以前にも少し書きましたが、僕が中学1年の頃、ハードロックに目覚め、歌詩の内容を知りたくなり、英語に興味を持ちました。当時の英語の先生に歌詞カードを渡して翻訳してほしいと頼むと、できない、わからないと返されたのを、とても残念に思った記憶があります。
そしてこの仕事に就く前、僕の兄がアメリカの学校に行っていて、卒業後、来日する同級生の送り迎えに駆り出される事があり、だんだん覚えていく、正にpractice makes perfectを地で行く、突撃練習法でした。
やがて、以前働いていたイーグルでもいすゞマニアの外国人もたびたび訪れるようになり、プライベートでも一緒に遊びに行くほど仲良くなり、英語はかなり日常的になりました。その時に知り合ったのがオーストラリア人のBarryでした。
でも当時必ず行っていたのが、ノートに言葉やフレーズを書く事でした。それ以外覚える道が無かったからです。
英語をしゃべる際に、日本語→英語と変換していると確実に破綻します
英語→英語で考えるようにスイッチしないとダメなわけです。
つまり、一定量の勉強というか、覚えることは確実に必要なのです。
ところが、最近巷で勉強をしないで英語が喋れるようになる教材がどうも人気だとか。
最近の勉強不足もあり、早速受講することにしたのが去年の9月ころです
4か月くらい聞きまくって思うのですが、全く変化はありません。さらに皆さん同じ質問をしてきます
ほんとうに英語が喋れるようになるのですか?
僕はその質問にはこう答えています
これだけでは絶対に無理、紙に書いて覚えるか、実際に外国人と暮らすかしないと覚えませんよ。ある程度のスキルは絶対必要...と
じゃあ、広告はウソではとなるのですが、その教材はどこにも
「どれだけ、どのようにしゃべれるようになる」とは一言も書いてありません。
それは即ち
街中で外国の人にあなたがHi! How are you?と言えばpretty goodと返してくるでしょう。それって....
ほら、喋れたでしょう! と。
みんな商売なんですよ。
実際は訛りあり、スラングあり、早口ありと壁はいくつもあります。
アメリカのテレビ番組よろしくスラング的な慣用句を多用すると、それはそれで下品極まりない人になってしまいますが...
上品な育ちの人たちは、そうむやみにshitなんて言いません。ちょうど教材にあるようなキレイな言葉づかいです。でも訛りはどうでしょう。歯並びが悪かったり、特徴のあるしゃべり方の人は大変です。
やはり、努力なくして外国語は習得できずだと、僕は思います。