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2018年4月 6日 (金)

ヘッドライトの曇りに救世主なるか?

よく、ヘッドライトが黄色く、あるいは白く曇ってしまうクルマを散見します。

元々、プラスチック製ヘッドライトユニットは紫外線に弱く、長らくガラスが使われ来ました。しかし、ポリカーボネートに特殊なコーティングを施す事で長らく太陽光にさらされてもある程度平気になりまして、爆発的に使用されるようになったとされています。

しかし、なかなか永遠なるものは存在しないようで、やがてコーティングがやられて現在に至る図式が出来上がった訳です

例えば、エアバッグ、実は可使期限があるってご存知でしたか?
10年で交換しろと書いてあります。インフレーター本体に製造年月日が書いてあったりします。
先日修理した電解コンデンサーも長く時間が経ち自壊してしまったのです。

なかなか出来上がってから、完全に使い切るまでに様々な障害により使命を全うできない。今回はそんな、かわいそうなヘッドライトをどうにかしたい話です

ヘッドライトユニットの日焼けによる曇りはみなさんも目にした事が多いと思います、一方、その修理についても、一度研磨して仕上げますとか、再度コーティングしますなどと言う文言も目にした事が多いと思います。

僕らも例外ではなく、今まではよく磨いたり、いくつかのコーティング剤を試したりしました。

しかし、どの方法もしばらくすると悲しいまでに元に戻り、早ければ数か月待たずして黄ばみ始める物もありました。

で、今回も1000番の耐水サンドペーパーで古いコーティングを削除し

Img_1860

1500番で整えた状態にします

Img_1861

そして、クリアーを塗装します。今回はここからが大きく違う所です。
クリアーは通常に使っているスタンドックスのイージークリアです。軟化剤を添加させました、通常の使用状態と同じです

Img_1868

もうかなり昔、スタンドックスの研修で、自動車の塗装の目的は外観の美観だけでなく、錆の防止、太陽光の紫外線による変質の防止なんていうのがあったように思い出して・・・・

で、一度グランデプントで試験的に塗装してみましたが、業販してしまいました。今回はお客さんのクルマなのである程度の期間、観察できるだろうと
お客さんのクルマで試験してしまう・・・

かつて内科のお医者さんが言っていましたが、子どもの扁桃腺は多くの子どもたちの命の犠牲があって今日の技術的な解決方法が確立されたと
では、僕らもできる限りの事をしてみます

塗装直後のレンズユニット。キレイです。何事もなかったよう。

Img_1869

しかし70℃で焼き付けると無数のクラックみたいな模様が現れます。
再度サンドペーパーで平滑にします。

Img_1930

そしてコンパウンドで磨きます。この通り。

Img_1931

この夏を越えてどうなりますか楽しみです

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コメント

お疲れ様です。 理論的にはいけるはずですよね。 クリヤーの主剤、ヒドロキシモノマーは基本的に現在ある樹脂の中では耐候性が一番良いわけですので。

うまくいったらムーザもお願いしよう..

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