いにしえの通信機器
今日は国内で最も大きいプロ向けオークションの開催日で、バックオーダーを解消すべく万全の体制で臨みましたが、むなしくも散りました。
2台のバックオーダーを殆ど手中に収めたかと思っていましたが、2台ともするりと逃げていきました。落札できなかったのです・・・・
今日はそんな不運な日で、がっくし肩を落としていましたが、なぜか失せ物は良く出てくる日でして、工場を片付けると面白いものが出てきました
かつて使っていた携帯電話の数々です。
現ソフトバンクの前身の前身の前身、東京デジタルホンが一般向け通話営業を開始したその日から使っていました94年の頃の話です。当時は20万以上したうえに都内では上石神井から西では電話ができませんでしたが、進歩は目覚しく、しばらくすると徐々に接続範囲が広くなり、やがて使える電話になって行きました
これはTA04です。東京デジタルホンからJ-PHONEになった頃です。
まだネットも着メロも無い時代かと思われます。
製造は2000年7月とあります。
昔はこんな携帯持って、小脇にクラッチバッグを抱え、出る前にアンテナをひっぱり出して「しもしも」ってやっていたのですから、今では考えられませんね
続いてはSA04です。2つ折になって現代のガラケーに近くなりました。
なんだかかわいい形です。子供のおもちゃみたい
2001年11月製造とあります。ついにというかおそらく初めてのカメラ付きケータイかと思われます。記憶が正しければ、カメラの画像は独自の規格でちっさくて使えないんですわ。
続いてはパールホワイトの塗装も美しいV601T。ついにボーダーフォンの時代が来ます
もちろんこの間にも買い換えてはいるとは思いますが、探せば出てくるかな?
2004年7月製造とあります
調べたところによると着うた対応、130万画素カメラと現実的なスペックに近づいてきています。ひっぱり出すアンテナもなくなりました
もう最近の機種になってきますこちら、W61S。
サイバーショット携帯。この頃からBluetoothなんて機能が出現するみたいです。
番外編。初めてのデジカメでした。
オリンパスC-100。後ろにはスマートメディアが見えます
製造年は書いてありませんが、2001年頃のもののようです。これは衝撃的でした。画像ばかりか動画も僅かながら撮れます
バッテリーが単3電池4本と言うのも驚きですが・・・
それまでは、現像を依頼すればフィルムはタダという写真屋さん24なるところに現像をお願いしていましたが、デジカメの登場により現像の必要が無くなり、全くカメラ屋さんに足を運ばなくなりました。
この頃はカメラがモデルチェンジするたびに解像度が上書きされ、いったいどこまで行くのやらという状態でした。スマートメディアやCFカードなどは早々姿を消して、今日のようにSDカードが殆ど、あとはソニーのメモリースティックが僅か。あーいや殆どがフラッシュメモリーで済んでいますいますね、i-phoneのように
なんだかすごく昔のような気がしますが、僕のアルファロメオ166
2000年のクルマですから、一番上のケータイが世にあふれていた頃イタリアで作られたのですね。それを思うと古いクルマなんだか、新しく感じるんだかわからなくなります。
17年前ですから、ウチの高校生のせがれが生まれた年でもあります。
MPIは1996年11月に今の工場を契約して、今年で21年目となります。
若いユーザーの子なら、まだ赤ちゃんだったことになってしまうのが恐ろしいです・・・