住まい・インテリア

2017年8月 6日 (日)

エアコンの洗浄。

最近4畳半の部屋のエアコンがどうも冷えない感じだとお嫁さんが訴えています

確かに夜中に暑くて目が覚めて、エアコンのスイッチを入れると、どうもひえが悪い。
他の部屋の温度と同じ設定にすると、とんでもなく暑いのです。

ついに買い替えかあ、と思い電気店に行くと最低でも5万5千円くらいかかりそう。
本体以外に取り付け工事費も必要ですからね。リサイクル費用は違う形で処分するのでかかりませんが。

しかし6万近い出費は痛すぎる。そこで、どこが悪いのか今一度確認することにしました。

1.つい最近フィルターは掃除している。
2.弱いながらもエアコンは効いている。
3.室外機の低圧管はかなり冷たくなっている。
4.明らかに出てくる風の量が少ない。

以上の事から、メインの冷やす部分には異常が無いことを確信し、まず清掃することにしました。幸い今日の日曜日はたいした用事もないので、早速作業します

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エアコンは三菱製で、新築祝いにお客さんから頂いたもので、かれこれ12年くらいは経っているものです。

フロントパネルを外してフラップを外します。

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メクラ蓋を外すと+ビスがありますので2つ外すとメインのカバーがごっそりハズれます。
フィルターがまだキレイなのが見えます

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一方エバポレーターが丸出しになりました。何回かはフィルターを外した時にエアコン洗浄スプレーを使ってホコリを取っていましたが、もうほこりはこびり付いてスプレーごときでは、落ちにくくなっていました

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ドレントフラップモーターユニットがひとつになった部品も外します。
エバポレーターの上側にはサーミスタも見えます。
冷たい冷媒はこの銅管だけを流れます。で、冷媒の管に触れるアルミのフィンの隙間を空気が通って冷たい空気に変わるのです。しかしこれだけ汚いと、フィンのスキマを通る風が少なくなり、エアコンが効かなくなると。

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フラップの配線は操作しやすいように基盤が自由に出し入れできるようになっています。

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ドレンを外す時に引っ掛かりがあるので壊さぬよう注意が必要です
上側にシロッコファンが写っていますが、すさまじいホコリの権化です。
これならアレルギーにもなるわな。
このシロッコファンが部屋の空気を上面から取り入れてフィンを通して冷たくなり、下側から冷気を出す仕組みなので、このファンの役割は相当大きいはずです。
でも完全に目詰まりしているので、部屋が冷えない主原因はこれでしょう

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エバポレーターが完全にあらわになりました。フィンにそってタワシやブラシでホコリを取ります。しかし暑いです。エアコンの洗浄業の方の苦労が分かります

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フィンは結露し、濡れていますので、それそうなりの対策を施して挑まないと、部屋が汚れます。
ちなみにフィンをキレイにするタワシはこんなものを使いました。

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シロッコファンはここまでキレイになりました。画像がありませんが、エバポレーターはある程度外れてフリーになりますが、当然後ろ側は配管があるので外れません。
でもシロッコファンはほとんど外れたのですが、モーター側がどうしても外れず、完全に取り外して洗浄することは諦めました。

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あとは外した部品を組み上げて、元通りにしていきます。

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途中、ドレンを組んだら、漏れのテストを兼ねて、洗浄スプレーでフィンをキレイにしてみます。

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結果は上々で、再び寒いほどの冷気を出すことができました。
エアコンの風は、ただ冷たいだけでは部屋を冷やすことができず
一定量の風量があることが重要になることを再認識しました。

2016年1月 9日 (土)

異業種に触れてみて

我が家では今年に入り家電の故障が相次いでしまいました。

先ずは最近ブログにも書いたエアコン。すると後を追うように食器洗い乾燥機が壊れ、今日、iPhone6Sを落っことしてフロントパネルのガラスにヒビを入れてしまいました。

iPhoneはそもそもあまり使うつもりが無かったので、そのうち立川の怪しげな修理ショップで、直せるようになったら直そうかな程度ですが、エアコンや食洗機は生活に必要なアイテムなので、手当てしないといけません。

2日連続で、業者さんが家に来て作業してくれました。

はじめは、おヨメさんが、これがないと生きていけないと豪語する、食洗機。
どうも開閉を見ている部分が悪いみたいで、ロックを何回かやりなおしているとそのうち、何事も無かったように動き出します、ですので電気系のトラブルなのはわかっていました

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パナソニック社製NP-P45D1P1TM。一般販売ではなく、建材のビルドインタイプの食洗機です

2003年製と書いてありますので、13年落ちです。それでも僕の166よりは若いですが

先に電話で問い合わせた内容から、最初からドアロック部分のラッチと呼ばれる部品が悪かったようで、作業する方が部品を持ってやってきました

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ドロワーのロックレバーのつまみを外して

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赤い丸の部分の2つのビスを外し、残りは勘合で止まっているようで、黄色←の部分はステーを止めているビスなので外しません

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フロントパネルが外れました。

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赤○が今回の故障部位のラッチです。
デスク側から金属のストライカーが延びていて、このラッチに刺さることで、ドロワーが閉まっていると感じて洗浄がスタートする仕組みです。

ドライバーを突っ込むと普通に作動し始めるのですが、ストライカーではうまく作動しないようです

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すばやい作業で交換し始め・・・ いきなり通電を確認せずにニッパーで切ろうとするので、「ブレーカー落としますか?通電してたらガイコツ見えちゃいますよ」と先に聞くと、あ、じゃあと。
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新しい部品は他のモデルからの流用だそうで、コネクターは全て交換します

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これでもう困ることはないでしょう。他にそんな事で困っている方がいましたら参考にしてみてください。費用は13608円でした

ちなみに去年はすぐ食洗機が止まってしまうトラブルを修理してもらいましたが、それはプラパイプの液漏れが原因でした。


翌日はエアコンです。

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今の家に越してくる前から使っていた10数年使ったエアコン。突然室外機がつんでしまってうんともすんとも言いません

そもそもこの方向に何故つけたのか覚えてませんが、エアコンの向きが悪いので、方向も変えます

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エアコンの移設は意外に簡単なんですよ。
暖房か冷房かにもよりますが、ガスの送り側のバルブを閉めておいて、室外機を運転させガスの戻り側にどんどんコンプレッサーに吸わせておいて、バルブを閉じれば、室外機にガスは封入されるのです。

ところが! 

今回は室外機が壊れて室外機が動きません。それゆえ、自分で外すのをためらったのです。ではその場合はどのようにして外すのかと言うと・・・・
大気開放なんだそうです。まあ、やむをえないのでしょうね

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ハコから新しい室内機を出して準備を進めます

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やはり慣れている感満載で、作業は早回しを見ているようです


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分かりにくい画ですが、手前が新しい室内を準備しているところ
奥側は外した古い室内機。

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にくい演出は、室内機の入っていたビニール袋をテープで止めて、パイプを出す穴を開ける再のゴミ(粉)を落とさないようにする心遣いです。

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これまた結構な勢いで進めていきます。

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続いてブラケットの取り付けです。

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本来の取り付け位置は、アンカーで止める部分だけになってしまうので、作業者さんの判断で下地のあるところにも直接ビスを打ち込みます。

キクチさんや、古くからのお客さんのH谷さんもそうですが、道具とか使わず、クロスやボードの向こうの下地を見つけ出すのは、僕のような商売からするとマジックを見ているようです

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室外機に向かうパイプを準備します。
とにかく手際がいいです。本当に早回しをみているようです。それでいて丁寧なんですよ。

ところで、家庭用エアコンのフィッティングは自動車のようなフィッティングではないのですね。
いわゆるフレアリングツールで、片やラッパのようなフレアパイプを作り、反対側は先を丸めたパイプを使い、イメージとしてはじゃんけんのパーとグーみたいです。それでがっちり止めれば漏れないんですね。
Oリングは使わないそうなんです。
一般的に販売されているフレアツールでも銅パイプなら比較的簡単に加工できます。
ぶっといパイプや鉄、ステンレスとなると本格的なツールが必要になりますが、家庭用ならアストロやストレートで十分でしょう

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出来上がり。想定外の出費でした・・・・
でもこれも次回からは自分で取り付けたいですね。

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