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2019年1月27日 (日)

アルファロメオ147 セレスピード不良の修理

先日レッカー移動された147GTAセレスピードですが、MPIでは2つのトラブルがコンビネーションで存在していると考えました

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直接レッカーされた原因はセレスピードランプが点灯し、シフトチェンジができなくなったことです。油圧異常が診断機上に載ってきました。ところが、そもそもギアシフトを動かしても1速に入らないことが確認されて、どうやらこれは診断機上に載っていたものとは違うようです。

でもこれは置いといて、先に油圧の部分から作業します。

Img_2983

セレスピードの仕組みは完全なるマニュアル車のクラッチペダルや油圧シリンダー部分を無くして、人間の足にあたる部分を油圧機械がとって変わるものです。

ところが人間とはどこまでも素晴らしいもので、その時々を判断して、時にはずばっと、時にはじんわりといろいろ加減して作業するのです。
それにより、上手に運転され、乗員は心地よく乗車できるのです。

で、そのセレユニット

Dsc00222

画像は以前に外したもの。
この丸い部分がアキムレーター

Ef648322

あ、これはアキム

さまざまな油圧変化に対応するために常に一定油圧に保ち、急な油糧の需要にも即座いに対応できる仕組みがこれです。

この丸いアキムレーター(アキュームレーター)は一定のガス圧で底が上げられていて、ポンプで圧力をかけると、その底が押されまいと頑張るわけです。

で、がばっとオイルが移動したり、じんわりオイルが出て行っても常に同じ圧力で動かす仕組みになっているのです。

いかし経年と共にガス底が劣化して指定圧力で頑張れず、へこたれてしまうのです。

今回、データを見ている時に発覚した、勝手に油圧が下がる現象、これはアキムレーターと判断しました。

Img_3221

147GTAは車体下側から作業をします。いきなり取り外す前に、減圧させないといけません

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で、減圧できたら分解します

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部品類すべてが鬼の仇のような硬さで締まっています

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取れました

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そして新品
組み上げましたら、フランジナットを注意深くしっかり締めてできあがり

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セレイルを注入します

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注入後はエア抜きをしないといけません

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がっちゃんがっちゃんとユニットが勝手に行います。やはり泡が消えるまで作業します

Img_3267

そして最後にキャリブレーション

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レリーズレバーをグイグイ押して最適化を図っています。

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結果は良好です

Img_3274

変速時以外の圧力低下もなくなりました。あとは路上に出て実地試験つまり試乗ですね

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