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2018年10月の30件の投稿

2018年10月31日 (水)

働くクルマ レッカー車

今年はレッカー車をよく見る年で、本日も外環で多重衝突に見舞われたお客さんのクルマが入庫してきました

しかし、今回のレッカー車はあまり見たことがないタイプ

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それがまたよくできています



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どうやって載せたのか考えていると、テコの力で持ち上がるのですと教えてくれました。

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棒を前後に入れて車輪を取り付けて、スプリングになっているバーを踏むか、手で上げるかなにかすると、倍力装置になって車輪が持ち上がる仕組みのようです。ゴージャッキと同じですね

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なんだか頼もしくもかわいらしいチビな車輪

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もうそこそこ遅い時間で、画像がすべて手ぶれ気味なのは許してね
面白いのが、T字のレッカー部分はこのままというところ。ぐいーんと上がらないでこの出っ放しのまま帰って行かれました。そういうものなのかな?

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今までよく見たのはセンチュリーと呼ばれるシリーズで、最もなじみ深いのはまさにこれ。

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それよりいくらか小ぶりなのがこれ


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たぶん以前、古いクラウンが運ばれた時のがこれなのかな?

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でよくできているのが収納です

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ボールベアリング付きで、簡単収納!

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棒は前のスツールにきれいに収まります。他にもさまざまな部品がテトリスのように収まるのです。

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困ったときにしか見れませんが頼もしい存在です。車体も大変に高価ですからねえ。
保険会社のありがたいサービスですね。

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なんだかかっこいいのだ

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整備士として働く傍ら、レッカー業界に身を置くT中さんに今度会ったら聞いてみよう。

2018年10月30日 (火)

156GTAの塗装

どんなクルマも時間とともにいろいろな部分が痛み、いつかは手を入れないといけません。
それは、エンジンや駆動系、サスペンション、時には外装かもしれません

自動車とどう向き合っていくかはオーナー次第ですが、MPIには比較的オーナーに恵まれたクルマが多いようで、今回の156も再び自動車趣味を存分に楽しんでいただけると思います

いたずらキズからスタートした補修でしたが

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リアガラスを外したところから

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反対側の塗装の痛みも修理することになり

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バンパーを除くフェンダー、ルーフ、トランクの3枚以外をすべて塗りました

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長く預かってしまった156ですが、本日晴れて納車となりました

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ブルーともグレーとも言い難い美しい色合いです。

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キレイな映り込み、肉持ち感、メタリックの並びとどれをとってもいい出来です

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こちらは、目の粗いメタリックとエクストラクリアーのコンビネーション

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2K塗料の独特な肌が見えますね

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反対側はフロントドアより後ろ側を塗装しています

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こちらは過去の補修なのか、PDIでの補修なのか、わずかにメタリックの目を小さい印象に作り直して、エクストリームクリアとのコンビです

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こちらの方がいくらか平滑さと言うか、肌が少ない印象があるかもしれません。どちらも塗装後72℃で25分焼いています。

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きっと再び可愛がってもらえるでしょう。

ご利用いただきありがとうございました。

2018年10月29日 (月)

なんちゅう造りだ その4

プラグやコイルを交換した147GTA。その他のオーダーに参ります。
まずはポジションランプ切れの修理

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ポジションランプの交換なんて自分でやらないの?と思われがちですが、どっこいぼちぼち大変です。バンパーを外すのです。

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アルファロメオでは結構あるあるで、166もライトの種類によってはバンパーを外します。

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そしてライトを外して

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またポジションバルブがすげえ奥にあるんだわ。こりゃ車上では無理です

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バルブは6Wのハロゲン球です。

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念のために、いままでついていたバルブの導通を見てバルブが切れているか確認します。

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ポジション球交換の為にバンパーを外して、ヘッドライトも外して交換するとは、なんちゅう造りだ・・・ 
業者がやらねば誰がやる
業者がやらねば誰がやる

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続いてエンジンオイルとオイルフィルターも交換します。
このオイルフィルターの交換もなかなか大変。
乗ってきてすぐ作業なんて、昔の・・・

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だから冷めているときにやりましょう

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あれとあれを外して

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外します

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一応V6のフィルターはみな同じものを使っています

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古いフィルターのガスケットが残っていないか確認して、新しいフィルターを付けます。
手締めだけの人、工具でがっちり締める人スタイルは人それぞれ

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これはジャッキだけでやるのは、ちょっとしんどいかなあ?

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オイルフィルターが、しっかり取り付けが済んだら、外した部品を戻して、リフトを下げてオイルを注入しましょう

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もちろん、リキモリのMos2です

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実に美しいエンジンですねえ

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一通りの作業が終了しました

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日常的にサンデーメカニックで対応するにはなかなかハードルの高いクルマですね
オイルフィルターですら大変という・・・

業者がやらねばだれがやる

業者がやらねばだれがやる!

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え?しつこい? 

2018年10月28日 (日)

追加メーターのカバーづくり

MPIではいろいろな仕事を行います。

今回は追加メーターを取り付けするための部品のワンオフ製作です

与えられている材料はこちら。これをAピラートリムにくっつけるのです

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アマゾンで売ってるやっすいやつやん

当たり前でうすが、カーボン柄ですからね、ヒョウ柄のパンツはヒョウ柄で、決してヒョウ皮ではありませんのよ。
しかし、形が違う・・・ 

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違うの沙汰ではなく合う部分の方が少ない。

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こいつをむりくり付けるにはあれこれ頑張らないといけません

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3個をいっぺんにくっつけることはできないので、3分割にぶった切ってビスで止めることにします。

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ハゲしい隙間ができるので、スキマには発泡ウレタンを使います。

まさにこの1液の缶スプレータイプ。なかなか便利そう

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発泡ウレタンは出来上がりはかなりキモチ悪いですが、昔はエアロやブリスターフェンダーを作るのに使いました。
ブリスターフェンダーやオーバーフェンダーを作るときは段ボールや板、プラ板を駆使して、ある程度の「型」を作って、ガムテープなどで、目張りをした後、あらかじめ開けておいた穴に、2液を混ぜ合わせた発泡ウレタンを急いで流し込むのです。

急がないと一番下まで液体が行き渡る前に反応し始めてしまい、中途半端に形作ってしまうのです。それくらい反応が早く、凝固し始めるのが速いのです。
また何十倍にも大きく発泡しますから、注ぎ込んだらすぐにガムテープなりで蓋をしないと、ドバーっと溢れてくるのです

今回は「型」を作っていないので、好き放題発泡しまくってこのような感じです。
便利な缶スプレータイプですが、完全に反応しない部分もあったので使い勝手は多少悪いですが、混ぜ合わせるタイプはもっとすごいことになるので、まあ仕方ないかという感じです。

固まったらいらない部分はカッターで切ったり、サンダーで削ってサフォームします。

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まあ。こんな感じ。これでいいのです、パテの載せる台が欲しいからです

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上からファイバー入りパテをべっちょり載せて形にしていきます。

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粗く削っていきます。部分的に発泡ウレタンが顔を覗かせています。

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高い部分やいらない部分を削り、実車に当てて取り付けを確認しつつ再びファイバーパテを塗ったくります。だんだんブッシュドノエルみたくなってきました。

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ブッシュドノエルを研ぎ落したら、そろそろパテの目を一つ上げて、中間パテで、整形していきます。

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もう大部分出来上がってきましたので、ポリパテにします。しかし、形が大変にデコボコで、均等にパテを塗るのが難しいので、お菓子にはスプレーパテを使います。

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この頃には最終的な実車とのフィッティングを見ておかないといけません。

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スタンドックスのポイエステルスプレーパテです。主にサンドペーパーの目消し、巣穴の除去が目的の商品です。

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これをSATAのKLPCというポリエステルフィラー専用のスプレーガンでズビビ~と吹いていきます。

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だいぶお菓子っぽくなってきました。

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IRでガン焼きです。気を付けないと溶けてしまいます。ちょっと目を離すと90℃くらいになってしまいます。

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素焼きの陶器みたくなってしまいましたね

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研いで研いで、塗装前仕上げのサフェーサーが入りました。

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うーん長い旅路。いつの時代でもワンオフは大変です。

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そのうち取り付け編も書ければいいなあと思います・・・

2018年10月27日 (土)

成約御礼 ボルボS60 T4 Rデザイン

なんだか久しぶりに自動車を売ったなあ
おそらくはCセグに属するであろうボルボS60です

2代目になり一気に垢抜けた印象ですね。しかもおしゃれなT4Rデザイン。

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カラーはアズール・ドラえもん。いやいやうそうそ。

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よーく見るとブルーはブルーでもブルーパールのようです

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1600ccですが、実に速い。これは乗った人しかわからないだろうなあ。

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豪華な内装です。

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セイフティパッケージと呼ばれるオプション装着車で、レーダークルーズやブラインドスポットモニターが標準装備。おなじみの人型エアコンパネルも健在。

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いまでは標準的な装備なってしまいましたが、当時は超先進的です

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お買い上げいただきありがとうございました

2018年10月26日 (金)

なんちゅう造りだ その3

ちょっと前の話なのですが、朝に故障で入庫の打診がありまして、
新規のお客さんの147GTAセレの入庫です。

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セレの故障が原因と思いきや、エンジン不調が入庫原因。なかなか激しい振動です

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さっそく診断機をつなげると、2番シリンダーの失火とO2センサーの故障を訴えています。
さっそく作業を

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まいどぎっしりのエンジンルーム。1.6Lから設定のある車体なのに3.2LのV6を押し込んであるんだからねえ。

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さくさくばらしていきます。すべてのV6系に言えますが、奥のバンクが壊れやすいのは、エキゾーストの熱によるものです。フロント側はまだ熱の逃げどころがありますが、リア側のバンクはかわいそうです。だからサージタンクの上に見えるエンジンECUが壊れてしまうのではないかと思います。

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粛々と交換作業が進みます。その後手前のバンクのスパークプラグ交換もご註文頂いたのでそちらも作業します

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さまざまなハーネスやブローバイなどのパイプが行き交いますユーロ3対応以前はO2センサーが2本なので、もう少しすっきり。でもオイルセパレーターがあってスペース的にはやはりタイト。
ちなみにエンジンECUが引き抜くのが大変な個体がありますが、エンジンマウントが抜けた末の傾きによるものです

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1本だけプラグの焼けが悪いのが見えます。
よく、タイミングベルトの交換の安さを謳う話をよく聞きますが、この部分を分解して交換するわけですからせめて奥のバンクのプラグとコイルは交換するべきです。走行距離に関係なく10年を超える個体がほとんどですから、壊れない方が不思議なくらいです

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いくら白金プラグでももう少し簡単に作業ができるよう設計してもらいたいですねえ。
でもね、この後まだまだ続きます。今日はここまで

2018年10月25日 (木)

アルファロメオ156の塗装方法の解説

さて、片面は保険での修理、もう片面は実費での修理の156GTA
今回は右側の例の原因不明のブリスターが出ていたドア。

中古の部品に交換します。
そこはかとなく166に似ているので分解は早い早い

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中古ですからキズや軽いへこみがあります。それは当然直します。

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真ん中が黒く見えるのはちょっとした光のいたずらで、黒くはありません。亜鉛メッキ層を研ぎ破った跡です。周りには金属素地の亜鉛引き、濃いグレーはプラマー層、シッケンズの3+1のようなサフェーサー層が見えまして、青っぽいグレーの中塗り層にシルバーのベースコート層、そしてトップコートのクリアー層。新車のOEM塗装ですね

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全部ひっくるめて4:1のシステムフィラーで回ります。表面は完璧
70℃で25分焼きます

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ひっくり返して裏側を塗装します。

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ん? なにこれ?

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ダラダラに流れてますけど・・・ 素人のような流しかた。(笑) スプレーガン握ったままよそ見したなあ?

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研いで裏色を入れます。ちょっとしたキズがあったのでサフェーサーを入れて、内側を塗装して

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次は、クルマに取り付けて研ぎます。

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前後のパネルを研いで、塗装に備えます。

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ぜーんぶマスキングします。ドアだけ塗るの?

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まずは研ぎ破った部分にプライマーを入れます

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一気に塗っていきます、リアドアを。
今回は反対側塗った時とは違う配合で塗装します。
以前、補修をしたことがあるので、そこに色を寄せていきます。つまり、右と左が微妙に違う色を塗装するのです。

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一通り塗装が染まったらここで、前後のマスキングをはがして、前後のパネルにぼかし塗装をするのですねえ。
前後を隠すのは余計なオーバースプレーを防止する目的です。オーバースプレーミストはムラを作ったり、メタリックの並びに悪影響をきたす原因を作るのです

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ぼかし塗装をスムーズにさせる為に、カラーレスという下地のクリアーをおまじない代わりに塗っておきます。

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徐々に両側のパネルを半分だけ塗装します。

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端々まで塗ってしまうと、色の差が出てしまいます。なるべくわからぬように塗装していきます。マスキングテープが塗装されている所と、されていないところがあるのわかりますか?

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特にフロントドアはマスキングが染まっている場所が上と下とで違うのがわかりますか?

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ちょっと難しい塗装色ですが、キレイにぼかせました。スタンドックスはシルバーの隠蔽性能が悪いので、透けやムラ、仁丹肌に気を付けます。

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ベースコートが乾くまで、修理したアストロの試乗を兼ねて、水曜と木曜しか開かないお菓子の卸売りのお店に買い物へ

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帰ってきたらクリアーです。今回はスタンドックスの新型クリアー、エクストリームクリアを使います。最近は少し着色傾向です(# ゚Д゚) 完全なる透明が必ずしもいいとは言えないようですが、化学的な理由はさすがによくわかりません

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こちらも2回仕上げですが、ネタがしゃぶい、いや、クリアーがゆるいです。

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やわらかいクリアーは塗装技術者にとって恐怖以外の何物でもないです

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反対側が極端に硬いクリアーだったので、なお恐ろしい。
でもきれいに仕上がりましたよ

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よーし、あと少しで完成だ

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こうして、塗装を仕上げるのです。

2018年10月24日 (水)

ところざわで見た完璧カローラ

クラシックカーフェスティバルinところざわに行ってきました。
駆け足で見てきましたが、いつもこの手はダラダラと写真を列挙するだけで、中身が無いという声も多いので、気になる一台を載せてみました

KE10初代カローラです。

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僕にとってこの日の「1台」でした。
オーナーさまには大変失礼ながら、一般的に大変にお金のかかるレストアをするのは、ある意味かけられる価値に対して行われる為に、昔から極端な人気車、希少車、高価な輸入車などが中心でしたが、このクルマ、デラックスとか、ハイデラックスと呼ばれるグレードのクルマで、なんの変哲もない4ドアセダンです。

しかし、かなりの気合が入った仕上がりです。アンチモニのメッキ部品が多用された時代のクルマでここまで仕上がりが美しいのも素晴らしいですね。

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鈑金屋の僕が考える一つの完成形というか、再集計の指針のような仕上がりでした。プレスやドアの通りは美しく、メッキの部品をより美しくさせます。ホイールハウス内まで仕上がっていて、新車より新車らしい出来です。

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当然塗装は2液のウレタン塗装のようです。白い塗装なんだから、いっそのこと全部ペーパー当てて、ラッカーのようにベタ肌にしてしまうのもよかったとも思いますが、おそらくクリアーオーバーベースでしょう
新品部品をふんだんにつぎ込んで仕上げられた思います。

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クオーターパネルとホイールハウスの接合部分はしっかりスポット溶接の跡があります。ナゲットが一般工場のものっぽいのは、むしろ当時のスポット溶接を感じさせます。


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下側の仕上がりも妥協を許しません。ロッカーパネルは美しく、ドレンと思しきゴムのグロメットも新品のようでした。ピンチウエルドも含めて、ここまで徹底的だとリフトに載せるのも気が引けますね


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ここにはありませんが、車内も徹底したこだわりの仕上がりでした。

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古いクルマを仕上げるにあたって、一つの理想だと思います。もちろんトヨタ車ならではの部品流通もあるかもしれません。
しかし、やはりこのクルマを仕上げていることそのものに、僕は敬意を表したいです

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このクルマ、僕と同じ年でした・・・

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2018年10月23日 (火)

BOSEのスピーカーが出てきました

アルファロメオ147の定番オプション、BOSEサウンドシステム

本来ツイータースピーカーが入る、フロントドアのエスカッション。
80年代にはエレクトロボイスやJBLなどと並び、憧れスピーカーの代名詞。

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オーナメントも誇らしげ

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かつては、音にうるさい喫茶店でよく見た101

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僕の家にもお客さんからいただいた314があります。
当時のBOSEの最大の特徴はフルレンジスピーカーのみというところです。
当時流行りのコンポーネントオーディオはウーハー、とツイーターが、ヘタすればミドルレンジコーンまで別体なのが定番で、フルレンジスピーカーのみというのは典型的な安い、廉価版というイメージ

ところがそこにBOSEはフルレンジのみなのに、とんでもない音を出すのですよ。
その分、空間とか、スピーカー内部の構造に特徴を持たせたとか

なるほどエスカッションの中身はなんとダミーです。

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下側のエンクロージャーがすべてを握っているようです。
形もなかなか変わっています、真ん中にしっかりツイーターがあります。
ミドルレンジかもしれませんが

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最近はかなり音のいいオーディオを搭載するクルマが多くなりました。
ハーマンカードン然り、マークレビンソン然り。

僕はまず、自動車買ったらオーディオを全開で鳴らします。するとポテンシャルがよくわかります。1.2を争ってひどいのがトヨタの純正オーディオに他なりません。
超ドンシャリサウンドで下品な低音のみが激しくうなり、いかなる音楽にも合いません
81マークⅡたりから傾向が強くなるのですが、どのクルマでも同じような音がするのが不思議です、

ヘッドユニットを変えるだけで、魔法のように音場が劇的に変化する例も経験したことがあります。
昔、10系初代キューブにアルパインのシステムを入れたときは違うクルマになりました。

オーディオって値段に比例しちゃうんだなあと

僕も166のスピーカー変えたいなあ

2018年10月22日 (月)

スター千夜一夜

コンバットでおなじみのビックモロー。この俳優さんは撮影中の事故で、ずいぶん前にお亡くなりましたが、日本語版の声を担当した田中信夫さんがお亡くなりになったそうです

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どうでしょう? 僕は子供のころから今日に至るまで様々な番組で、聞き覚えのある声で今日まで生きてきました

イメージと言いましょうか、なんと言いましょうか、だいぶ違いが・・・

12分20秒くらいに有名なセリフが

思えば先日もバートレイノルズがお亡くなりになりましたね。
僕が小さいころよく見た映画やドラマのスターがどんどんなって亡くなっていきます

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最後に見たのはガスモンキーガレージでおなじみのファスト&ラウドにゲスト出演というかカメオ出演した時です。
すでにかなりのおじいさんぶりでしたがやはりお亡くなりになってしまいました

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ではおじいさんになってもお騒がせなこの人でおしまい

70-80年代ってやっぱりよかったなあ

2018年10月21日 (日)

美しいマセラティ・・・

今日もあちこち忙しい一日でした

そんな中、毎年コーティングのオーダーをいただいているマセラティクアトロポルテを納車に行きました

毎回おなじみのトータル輝々の林さんのところのお客さんのクルマと記念撮影

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同じ4200ですが、こちらはグランスポ-ツですね。国内に数が少ない希少車なうえに限定車だそうです。♪希少車、限定車、高級車いぇ~い♪ 俺のフロウがライムでいぇ~い♪
オーナーがピニンファリーナとジウジアーロそろい踏みなんて言っていましたが、なるほど言われてみればその通りですね

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この自動車ほど写真から雰囲気が伝わらないクルマてなかなかないのではないかと思います。

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強烈な個性がすばらしい。さらにフェラーリの強心臓。
ATを選ぶもよし、カンビオコルサを選ぶのもよし
一度乗ったらもう虜です・・・
いつもありがとうございます。

2018年10月20日 (土)

アルファロメオ166のおそろしくマニアックなハナシ

今回はかなりマニアックな内容なので、アルファロメオ166に興味のない方には、キモチ悪いかもしれません。尤も僕はそれほどマニアではないのですが、気づいてしまったのです。

一般的に166は前期、中期、後期とあります。最初から最後までモデルチェンジをすることなく消えてしまった型なので、多くのコンポーネンツが同じなのですが、細かーく見てみると違いが結構あります

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ZAR936から始まる車体番号・・・というかVINが166のモデル型式です。他に930が145、932が156となっています。ちなみにZARはアルファロメオ、ZLAがランチア、もちろんフィアットはZFAです。確かフェラーリもZから始まるので、国の記号でしょうね。
166ではこの後に0が6個ついて、そのあとがこの車の真の車体番号になります。

最近調べて分かったのですが、日本に正規輸入された166には0が6個の後に、3から始まる車体番号と、6から始まる車体番号と、9から始まる車体番号と
3種類の車体番号があるのがわかりました。

前期はすべて3から始まるようです。
中期は6から始まるのですが、カオがモディファイされたフェイスリフト後のモデルでも6から始まる車体番号があります。

ちなみに前期はユーロ2の排ガス規制対応車で、比較的今の規制からすればマイルドなので、O2センサーも2つで、ECUもモトロニックの3.0かなかんかです

中期からはあの悪名高きME3.7.1になり(僕はどうしても7.3.1って言っちゃうのですが、正しくは3.7.1)ユーロ3対応車になると。

そのままフェイスリフトになるのですが、その後も6番台の車台が続きます。

どこがどう変わるのかわかりませんが最後期になると9番台の車台が使われるようです

前期はすべて、赤いカバーのカギです。
中期はすべて、黒いカバーのカギです。
後期も黒いカバーなのですが、一部のクルマで、四角いジャックナイフキーのタイプが出てきます。

この鍵の違いはイモビライザーのバージョン違いです。
ちなみに正規輸入車はすべて左右のフロントドアにキーシリンダーがあります。

さてさらにどうでも良いことですが、バンパーの塗装についてです

バンパーの下半分はつや消し塗装だとばっかり思っていましたが、後期は違うようです。
後期はつやありです

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前期と中期の下側はつや消しというかシボのある素地なんです

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で、前期はサイドシルカバーが黒素地なのですが、後期は御覧のような素地の上から強引に塗ったようなカラードなのです。
車体色で塗られています

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で、さらに面白いのが後期はリアバンパーの下部が何とも言えない半艶で塗装されています。

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昔のメルセデスの126や124はボディ下側にサッコプレート(プロテクターモール)がついていて、それが何とも言えない3分艶で塗られていました。
あれをつや消し剤でぬってしまうと、かなりがっかりな結果になるのですが、スタンドックスでは塗装方法というか、商品が確立されていまして、心配がなかったのですが

こんかいのような塗装方法は前例がなく難航しましたが、うまい具合に方法を発見しました


一度素地のように塗って

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後から再塗装するのですが、このタイミングがキモだったのです

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もうほとんど完璧にコピーできました。

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気分はバスコダガマかコロンブスか!

2018年10月19日 (金)

アルファロメオ156GTA 塗装してみよう新しいクリアーで

色合わせが難しい色ですが、こんな感じで色を合わせて塗装します。
基本的に正面、少し斜め、かなり斜めと見て、感じた色差を考えて調色します。

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自分なりに考えて何色を足したり、メタリックの立ち方を考えます

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先に言いますが、物理的に完全に合うなんて考えないほうがいいです。
それこそ自分なりに吹き易いように調色するのが良いでしょう

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データはベースになる色番号のデータにどんな色を何グラム足したかを書き記すのが良いと思います。

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ベースコートはこんな感じ

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これをストレーナーで濾しながらスプレーガンに入れていきます

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片側面とフードを塗ります

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徐々に染まっていきます。染まっていくというのは業界用語で、自動車用塗料は染料ベースではなく顔料ベースですから誤解ありませぬよう。

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何度もよく見て、完全に染まっているか?確認しますと、よく見ると透けて下地が見えたりします。

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ぼかし際のなじみもよく見てキレイにボケているか、メタリックの並びが均一か確認したら次の工程へ

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今回からクリアーのシステムを変えました。硬度も高く、スタンドックスのクリアーラインでは上から2番目(マット仕上げを除いて)のエクストラクリアーにしました。
硬化剤も専用のVOCハードナーを3:1で使います

わずかに着色傾向で、HSクリアーにそっくりです。

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長く続いたミディアムソリッドはいつまで生産してくれるかなあ?
今までのエクスプレスプレミアムやクリスタルはどちらも非常に似た特性を持ち、上から3番目のランクのクリアですが、エクストラと全く遜色ない仕上がりです。
吹きやすさはむしろ、ミディアムソリッドのシリーズの方が上です。

うーん、エクストラを使う理由があるのか見いだせないか?
いやいや仕上がりに今後も期待しましょう

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環境問題には困ったものですね・・・・、いや、何をおしても環境保護を優先しないといけませんよ

2018年10月18日 (木)

かわりゆく街と道路

工場の隣町、小手指の駅前は再開発が進み、光景が変わりました
むむ、なにが違うかわかりますか?何かが足りないのです

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すごく空が広いですねえ。
お気づきになった方も多いと思いますが、

電柱が無いのです

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すぐそばの交差点までは電柱があるのですが、

どうも地下に通しているようですね。

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最近もほら、台風やら地震やらえあちこちで電柱がかわいそうなことになりました。

シドニーのお友達のバリーさんが、AUは220Vで、動力は440Vだそう。
高圧だから、電柱にはほとんどトランスが載っていないそうです。だから空が広いと説いていたことがありました。
これなら負けませんぜ

先日、引き取りで千葉駅の方へ出かけました。工場からは、圏央道から東北道、外環と行けば、都心を全く通らず高速を降りることなく、穴川や市川、幕張方面に行けるようになりました。

こんな画ですいません

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これが実に素晴らしい。
今まで、市川方面は大変でした、環状線はゲップが出るほどの渋滞で、果たして、何時になったら到着するのか不安になったものです

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ぐっと千葉が近くなりました。

思えば、MPIを作ったころは圏央道も青梅だか日の出までしか行かず、まるっきり使えない道路でしたが、今や茨城、埼玉、東京、神奈川にまたがる一大環状線になりました

外環道も一路世田谷に向かって掘り進めているようですね。
時間とはすごいものです。MPIもまもなく22年目。おぎゃあと生まれた子供が大学生、道路も整備されるのです。

おっと、幕張PAに寄ったらこんなものが・・・

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ついに千葉県が応援するようになるとは。継続は力なり



2018年10月17日 (水)

世にも奇妙な物語

世の中には科学では理屈では解明できない不思議な出来事がある
今宵、私たちの常識をはるかに超えるミステリーな現象を目にすることになります。

鈑金塗装業を営む自営業の小河さん(仮名)は、長く鈑金塗装作業を行うベテランです
今日もいつもの通り、アルファロメオの塗装に向かうと見慣れた塗装トラブルに遭遇します

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「これはよく見る下地の乾燥不全によるブリスターだ。軽く下地を研磨して、サフェーサーを塗れば問題なく終わるはずだ。」 そう言うと、ダブルアクションサンダーを取り出しおもむろに研磨作業を始めました
この症状が右のリアドアだけに、しかしほとんど一枚にわたって発生していました。

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「でも、普通丸いはずのブリスターがやけにいろいろな形で飛び出しているなあ?」
研磨作業からほどなく、辺りはもうもうと粉塵で覆われ始めました

「予想に反してパテが出てきた・・・、色からするとニッペのポリパテに似ている・・・」

一人粉だらけになりながら作業し、圧縮エアで手元の粉を飛ばしてみると

「こ、これはなんだ!」

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あらわになった金属素地には黒い天然痘のような点々が無数に見えました
ポツポツとなったブリスターの中から出てきたのはサビでした

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「いったいなぜこんなことに・・・ ひどい扱いを受けたのか?その割に塗装表面の状態はキレイだったなあ。」

その時、小河さん(仮名)の目に飛び込んできたものは!

「ああっ! そんな馬鹿な! 塗装の下にサフェーサーがないじゃないか!!」

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そうです、自動車の塗装とは下地と上塗りの間に遮断壁を作るために中塗りのサフェーサーを入れないと塗装はできないのです。このフェザーエッジから見ると黄色いパテの後に直接車体色が塗られているのがわかります。

パテに直接塗装すると、木の断面に塗装するようなもので、みんな浸み込んでいってしまい、塗装をしても全く艶が出ず、とんでもない仕上がりになってしまうのです。

「そんなことがあるわけない、削り間違いに違いない」
小河さん(仮名)は躍起になって、ほかの部分も削り始めました。

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「他も同じだ!こんな広範囲に均等にパテが盛れるわけがない。しかも鈑金痕もないしペーパー目もない。塗装表面のクリアーはしっかり艶もある。」

すると何やらベルトモールの外したところの塗装の雰囲気が何か変です。
おそるおそる塗装を手でバリバリとはがしてみると

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「ぎゃあーっ! 見たこともない白いガサガサの塗装が出てきた~!!」
リン酸亜鉛処理剤? ウオッシュプライマーでしょうか?

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「白いボディカラーの設定もないクルマで、全く密着していない塗膜の下から見たこともない感じの下地がでてきた~ どうなってるかわからない~」

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こんな近くなのに違う下地が現れたと、小河さん(仮名)の記憶は恐怖のあまりここで途絶え、気が付いた時には中古のパネルを業者に発注していたそうです。

見たことのない材料、不思議な作業手順、天然痘のような錆
もはやあなたが想像できる「適当でいいっすよ」とか「形になってればいいですよ」などの呪文は通じません。

皆さんは自分の経験や技術では説明できない恐ろしい体験をしたことはありませんか?
あなたの背後でいい加減に直した業者が手招きして待っていますよ・・・ くわばら、くわばら・・・






2018年10月16日 (火)

テールランプ警告灯のワケ

今や、すっかりMPIのお客さんになっていただいた156(アルファ)スポーツワゴン。
年式によって呼び名が変わるFCAあるある。クライスラーを巻き込んじゃかわいそうか

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結構、遠くからお越しいただいて本当にありがとうございます。

前回お寄りいただいたときは、テールランプの警告灯が点灯して、僕がボンドで応急処置をしました
原因はソケットから上側の金属部分が剥離して、ソケットの下側、+の接点から浮いてしまい、ライトが点かなくなるというものでした。
そこで、ソケットと電極の間にエポキシボンドを流し、接着したわけです。
これでダメなら交換かと・・・そんな話をしました。

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しかし、やはり高い熱にさらされる環境下では、ボンドではまるで役に立たず、1か月程度でダメになってしまって、警告灯が再度点灯した様子
うーん、すわ交換か? でもこれだけで交換するのも気が引ける

一休さんよろしく考えます

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それならこれでどうだ!小さい穴をあけます

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そして小さいビスで止めます。これなら2度と浮いてこないでしょう

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仕上がりも上々のようです。

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いつもお引き立てありがとうございます。

2018年10月15日 (月)

サンデンエアコンのコンプレッサー用Oリング

アルファロメオのエアコンコンプレッサー。

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サンデンのSD7V16というコンプレッサー
コンプレッサーの修理や、エアコンの修理で、避けて通れないのがOリングです。
特にコンプレッサー吐出/吸引、それぞれの側のOリングは避けて通れません

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これが意外に高いのです。

この緑色のOリング一つが1860円とか1600円もするのです。


つまりコンプレッサーの交換だけで3450円のショートパーツ代、すなわちOリング代がかかっていたのです

ところが、これがとても変わったサイズで代替部品が見つからず毎回、この純正品を使いっていましたが、あまりに高額なので、

作りました。

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もちろん国産。超信頼性が高いです。もちろんR134対応HNBR(水素化ニトリルゴム)。

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業販ベースで一般の方には基本的に販売いたしません。
専門の知識と技術をお持ちの方に販売させていただきます。

基本的に145/147/156/166/GT/GTVなどには対応可能だと思います。
コンプレッサーの型番をお調べの上、ご連絡ください。

2018年10月14日 (日)

アルファロメオの異臭、ガソリン臭がしたら・・・

超アルファロメオあるあるです。
妙にガソリン臭くなってきたらここを確認。

アルファロメオ145、147、156、166などなどボッシュのフュエルポンプを使っているものすべてに当てはまります。なんでリコールにならないんでしょう?

ガソリンが漏れてびしょびしょです。拭いてもこの通り

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交換には専用の工具が必須です。もうむちゃくちゃ固く締まっています。
あと当たり前ですが防火、防爆、火の元注意、ガソリンは消火器など役に立たない驚異的な引火性能です。
タバコなどもってのほかです。

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新しいポンプ。ポンプは種類があります。実際に上側にあるボッシュ番号や純正番号を確認してから部品を発注しなければなりません、
似ていますが、まったく上側の大きさが違います。

Emaps

ちなみに、場合によってはタンクごと(イラストの1番)部品を買ったほうが安かったりして・・ とかのサプライズもあるのがアルファロメオの面白いところ

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タンクの上面。深い湖のよう。

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あ、柿田川湧水みたい

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沼津に行けば見れますよフュエルタンクの中

まあ、パッキンとリングキャップは可能であれば交換すべき

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これねー、新品の部品があれば簡単に付くと思っているでしょう?
とんでもない、とんでもない。
基本的に2人で作業します。何より気化したガソリンを吸いまくりですし、何よりとんでもない反発力で上がってくるポンプを押しながらリングキャップを水平に入れるのが死ぬほど辛く難しいのです。
パッキンがズレぬように、ハスに入らぬよう

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うまく出来上がって、トランクから降りるときにはフラッとすること請け合いです

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出来上がったらこのまま試乗して漏れがないか確認します。特に満タンならわかりやすいですが、エンプティならいろいろ工夫がいるかもしれませんが、何よりニオイが断然しなくなります。

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フュルポンプすら消耗品のイタ車でした~

2018年10月13日 (土)

なんちゅう造りだ その2

鈑金塗装作業中の156GTAです。今回の「なんちゅう造りだ」はアウターハンドルの脱着
脱着方法のコンプリート版です

こちらもなかなかのイヂワル度

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ヨーロッパ車各社は昔から、いろいろな工夫を凝らしたアウターハンドルの取り付け方をしています。メルセデスのハンドルとクレイドルを分けて、クレイドルを先に外して、アウターハンドルをスライドさせて抜く方法は、その後、トヨタなどがマネしました

この156もかなり変わっています
裏から見ればこんな感じ、フロント側には10mmのナットあ見えますが、リアはロックシリンダー付近のちーーさなビス以外は、上の写真以外に見つかりません。

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大きなナットとトルクスのボルトを外せばブラブラになるのですが、到底ハンドル全部が出てくる大きさの穴とは思えず、小さなビスを外そうかと思ったその時、外れたのです。

どうしたら脱着できるのか、キーシリンダー部分を外して検証してみます

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これ、実戦ではハンドルそのものが付きますからね

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ドアのプッシュボタンを押してリンクアームを寝かせます

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塗装後はぶつかるとキズになりますから気を付けて作業します。

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時計回りに回しながら入れていきます。

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どんどん回しながら入れていきます。

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1回転するとあら不思議。

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角度を変えてもう一度

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ボタンを押しながら右へ回して

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まずはリンクアームが入ります。

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その後も回していきます

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ボルトが入る取り付け部分が通過します。ここでも右回りを止めてはいけません

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そしたら、あら不思議

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出来上がりました。もちろん取り外しは逆回転で

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おお、なんとブラボーな仕組み。Highになりましょーってわかる人しかわからないか。

しかし、なんちゅう造りだ!


2018年10月12日 (金)

なんちゅう造りだ

うーん、なんと言うか、輸入車の整備を行っていると、アホな造りだなあと考えることが本当に多いです

特にイタフラ車、特にアルファロメオ。今回から、シリーズで書きます

166はいっぱいありますよ。宝庫です

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一度、塗装を仕上げたフロントドアを外しています。

も~これがどれほどリスクの高い事か!
しかしこれを行う理由があるのです。

ウエザーストリップを止めている、ビスがあるのですねえ。
なんとヒンジの裏側にまでビスがあります。

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表から見ると、シールが回り込んで、スキマをふさいでいます。

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これじゃマスキングもできません。かといって塗るわけにもいきません

それゆえ、一度ドアを外してウエザーストリップを外して、ドアをもとに戻し塗装した後に再度ドアを取り外して、ウエザーストリップを取り付けているのです。

めんどくさいぞアルファロメオ


2018年10月11日 (木)

新しいこと

うーん うーん。新しい事へのチャレンジが億劫です。
巷で流行りのLED。自動車修理の立場ではなかなか取り扱いません。
それが、その不勉強でお客さんに迷惑をかけてしまいました。

TとかSとか規格がよくわからないのです。そしてなかなか覚えられないのです。
普段あまり扱わないからとか、情弱とかそんなことではなくて老化が進んだ感がします。


今年の入院中に英単語1000字覚えることにチャレンジしましたが、2月、3月と経つとどんどん抜け落ちてしまい、今や元に戻った感満載です。

今日もお嫁さんがカギを見なかった?と。それはニャンコ先生のキーホルダーがついているそうで、僕は風 大左衛門の師匠、ニャンコ先生だとばかり思っていました。ずいぶんまた懐かしいキーホルダーしているんだなあと

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お嫁さんは、そんなワケないだろ!といさかいになりかけましたが、こちらは至って本気です。
で、ヤホーでニャンコ先生と画像検索すると、下のニャンコ先生しか出てきません

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とってんぱーのにゃんぱらりん

現在のアルファの事はある程度分かりますが、最近のクルマなどでは修理が、バッチプログラムのアップロードとか、さらにはトヨタとソフトバンクが一緒に仕事するそうです。

電車の中でボロボロのガラケーを出して操作していると何とも言えない疎外感を感じるのは自意識過剰でしょうか?

もー、新しいことはわかりませんわー

2018年10月10日 (水)

パワーウインドウレギュレーター不良

一大組付け大会の166

リアのウインドウレギュレーターが両方とも壊れかけていたので交換します。

このタイプのレギュレーターは、壊れるのがお約束で、アルファに限らず、輸入車には本当に多いトラブルとなっています。

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ある人はE90だか46だかを新車で買って、初回車検を待たずにリアウインドウが落ちて、「そんなのある?」って結構な勢いでクルマの文句を言っていた方がおりましたが、輸入車とはそんなものです。国産車は相当乗らないと、そのような事例に当たらないので、その方には国産車にお乗りになる事を強くお勧めしました。

ちなみに国産車では滅多に壊れなくなった遠因にプラスチックの材質があると思います。
結局、部品はいかにプラスチックとゴムにお金をかけているか?です。 逆に安い部品はそこをケチっていることが容易に理解できます。当然短命です。特にMade in Chinaは要注意です。

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これも結局、ウインドウのランチャンネル間で、少しガラスがハスになり、上下する際に力がかかり、割れてしまったのでしょう。ここを割れないようにするには、ランチャンネルの材料を見直してガラスがはすになったり、重くならないようする。

もしくはガイドレールのスライダー(今回の部品)の材質をもっと良いものにして、負けないようにする

尤も、それを全てやるとP/Wリレーに大きな負荷がかかり配線がコゲたり、リレーが燃えたりします、アルファとかの場合・・・

ちなみにメルセデスなんかはモーター単体になっておらず、ウインドウレギュレーターにモジュールがついていて、その中で大容量リレーかパワートランジスタで、直接モーターを動かしています。1枚も2枚も上なのですね。それでも壊れるけど

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反対の右側にも既にクラックが見えます

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まもなくして同じような轍を踏む可能性が高いので交換と相成りました

2018年10月 9日 (火)

ランチアテージスのブレーキウオーニング修理その2

ちょっと前の事ですが、ブレーキトラブルのテージスです
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-1cda.html

リペアニーズさんと電話でいろいろ打ち合わせて、思い当たるフシを全部修理してもらって帰ってきました

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シーリングも直してあって、開けたことがわかります。

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早速取り付けます。

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一通りもとに戻しまして

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診断機でECUを覗きますと、過去のエラーが残っております。

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全部消します。

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もう故障コードは戻ってこなくなりました。

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かなり長い時間試乗しましたが、ウオーニングが点灯することはなく、完治としました。

続いてオーナーさんよりリクエストのあった、小さなサブバッテリーの交換です。
このサブバッテリーはBCMというよりEPBのバックアップのようです。
このバッテリーが元で、ウオーニングのランプが点灯する事例もあるようで、海外のフォーラムでは散見できました

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メルセデスのサブバッテリーと違って、かなり変わった形状です。
ちなみにメルセデスもSBCの場合、不具合の際、診断機に載ってきますが、ランチアの場合、その項目がありません。ありませんからできません。

しかし、一定期間使用したら交換すべきです。バッテリーなど消耗品です。後生大事にするものではありません。

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とはいえ、先日車検の際に交換したレンジローバースポーツのサブバッテリーは33000円くらいしたような? 

御覧の通りかなり変わった形状です。本国しか在庫なく、純正品しか手に入れられなかったのですが、もう一つ予備に輸入しましたので、購入後希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にどうぞ。一つ15000円です。

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すごい角度でヒートシンクが見えますが、オーディオのパワーアンプでしょう
もはやアンプの取り付け方すら芸術的です

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2018年10月 8日 (月)

アルファロメオ156GTA ちょっと特殊なガラス脱着

もう1カ月以上預かってしまった156GTA、

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保険会社と紆余曲折がありましたが、解決して先に進みます
リア回りを塗装するためにガラスを外します

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ガラスの脱着にはかなり特殊なスキルが必要ですが、作業する方の性格などによってずいぶん違う結果になるものです。
外注作業もよく吟味してお願いしないと必ずしも同じ結果になるとは限りません

いきなりシートを外します。通常はガラスを外す為にリアシートを外すことは滅多にありません

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理由はガラスを外す為にサイドのトリムを取ろうとしたら、リアシートの下にサイドトリムを止めてるボルトがあったのです

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ぱっかり外れました

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でもね、この後、困ったトラブルが発生するのです。

ガラスのウエザーストリップが国内に無いのです
10日くらい前に在庫を確認したときに、残り1個となっていて、リアガラスのは使わんだろうとタカを括っていたのですが、見事に消費されてしまいました・・・

Emaps
しょうがないので、こちらはドイツに大急ぎでオーダーをかけましたとさ(涙)




PCが復旧

やっと家のPCが復旧しました。

ASUSのVIVOなるオールインワンPCを買いました。

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スペック的には到底満足できませんが。家用ということもあり、まあいいかと妥協線
ただ一つこだわったのはCPUがAMDでなくて、core i3以上であることでした。
AMDには本当に良い思い出がありません。

しかし今回初windows10なのですが、慣れないですねえ
windows7はサポートの打ち切りが決まっているようですが・・・・

楽天で6万円台半ばでワイアレスキーボードとマウスがついてます。
画像もよければ音もいい、もちろんウインドウズはプレインストール済みで、無線LAN内蔵、officeはないかな?

この内容で7万もしないとは・・・
あ、でもカードリーダーはなくて、今、ドンキに買いに行っていたら、更新ができませんでした。明日から再び正常に更新してまいります

2018年10月 6日 (土)

電気照明機器のカスタマイズ

ああ、仕事場で書くブログはなんだか後ろめたい

でも家のPCは出来合いのものですが、楽天に注文したので、まもなく通常通りの更新になるでしょう

PCではありませんが、いろいろ経年によって悪くなるものがありますが、先日工場の照明関係を少し直しました

もう点かなくなったり、暗くて暗くて、とても自動車修理工場とは思えないほどでして
それも蛍光灯機器の交換や増設で大幅に改善を図ります

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照明器具は家の近所の原電設さんからご好意でタダ(!)でいただきました。
結局、この手のものはマッチングが重要で、片や欲しいと思っても、マッチングが悪ければ、新品を購入したり、リサイクルショップで中古品を買ったりするわけです。

でももう片や、外した側は産業廃棄物として、お金を払って処分していたりするのです。

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で、さらにお客さんの初雁興業のKさんの紹介で、高所作業車も安く借りる、といっても彼らはその金額でいつも使っているのでしょうが、僕がネットで○ネコなるレンタル業者から見積りを取ったら倍の金額で、Kさんに相談したら安く借りられたという顛末です

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みなさまのおかげで本当に明るくなりました。

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あー、ただですね、高所作業車は技能講習修了者でなければならず、蛍光灯など100Vの工事は電気工事士資格が必要ですからね。

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僕がやったら全部禁止、ダメなんですねえ

思えば、MPIを作る前、昔、働いていた場所で、
昔は伐採した木々を穴を掘って埋める事にそれほどうるさくない頃で、小さいユンボの扱い方を教えてもらって、よく楽しく穴を掘ったのですよ。
それで、掘った穴に伐採した枝木を入れて、シャベルでぺんぺん押して入れていたのですが、間もなくこんもりしてしまい、もっと入るはずと考えて、シャベルカー本体でのっかって、押してやろうと目論んだのですよ
そしてその後、もちろん自分で掘った穴にパワーショベルを落として困ったことになりました。

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いやあ、高所作業車の操作はなかなか難しかったです。
地面でトラックから操作したんですけどね・・・


2018年10月 5日 (金)

PCが壊れました

突然家のPCが壊れてしまい、更新できなくなってしまいました。
一応、仕事中はブログを書かないつもりなので、少し更新が不安定になるかもしれません

おそらくマザーボードのトラブルっぽいのですが、電源を入れても1-2秒で電源が落ちてしまうのです。

マザーボードの給電ランプは点灯しているのでたぶんパワーパックには問題はなさそうです。
思えば、かれこれ5年ちかく使っていたんだなあと感慨ひとしお。
今回はとりあえず、完成品を買って、こちらは、また秋葉原で、何か部品を買ってきてなおそうかな

とりあえず、工場から更新でした

2018年10月 3日 (水)

涙くんさよなら

仕事をしている上で、一定のクレームはやむをえないとは思います。
もちろん防止できるものは防止し、日々工夫や心がけで撲滅しなければなりません。
それでも、思わぬところから食らってしまう。そんな話です

今年の春にかけて修理した117クーペ

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この修理の際に幾度となくサフェーサーや塗装を焼き付けたわけです。

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ところが途中で、外に出していないにも関わらずなぜホイールやタイヤが汚れていくのだろうと不思議に思っていました。
そんなある日、気付いてしまったのです。ホイールの汚れではなくてメッキが浮いていることを。

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これは、アルミ蒸着メッキと呼ばれるもので、分かり易く言えば、本来メッキができないような素材に対して、メッキ曹に漬ける事無くメッキができる便利な技法です。
しかし対して、施工方法から熱に弱く、また耐久性に多少の難があり、下地の作り方で仕上がりや耐久性が決まり。塗装メッキなどと揶揄される所以です。

アルミ蒸着メッキは、以前、アルファロメオ155のグリルの枠、そこだけメッキのアレです。あれを商品化しようとして調べたところ、あまりに耐久性が低い為に諦めた過去があったので、よく知っていました。それなのに、今回気づかずやっつけてしまうとは、なんと情けない・・・

今回の場合、塗装を焼き付ける際に、72℃で焼付けする時に、メッキで使ったアルミが溶けてしまい、下地の黒い塗料が見えるようになったと思われます。

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僕ら修理業者はお客さんの自動車が何か問題が発生した場合に備えて、自動車管理者賠償保険なる、専用の(自動車)損害保険に加入しています。
今回のように、塗装の際の高温で溶ける程度の耐久性に大いに疑問を持ちつつも、引き受けた元請け、ましてユーザーがこの費用を支払うのもスジではありません。
結局、ウチが泣くことになるのが自然な形かと思い、自管賠を使うことにしました。

ところが。まあ、皆さんもご存知の通り、損保会社は入ってもらいたいときはあれほど愛想を振りまいてお願いされるのに、いざ、何かあった場合はなんとかして払わないようにする理由を見つける、本当にドイヒーな方々です。

今回も高温によって溶けたことには払えませんと突っぱねられてしまいました。
火事で溶けたら払えるんですけどねぇーって言ってました。

ははは、こりゃ一本取られましたな、じゃあ、本当は火事で溶けたんだと言ってももちろん信じてくれませんでした。
ちなみに、今回の台風や地震ような災害にあっても出ませんので、同業者の皆さんは御注意ください。
神戸でフェラーリが水に浸かってしまったのがどうなったか、少々気になりますが、こちらはそんなこんなで、自費で修理を進めて行く運びとなりました。涙

はらはらとムケて剥がれる塗装はサンダーで削ることもできません。
ここはいつもの日本ブラスト加工研究所 さんでサンドブラストを当ててもらい、費用はかかりますが、キレイに研磨と足付けを行ってもらいます。

キレイになって帰ってきたホイール。クロモドラはマグネシウムホイールなので、上から普通には塗装できないので、エッチングプライマーを入れて塗装します。

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余談ですが、MPIを作る前は、いすゞの古い乗用車を扱う、いすゞスポーツにいたわけですが、その時代、25年前は今のようにネットもなく、安いアジアン工具もありませんで、サンドブラストキャビネットは高値の華でした。

Photo


しかし、弱者にはお外でやりっぱなしの環境破壊行為の、直圧ブラストなる方法がありました。
それはハコの中でやらず、屋外で粉やカスを撒き散らしながら行うものでした。
本来なら大きな部屋の中で、人間が入って作業するものなのですが、それを知らず、大自然の中で、マスクもつけないで行っていました。
すると、夜になんだか咳が長く出るんですよね・・・ 恐ろし

で、ブラストの機械は高いが、タマは安かったのですよ。
サンドビーズは、当時は近くにノリタケカンパニーが扱っていて、近くに狭山営業所があって、簡単に買うことができました。ノリタケカンパニーとは、国産高級陶磁器、食器を作るメーカーで有名ですね。

もちろん粗さはサンドペーパーと同じく番手で決まっています。当時は確か、180番と80番を使っていたと思います。

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面白いように取れるので、最も目が粗いのは何番ですか?と聞いたら「確か5番とか7番がある」と教えてくれて、80番であれほどすごい研磨力を持つのだから5番とかなら、とんでもない掘削力が期待できるに違いないと注文したら

ちょっと小さなピーナッツのようなヤツがやって来ました・・・・
印象としては、今で言うストライクイーグルのハニーローストピーナッツの小さいのみたいなやつです。

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ブラストすると、ガンにも振動が伝わりペッペッとピーナッツを出しているが分かります。
しかし、その部品に当たって跳ね返ってくるピーナッツの痛いこと。それも粒がでか過ぎて大して塗装もはがれず、がっかりした思い出があります。

さてだいぶ脱線しましたが、今回のアルミ蒸着メッキは神村メッキさんでお願いすることになりました。
ここのホームページは実に分かり易く作ってあって、対応も丁寧です。

このHPにあるとおり、下地までがっちり仕上げれば、先方にも負担がかからず、こちらも費用が圧縮できてウインウインです。

それで出来ることは自分で、と言うことになったのです。

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こんな感じで黒を塗って、つるんとした下地を作れれば、メッキはキレイに仕上がりそうです。

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がっちり下から、スタンドックスのシステムで仕上げているので、剥離などの心配もなく実に信頼できる状態です。これでメッキ屋さんに送ります。

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待つこと2週間。美しいホイールとなって帰ってきました。

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もうこれで、心配なしです。次からは気をつけて作業しよう。

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多額の費用がかかって泣きそうでしたが、仕上がりを見れば涙くんさようなら

2018年10月 2日 (火)

Parts number suspected.アルファロメオあるある

急いで組み付け中の166
ドアハンドルのキーシリンダーを組み替えます。

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国産車もメルセデスもアルファもみんなキーシリンダー廻りは

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このサイズのピンチン・・・ いやポンチでカバーできます。コクサイ基準なのでしょうか?

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なぜこんな造りかは分かりませんが、まっすぐポンチが入りません。それでも少し打ち込んで反対側にスプリングピンが出たら

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この時とばかり、ネジザウルスの登場で一気に引き抜きます。
1年間で殆ど使うことの無い工具ですが、珍しく重宝しました

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くるくる回る帽子を取ると

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キーシリンダを止めているスプリングがありますのでずらして

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キーごと抜き取ります。まかり間違えてもキーを抜いてはいけません。面白いことになってしまいます。

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同じ勢いで反対側もやっつけてやろうと思ったら・・・
部品が違うじゃん。

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あれっ? 部品は末尾9554

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合っている様子です。

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EPCで車体番号を入れて確認するも

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間違いないですねえ。フィアット/アルファあるあるです。

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でも右側だけ統合廃止になった部品番号がありますね。
番号から調べてみますと

1


あ”-っつ こんなんあるじゃん。
なんてこった

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2018年10月 1日 (月)

アルファロメオ166 部品たくさん

先日やっと部品の一部が届きました。

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9月7日にポーランドを出て到着まで約1ヶ月。異様なまでに時間がかかってしまった背景に
なんと、送り状が剥がれてなくなってしまっていたと・・・
ラベルがないから通関できない、通関できないから開けられないと

ちなみに川崎東郵便局には9/21に入っていたのに、ずーっと通関中になりっぱなし。
通関中のターンばっかり。

さすがにおかしいなあと、電話してみたら上の状態だったと。
取り急ぎラベルのコピーを向こうから東郵便局に送ってもらい事なきを得たという・・・

でも中身はレアものばかり

レストア作業には欠かせない166の水切りモール1台分
つまり前後ドア4枚分。全て日本ではオーダー終了

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サビがでてメッキの下ブツブツが出るドアのアウターハンドル1台分。
もちろん日本ではオーダー終了

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これはインストルメンタルパネル、つまりダッシュボード真ん中のポケット
これも166用です。

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色は黒なので、前期用です。もちろん日本在庫なし。

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そしてこれ。

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ピンボケですいません。166用ヘッドライトASSYです。もちろん左側通行用

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なのですが、これが面白い

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なんとヘッドライトがハロゲン。H7Uです。でもLEDに換えるという飛び道具が可能です。カスタム用と考えてください。安かったので買いました。もちろん左右セットです

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当然レベライザー付き、右ハンドル左側通行用。
今のところすごい確率で、レア品引き当てていますよ。
バックオーダーしたい人は、ご相談ください。

mpi@mua.biglobe.ne.jp までどうぞ。
※内容によっては見積り費用がかかる場合があるので、興味本位でのお問い合わせはご遠慮ください。

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