BMWのリアサンシェードの交換
この間、リアバンパーなどを塗ったBMWですが、リアのサンシェードが出っ放しでよろしくありません。
バックする時は直接目視が前提ですから、サイドミラーやバックカメラに頼るのはよくないです。
しかし、見ようにもシェードが邪魔して見えません
これ、結構トラブルが多くてメルセデスなどでも出っ放しなのをよく見ます
手で下げきればOKなのですが、頑固なまでに頑張って下がってくれません。
快適装備は時間と共に不快な装備となってオーナーを裏切って行きます
分解してどうにかしてみます。基本的にパーシャルシェルフと呼ばれるボードを外す事が目的になります
リアシートは分割可倒式のトランクスルーなので、座面だけの脱着でOKです。
両サイドのクッションを外します。ドイツ車お得意の入っているだけの嵌合です
下から上に持ち上げるようにすると取れます。硬いけど。
あとはパネルと共締めされているクリップを数本抜きまして
Cピラートリムも外します。AIRBAGのプラスチックのオーナメントの下にあります。後ろ側に金属のクリップが2つありますからうまく外します。よくできていて、一度途中まで抜けて上にズラして完全に外します。
金属のクリップは基本的に再利用できません、チリが狂います。
さほど気にしない人は、そのまま使ってもOK
さー、これで外れま・・・・・ せん。
この何かに使うフック。何気ないものですが
蓋が開いて
穴の中にデカいトルクスを入れて
デカいボルトなどと一緒にこんなしっかりした部品が出てきます。ここには写っていませんが、金属のプレートまであります。
ボードの固定に直接関係ありませんが、スピーカーも外しておいた方が後々よさそうです。
手間に引き出します。
朝青竜よろしく上手投げでひっくり返すと、ほら、かなりしっかりしたリンクが出てきました。ワイパーリンクのようになっているのですね。
リンクの真ん中にビスがありますので、モーターを直接止めているビス3本と共にはずします。
どうやらモーターが良くないみたいで、モーターを取るとキレイに格納されて何事もなかったような佇まい。
基本的に反対に組んで行けば出来上がりです。
ドイツの自動車は結構いろいろ乗ったので、このパワーシェードの付いているクルマには何度も乗っていますが、付いているのを面白半分に上下させただけで、実際に陽を避ける為に上げたりすることは1度も使った事はありません。いやたぶん、その1度だけでしょう。
アルファの166にも付いていますが、手動です。それも壊れる時がありますが。
それくらい使わない機能の為に何万も出すのは少々無駄なような気がします。
今回はリンクとフレームを2か所、タイラップで縛って、動かないようにして元に戻しましたとさ