性のハイブリッドを販売しているようです。こちらもマニア的な人気がありまして、好きな人が結構います。

ただアジアと欧米ではセグメントが違うのか日本には未導入のこちらがあります

グラスリッドです

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フェラーリやポルシェでおなじみの最強の発色の塗料です。

かつて90年代の終わりまで禁止長の小さな会社が輸入していましたが、残念ながら潰えてしまい、今日までRMがその役を担っているのです。

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あとは画像がありませんが、ボルボなどのOEMには納入実績のある
アクゾノーベル、すなわちシッケンズです

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このおそろしく前衛的なデザインのミキサーは1度見たら忘れられません
外資系塗料の中では日本への上陸が最も早く、この業界に入ってそれほど時間が経っていない頃、見てデュポンと並んで衝撃を受けた仕上がりの塗料です。


もちろん僕らの使うスタンドックスも大変に優れた塗料ですが、このあたりの塗料は皆、こだわりを持って使っている傾向が強いので、どこも仕上がりには自信を持っているのでは
ないでしょうかね




2016年12月 1日 (木)

ひとくちにシルバーと言いましても

先日、イプシロンのお客さんに166やカッパのセールスブローチャ、つまりカタログを見せていただいたのですが、166に意外にカラーバリエーションがあるのを知りました

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195ロッソプロテオや472オデッセイブルーはもちろん、414ヌヴォラブルー 612ライトグレー(ポーラーシルバー)は塗った事がありますね。

でも、ベージュとブラックは見たことないなあ。しかもカラコード443のベージュは443はカラーコードからだとチェレステとなって、あの水色とグリーンを合わせたような色だし、となりの402はアズーロファンタジアという青いメタリックカラーになっちゃう

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656は青みのグレーメタリック。これも見たことありません。114はパールホワイトで、447は配合そのもが存在しません。

作られなかったのかなぁ? 思えば814ボルケーノブラックがないなあ

おもしろいですねえ。
さて、その612のライトグレーシルバーを塗装します。僕のトランクですね。この部分を塗ると、僕のクルマは全塗装が終了したことになるのです。何年越しの全塗装じゃちゅーねん

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予め、作業の準備をしといて

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こちらがこのシルバーのデータです
左は原色のコード、右は%です。今回は200g作ります。

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塗料は590シルバー、811シルバーダラーコース 598ブリリアントシルバー
この3種のシルバーは、それぞれメタリックの大きさが大きめの3種です。 

そこに008スタビライザーを入れます。これは色ではなくて、メタリックやパールをよりギラギラさせる添加剤で、その後581オーカー、570白、854ブラックと続きます

実際の調色差業は、表の一番上590シルバーから注ぎます。28.4%ですから200gだと56.8gを投入します

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単なるシルバーですね、次に598のかなり荒いメタリックを

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さらに荒い目の811シルバーダラーコース

シルバー色は複数の感じの違うシルバーで作られます

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白く見えるのはスタビライザーです

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次にオーカ-を僅かに入れます

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さらにホワイトも少々

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最後にブラックを少々入れて出来上がり

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それをかんまします。すっごい速さで回っているようですね

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出来上がりました

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これをさらにシンナーで割って出来上がりです

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次回は続きの塗装編となります

2016年11月 5日 (土)

Change, Yes, I can

長きに渡り使い続けられた物も、いつかはお別れが来るのです。

それは例えば
Bluetrain

ありがとーブルートレイン~。

あるいは

Kotikame

ありがとー また見てくれよな(両津 談)

最近これらのことがありましたねえ。
そして今日、MPIでも20年使い続けたスタンドックスのミキサーがついにお別れです。

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最近はだましだまし使っていましたが、長く使ったので現役引退となりました

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もうさすがにこのミキサーを使っているところも少ないでしょう

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僕がMPIを作った1996年11月。ブログをご覧の方でへたすりゃ小学生だったなんて人がいるかもしれません。
↑のロゴだったハーバーツ スタンドックスはドイツの薬品会社、ヘキストの一部門でした。記憶が正しければ2000年前後に身売りされ、アメリカのデュポンに買収されます。

90年代の後半は結構、いろいろありまして例えばヨーロッパがEUになりドイツはマルクからユーロになりました。当時ずいぶん便乗値上げが相次いだのを思い出しますね

97年ごろは未だPCが大変高価で、ローンを組んで払っていたように思います。Windows95を長く使いました。

インポーターが大日本塗料から独自の日本法人ができて、ロゴも新しいものになると
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いろいろなサービスが始まりました。永久保証のプログラムや先人が苦労して成し得た輸入車の日本国内でのPDI(新車センター)での指定補修塗料の座を得たり
さらに、日本国内向けの実車配合など各フォーミュラも時間と共に実践的な内容になって来ました

時は流れて、何度と無くミキサーもモデルチェンジが行われ、ミキサーのトップシェアを誇るフィロンテクノロジーズのミキサーも変わっていきました。

今回MPIに来たのは

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比較的新しいモデルの中古です。

いやあ、大変に助かります。

ちなみに古いほうは

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ブラジルで走る丸の内線車両みたいに

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先輩のガレージサナップの新井さんの元で余生を過ごすことになりましたとさ・・・・

2016年7月 7日 (木)

洗車考

今日は166スーパーの商談があるので、洗車大会です。
洗車をすることによっていろいろ気づくこともあります。

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え?なんで古いほうの166?

いやいやこちらにも乗ってもらおうと用意していて、メタリックを見ていたらなんとなく、こちらも書きたくなってしまいました。このクルマのシルバー好きなんですよね

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実際のメタリックの美しさは写真では到底伝えられず、少し大きなメタリックが本当に美しく並びます。スタンドックスという塗料の魅力はこのメタリックの美しさにあります。

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このクルマはMPIに来たときには新車のOEMの塗装はひどい状態で、白く焼けて色ボケしていたのを、一部いや、パネル1枚を除いて殆ど、いや全部塗装しました。

全塗装しました、と言えないのはトランクを塗っていないからです。
他のパネルに比べて白く感じますね

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トランク塗ったら全塗装しったて言おうっと。

メタリックが結構違うでしょ。同じ色番号なんですよ

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ところで、洗車したときの最後の仕上げはタイヤです。
しっかりホイールを洗ったあとはタイヤにワックスを塗ります。
しかし、ウチは塗装施設を有していますので、ワックス中の塗装への有害成分ジメチルシリコンを含むタイヤワックスを使うことができません。


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そこで、タイホーコーザイのノンスリップレザーワックスです。

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シリコンフリーなので、全く長持ちしませんが、タイヤ本来の持つ青黒さを演出してくれます。
ジメチル酸の入ったタイヤワックスは長持ちして、ピカピカになる一方、えげつないテカリを嫌がる人が多いのも事実で、異様にテカるタイヤの様はいささか不自然とも思えます。

直接タイヤにワックスするより、適当なスポンジにシュっとやってからタイヤに塗りこむのがいいです。

画像をクリックすると、アマゾンに飛びます。

ほかにもタイホーコーザイの用品は良く使います。

洗車やホイール洗いなどマルチパーパスな洗剤のセーフティクリーン

こちらも古くから使う定番商品です。
まあ、一般の人が買うには、よほど洗車が好きなヒトでないと、使いきれないかもしれませんが。

でもこの後、突然エアコンの室内側のブロアファンのリレーが壊れて、大きな電流が流れてヒューズホルダーが溶けてしまうのでした・・・ とほほ

2016年4月 9日 (土)

スタンドックスという塗料のハナシ

今回はかなりマニアックな話です。
多くの方にはあまり興味の無いハナシかもしれません。

先日、クリアーの話をちょろっと書きましたが、棚の奥から遺跡を発掘しました

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これが古いMSラピッド

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いつか自分のクルマにでも塗りたいかと思っていて、しまっておいた1本です。

もう一本持っていましたが、ウチの166の塗装に使ってしまいました。

ポットライフというか、可使期限をとうに過ぎていますので、使えるかどうか??

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一応新品です。

もうひとつ
20-60です。

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この頃の商品はよかったなあ。
純粋なドイツ資本で、すばらしい商品群で、スタンドックスがなければ僕はMPIを作らなかったし、転職もしなかったかも知れません。

肉もち、透明感、平滑度・・・ どれを取っても完璧で最強でした。
塗装膜強度も大変なもので、約23年前、26歳の時に衝撃を受けたものです。

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こちらは何故か使いかけで、10年以上楽に経過しているので、絶対に使うことはできません。

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僅かに黄変しています。
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ハードナーを入れて硬化するか試してみましょう

少し着色が見られますが、硬化します。
硬化するメカニズムはハードナーが持っているので、当然といえば当然なのでしょうが。
完全に締まるかどうか。

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また僕の166に使おうかな

ところで、ついでに書いた下地作りに使う塗料たち

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左からEPプライマーサフェーサーのハードナーと主剤。
エッチングプライマー。こちらもハードナーが別に存在しますが撮り忘れちゃった
上の青いのは2Kプライマーレッドブラウン

EP(エポキシ)プライマーサフェーサーは強力なシール(遮断)性能で主に下地の状態が悪い物に使ったり(溶剤のパッチテストに溶けたりするような塗装面)、アルミパネルに使ったりします。

エッチングプライマーは研磨して露出したアルミ材など通常の塗料の密着力では濡れない材料に使います。アルミホイールの補修とかレンジローバーなどアルミパネルの補修で、パテを載せるような仕事の下地に使います。

2Kプライマーは亜鉛引きした鋼板やアルミ材などのパテを使う補修下地に使います。

2つのサフェーサーは

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2:1ノンストップサフェーサーです。HS(ハイソリッド)ハードナーと2:1で使う強力な遮断性と密着性を持ち 主に新品パネルに塗装したり劣化した塗装膜に使います。

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4:1システムフィラーです。主にパテを使うなど補修したり、劣化した塗装膜や新品パネルなど一番守備範囲が広い、万能型ハイビルドのサフェーサーですが、鋼板など金属が露出したところには直接塗装できません。下に必ず2Kもしくは1Kプライマーを塗装してからでないと、塗装できません。

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ところが2Kプライマーは生産が打ち切られ、生産中止直後に地方のぜんぜん知らない販売店に一生懸命電話して在庫を買い取ったのですが、今回あると思っていた2Kプライマーの新品がどうしても見つからず、心底困りました。
今現在も行方不明で、早急に対策せねばならなくなってしまいました(涙)


一口に下地といいましても、状況によって使い分けているのです。
MPIでは一番下から表面まで全てスタンドックスの塗装系ですので、安心して作業が可能です。

2015年4月 3日 (金)

Standoxと言う選択

かつて僕がスタンドックスという塗料を使い始めたのは95年の中ごろでしょうか?

当時は大日本ペイントが輸入元で当時、品質も環境問題も含めて、かなり低水準だった国産塗料にくらべ相当大きなアドバンテージがあり、出来上がりは息をのむ仕上がりになりました。

時には、F1のフェラーリの赤で全塗装したいと言うお客さんの為に、データが存在するかと聞くと「調べてみます」との事。2週間ほどすると、イタリアの現地法人が、イモラサーキットで実際に走ったF1のノーズコーンを借り受けて、実際に調色したデータをくれたり、コカコーラのカラーデータがあったり、スポンサードだったWRCで戦うスバルのインプレッサやレガシーの555ブルーなるカラーデータも年ごとにあり、外国のメーカーらしいところも満載でした。

そんなスタンドックスを愛してやまないのは、ずばり、塗装技術者としても、その美しさに魅了されてしまうからです。

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今日塗装したスズキワゴンR。
Z2Sというシルバーです。

上手く撮影できず、塗装面を画像でお伝えできないのが残念です

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本当に美しいメタリックの配列、目立て、輝きです。

新車のメタリックに本当に近い。いや、新車より新車らしい、メタリックです。
夏の到来と共に蒸発速度が高くなり、塗装条件が悪くなります。
今ぐらいの気温が最も塗り易いですね。

うまくメタリックの整列している塗装膜はため息が出るほどです。
そして発色、クリアーの肉持ち感。パネルの端は表面張力で盛り上がり、高級車の手塗り時代の新車OEM塗装にそっくりです。

僕らは軽自動車でもメルセデスでも作業プロセスはみんな同じです。

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このようなブルーのメタリックも
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イエローパールだって

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赤い発色だってみんな好きで使っている塗料なのです。
少々高いですけどね。

一般的なユーザーはそこまで詳しく分からなくとも、素人目に見ても何か言いようのない良さや塗装の安定した感じは理解いただけるようで、再度ご用命いただけることが多いのが、何よりの理由かもしれません

2015年2月 8日 (日)

スタンドックスのいろいろ

僕らの使用している塗料「スタンドックス」はドイツはヴッパータールに本社を構える世界的に塗料をリリースしている会社です。

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世界各国で使用されているために、いろいろな商品があるのも面白いところ。
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国内では見られないフリートライン。つまり商用車や大型車を塗る塗料です。
つまりちょっとお安いシリーズ。

ちなみに国内の正規販売ルートで手に入るのはたぶん

STANDOBLUE(最新の水性塗料)
1Kベースコートシステム
2Kスタンドクリル(今は販売しているかなあ?)

僕らが使っているのは1Kベースコートのシステム+2Kスタンドクリルクリアーシステムです。

実はこの1Kのラインに限定販売された塗料があるのです

エクスクルーシブラインと呼ばれる特殊塗料です

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見る角度によって色彩が変わる事をフリップフロップ現象と言いますが、それをうまく使った商品ですが、1Lあたり5万円くらいします。当然全塗装を前提としていますから、4L~5L必要です。さらに下地塗装にホワイトだったり黒で一度塗装することが前提ですから、実際の塗料原価は途方もない事になります

文字通りエクスクルーシブなわけです。この塗料ラインは各国のサーキット場の名前がついていて、日本の鈴鹿サーキットにちなんでつけられたのはスズカサンでした。どんな色かって? うーん覚えてないなあ

このメーカーの塗料にはかつて、宝石の原石を使って作った塗料、ラピスラズリーブルー(lapis lazuli blue)が存在します。

1Lあたり25万円くらいすると聞いたことがありますが、おそらくもっと高額かも??聞いたのは15年以上昔ですからね

この塗料何が凄いって、値段もさることながらその販売方法です。
発注者は椅子に座ってみていて、ドイツから来た技術者が塗装してくれるというもの。
残念ながら日本では販売実績はないそうです。
やはり中東のメガリッチの方たちがお客さんなんでしょうかね。

ラピスラズリはありませんが、他のエクスクルーーシブラインはミニカーに塗られて販売されてますからヤフオクなんかで探してくださいね。

2014年5月16日 (金)

スプレーガンとドクターペッパー

久しぶりにスプレーガンを買いました。

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イワタのW101です。先代のサフェ用のガンが壊れてしまったので代わりを探していたのですが、販売店からデビルビスのルナだかなんだかを勧められて、デモ機を使わせてもらっていたのですが、サフェを吹くにはあまり良い性能ではなくて、しょうがないのでこれにしました。

まあこれもあまり良いガンではありませんが....デビルビスのガンよりはまだいいかな的な選択です。

ガンはペインターにとって切っても切れない道具です。
僕らはサフェ以外には全てサタを使っています。もうオーソリティなのです。

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サタのガンは今でこそ小さく、軽くなりましたが、初期の頃は大きくて、塗料もいっぱい入り、いかにも体のデカい欧州人向けだなあといいた具合でしたが、最近はだいぶ小さくなり一般的な大きさになりました

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現行の機種JET4000HVLPです。
数年前からサタは世界的にインターネット販売する業者を締め出し 、サービスや修理の保障などの観点から対面販売のみの販売となりました。日本では輸入元がバラバラなので、僕のような人間には難しい販売方法になりました。

まあ、日本で買った場合の方が安かったりしたのですが、可能な限りサタのスプレーガンだけは出たら買うようにして いつも新しいパフォーマンスを見ることが出来ました。彼らはいつも新しいスプレーテクノロジーを見せてくれて 本当にサディスファクションギャランティードだったのです。新しいモデルが出るたびに値段が高くなり心配しましたが.....

ところで、そのサタのスプレーガンも ガンがいくら良くても出てくる空気が汚れていてはいけません。久しぶりにフィルターも交換します

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こちらもサタのコンビフィルターです。買った当時スゴイ値段で、当時まだドイツではマルクが通貨だったころです。あの当時で高かったので、今も恐ろしい値段かと思います 。

当時はドイツから直輸入しました。開業した頃はイケイケでしたから.....

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だいぶ汚れています。第一フィルターはブロンズのフィルターを交換。水分や油分を除去します

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第二フィルターはドライになった空気からゴミを除去します。

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また当分頑張っていただくようです。

空気にも拘りたいものです。暑かったので、こちらもこだわりの一本!

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人類が至った最高の味、ドクターペッパーです。しかもチェリー味。

これ以上はありません。 のど越しというか後味は中毒性が高いです。
毎年1ケースを近くのコストコで買って、夕方に1本のんで....

 

2014年2月14日 (金)

自動車を取り巻く環境

少々前ですが自動車メーカーの統合がずいぶんありましたね

例えばクライスラーも今やフィアットの子会社です。あるいはルノーと日産、トヨタ、ダイハツ、日野など。VWアウディとランボルギーニ、ベントレーとBMWなどなど... 

国内損害保険会社もすごく統合が進みましたね。

塗料会社も実は同じなのですよ。
かつて、塗料と化学会社は表裏一体で、シッケンズとアクゾノーベル、グラスリッドもしくはR-MとBASF、PPGやDupontなど、塗料以外でも有名です

ところが僕の長年使っているStandoxは流浪の旅をするハメになります。

かつて世界最大の化学薬品メーカーだったヘキストグループの一員だったスタンドックスは当時大日本塗料が輸入元になり日本上陸を果たしますが、ヘキストの分解とともに流浪し02年頃にDupontグループに買収されます。ちなみにヘキストは後にサノフィ・アベンティスになります。

アメリカ資本の介入により、オーセンティックな商品だった高品質クリアー20-60やMS、MS-Rapidは姿を消し、国内の貧弱な設備の元でも使いやすい、国内のライバルに迎合したエアテックラインを相次いで発売します。しかし本来、高機能塗装をウリにしている塗料メーカーが、使い勝手を優先した中途半端な塗料を発売しても、売れるハズもなく次第にマーケットを失います。きっと古くからいる社員は砂を噛む思いだったに違いなかったと思います

経営サイドも何か悟ったのか、突然デュポンの最高級ラインを標榜した位置付けをします。今日多くのボディショップで使われるようになったのはこうした背景の積み重ねによるものです。

ところが去年、突然デュポンとともに塗料部門が売られ、投資会社カーライルグループが買収、アクサルタと言う独立した塗料メーカーとなってしまった

以前のようなヨーロッパの本当に良い物は採算を超えて尊い物と言う考えは基本的に売却されてしまい、アメリカ的な儲かるものは尊い物になりつつあるように思います。性能が良い物が良い物ではなく良く売れる物が良いと言いますか、いかにもアメリカナイズドされた商品構成になりました

かつてスタンドックスの2Kクリアはまるで分厚いガラス板のようでした。
ところが、新車のラインが貧相な塗装になるにつれ、補修塗料も同じ轍を踏むようになりました。
ロールスやランボ、フェラーリといったプレステージカーは新車のラインで徹底的にポリッシング(磨き作業)され新車の塗装から磨き肌でつるつるですが、量産車はスラリー紛体電着だとか、ウオーターボーン塗料を採用するようになって飛躍的に塗装が悪くなりました。

もちろん世界的なVOC規制、燃費基準の波や販売量覇権を争うコスト削減による品質軽視の風潮など逆風が多いのはたしかですけどね

常に自動車のOEM(新車)塗装も補修塗装も時代に翻弄されるのですよ。

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