« サーブのスペアキー製作 その時 | トップページ | 誰が為にエンジンは止まる? »

2018年6月20日 (水)

3コートパール塗装

作業中の117クーペ。部分的に塗装が始まりました。

Img_4786

この自動車はユーザーの希望から過去に、レクサスのワインレッド3R1 クリスタルレッドシャインなる色で全塗装されています。例に漏れずこちらもそのカラーで塗装します。

この3R1と言う色は世に言う3コートパールでありまして、塗装には手間がかかります。

Img_4744

元来3コートパールには2種類ありまして、ホワイトパールのように白いグランドコートの上に、黄色味あるいは青/赤味の半透明なパールコートをしてその輝き加減で色彩が変化する干渉パールと、
下地に予め一定の似た色を入れて、低隠ぺいの塗色を助ける着色パールとあります。後者でも下に入れる色合いにより、パールコートが影響を受けるのでこちらも先の緩衝パールほどではないにせよきらきら感をよりくっきりさせる働きもあります。

ただ、3コートパールはそれ自体で隠ぺいする力がない、または弱い為に、補修する際は「にごり吹き」と呼ばれる技術を用い、塗装回数が増える為に補修時には苦労が付いて回ります。

3コート塗装の大変さはここで多少解説していますから参照あれ

で、沢山塗料もスプレーガンも使いますから、清掃が大変

Img_4765

1つ1つ手洗いで、シンナーで洗っていきます。食洗器のようなものも存在しますが、ガンが痛むので使いません。
3コートは3つのがンを使うので洗う手間も3倍

Img_4767

MPIではメタリック/パール用、ソリッドカラー用、クリアー用と用途を分けてスプレーガンを使用しています。

Img_4769

ちなみにクリアーはエクスプレスプレミアムクリアーをMSシステムで塗装しました。

Img_4770

クリアーに硬化剤50%、シンナー5%を入れた直後はなんともいえない不透明さですが

Img_4771

かき混ぜると水のように透明になります。

Img_4772

どんどん作業を進めていきましょう

« サーブのスペアキー製作 その時 | トップページ | 誰が為にエンジンは止まる? »

塗装関連」カテゴリの記事

コメント

VOC の規制により3コートパールなんて化石かと思いましたが、レクサスあたりの無知な日本メーカーはいまだ採用しているんですね。僕の記憶も化石感は否めなく勉強不足で申し訳ないのですが、樹脂固形分を上げることによって3コートパールは生き残っているのですか? いずれにしても工程が多いと言う事は、溶剤を飛ばしているって事だと思えてしょうがないのですが、・・・。 工程が増えた分作業も大変ですね。当然作業代も増えるんですよね。

さすがMPI 、スプレーガン使い分けていますね。

こんばんわ。いつもご覧頂きありがとうございます。
今、日本だけは3コート塗装色だらけですよ。さらに難しくなってしまいました。
本当に止めていただきたいですね。
作業は当然工程が増えますからその分値段も上がります。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3コートパール塗装:

« サーブのスペアキー製作 その時 | トップページ | 誰が為にエンジンは止まる? »

2022年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

ブログパーツタイトル


  • 食品 飲料 売れ筋 ランキングブログ