NV200バネットバン フォグランプ取り付け 前編
先日、ご成約いただいたNV200バネットバン。
ちょっと前に書きましたがエブリィバンと時を同じくして成約いただいた、職人さん御用達のお仕事バンです
で、販売条件にフォグランプの取り付けなどがありまして、今回書くのは純正フォグランプの後付けです。
本当は記事にする気はあまりなかったのですが、結構面白いというか、大変だったので急遽記事にすることにしました。その分、画像が少ないのが残念です。
今回取り付けるのはこれです。純正LEDフォグランプ
http://www.nissan.co.jp/SP/NV200VANETTE/VLP/OPTION/option_all.html
65,726円もします
だいたい量産車なんて、ビニールテープで巻かれた「隠しコネクター」があって、それをほどいて新たに取り付ければいいんでしょ?
くらいに軽く考えて注文していたのですが、この後思いもよらぬことが発覚するのです
結構な部品量です
かなり丁寧な取り付け説明書付きです。実に日産らしい
よーし、と思って作業し始めると、なんとふたを開けてクリビツテンギョー。はっぱふみふみ。
あるはずのフォグランプコネクターがどこにもないのです
これは紛れもなくゴーンさんの怨念に違いありません。 葛飾区の方から飛んでくる電波が頭に刺さります
慌ててネットで探すもどうやら、フォグランプの設定のないものには取り付けできないようです
しかし、それならなぜスイッチや取り付けブラケットからオールインワンで、しかもフォグランプ付き、無し用まで部品設定があるのは理解できません
理解できなくても現実がそこにあれば、次のステップに進まないとなりません
少なくとも配線がどこまであるかが今後のアクションを握るカギです
6万以上もする部品を買っておいて、適当にスイッチを付けるのも癪ですから何とか生かしたい。
そこで真っ先に見たのは、ヒューズの有無です。
ヒューズ一つ探すのにも時間がかかります。取説にはヒューズボックスの位置までは書いてありますが内容までは書いてないのです
車内、エンジンルーム内ときて、外しやすいところは一通り見て、1か所どうしても開かないヒューズボックスがあって、そこに何かがあるだろうと
中古車屋などクルマを知らない人たちは、商品をキレイに見せるために何でもします。
今回もエンジンルーム内はレザーワックスがびっちょり塗ったくられて部品がヌルヌルです
やっとの思いで開けたヒューズボックスにはなるほどあまり触られたくないBCM、つまりボディコンピューターが入っていました。
フォグのヒューズもこの中にあります
ヒューズチャートに従ってヒューズを見るとF10の15Aヒューズがそうでした。なんと、最初から刺さっているのです。
ここに12Vが来なければ事実上断念です
次はスイッチを替えます
セットに付属のコンビネーションスイッチ
このスイッチにはいろいろな機能があるのに、コネクターはこれだけしか刺さりません。しかもフォグのスイッチが増えているのにピン数が変わりません。まさに多重通信しているスイッチなのです
右の方が今回、最も重要な純正フォグランプスイッチ
これを取り付けてみてどうなるかです
取り付けはハンドルコラムを外して
ビスも何もなく、ただコネクターのように「返し」だけで刺さっているだけでした。
BCMのヒューズには予めテスターを忍ばせておいて
さて運命の瞬間です。ここは助手のポールに手伝ってもらいます。
ポールにキーをひねって、ライトスイッチを入れてもらうと・・・
やったぞエド。
これでフォグランプの取り付けに大幅に前進しました。
後編に続きます。
あー、眠い
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