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2018年8月10日 (金)

お道具箱拝見その1

先日、ブログ読者の方から、なんとWIT/ワールドインポートツールズが港北に出来た(再開した?)という趣旨のメッセージを頂きました。

どういう背景があって、閉店となり再び再開したのかは知る由もありませんが、かつての店長さん樋口さんが興したところを見ると、オリジナルメンバー絡みであることは間違いありません。

早く行って見たいですが、なかなか機会がありませんねえ。でもうれしい事です。
是非頑張っていただきたいです。

と言う事で、その方からリクエストもあった工具のお話です。

何の変哲も無い3/8の10mmソケット

Img_5935

ですが、ベルッツアーというメーカーの物でして、ちょっとした珍品なのです。

Img_5938

ベルッツアーというメーカーはなかなかに悲運なメーカーで、元々はドイツの工具メーカーでしたが、その後スウェーデンの切除工具メーカーのサンドビックに買収され、さらにサンドビックがハンドツール部門を売却したため、バーコと共にスナップオングループになり、アメリカ資本になると売れる物以外なくなってしまう、資本主義のなれの果てに巻き込まれ、今日ブランドが消えかかるという由々しき事態なのです。

もうずいぶん前、サンドビックのハンドツール部門、ちなみにサンドビックのハンドツール部門はロゴがオレンジ、工業用切除工具系列はブルーと分けていて、オレンジはバーコが引き継ぐ形で、スナップオンに移籍していしまいました。
さらに、未だにウチではエアソーの刃はサンドビック・・・もといバーコの物を使い続けています。永遠のヒット作だと思います。

その昔、サンドビックの営業の方が部品商の同行販売か単独で来たか忘れましたが、僕の工場を訪れた際に、このソケットを見て感激し、図鑑のような立派なカタログをくれたのでした。

ではなぜこれが珍品なのか?と言いますと型番をご覧ください。

Img_5939

A7402DMと書いてあります。このAから始まるのがAスペックと呼ばれる航空機用工具なんだそうです。aero-specというのは工具界では幾つかのメーカーしかラインナップしておらず珍しいものという触れ込みを聞いて買った記憶がうっすらあります。

いくつかの特徴があって、極端な肉薄、極端な軽量、あとなんだっけ?あ、希少品

Img_5940

ですが、普通に使っています。貴重品でもなんでもありません。

Img_5942

しかしとても強く丈夫で、使い易いです。他にもお道具箱の中を見ると僅かながらベルッツアーの工具がありますが、使用頻度はかなり高く、優秀な工具であると思います。
特にセル柄のドライバーは良く使います。ただプラスはほとんど使うことはありませんが、マイナスは本当に良いです。最もネジを回したことはほとんどありませんが(笑)

先に言っておきますが、プロトにせよ、ベルッツアーにせよマイナスドライバーをタガネ代わりにひっぱたいて使うことはありませんよ。
板金屋ですから、PBのスロットタガネがありますし。ひたすらこじることに終始するのです。本来の使われ方をしない意味では同じか(笑)
大きいものはホンダのアウターハンドルのリンクロッドクリップ外し用、小さいのはこじる専用、中途半端なのはナンバープレートの封印打ち抜き用。

僕の工具箱の中は多くがアメリカ製工具ですが、使い易さや強度を考えると、圧倒的に信頼性が高いのはドイツの工具だと思います。

工具の世界は深いですねえ。こんなのいかがですか?お好きな方はどうぞ。

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コメント

早速リクエストにお応え頂き感謝感激です。
国ごとに工具にも特色があったり、時代の変遷が分かったりしてくると、
同じサイズの似たような工具が増えたりして、、、(笑)
まだまだ暑さが続きます。熱中症にはくれぐれもお気を付けください。

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