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2018年2月 9日 (金)

備えよ、車検

今年の春以降、車検が少し変わるのを皆さんはご存じでしょうか?

もう、ずっと茶番を繰り返すヘッドライトについてです
まずはこちらをご覧ください

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6月1日より施工だそうでついに国交省も本腰のようです・・・・
このように文章にすると判り難いですが、簡単に言えばこうです
ロービームで基準線より下になければその時点で車検はアウト
基準線より下で、計測が困難な場合のみハイビームでの検査となるのです

ロービームが下向きになってりゃいいんだろ?と言われそうですが、2灯のライトはだいたいローを下に向けるとハイ側もついてきてしまうので、ローを下向きに調整するとハイ側が合わなくなる可能性を大きく含みます。ハイビームを合わせるとロービームが高くなって、そもそも車検ラインで落第してしまいます。

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ではどうしても合わないライトはどのようにするかと言うと・・・・
新品交換が待っているのです。くわばらくわばら

でーもー
僕ら自動車整備事業者が最も恐れているのが
実は5月1日より施工されるこちらの問題です

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エアバッグのリコールの未実施車両の検査証発行の保留です。
どうも、検査に合格して新しい検査証の発行を受ける窓口で、リコール未実施だと検査証をもらえず、リコールを受けてからの発行となるのです。
リコールの処理が遅々と進まない状況に業を煮やしたのか、こちらも国土交通省が本気で対策です。

整備上の理由で検査に落ちるのなら自分達の手で何かしらの整備をして再度、受検して査証をもらえますが、リコールの場合、自分らの手を離れての事になりますから、リコール修理が殺到して、部品がバックオーダー状態になったり、工場が手一杯で作業できないなどの事態になって、2週間経ってしまえば再び最初からの検査になり、印紙もまるまる買い直し、検査もラインからやり直しとなります。その負担たるや相当なもので、結果エンドユーザーに2倍の代行料や手数料印紙代の負担になってしまうのです
まったく、タカタと言うメーカーはどこまで迷惑をかければ気が済むのでしょうか

こういった自動車の事に敏感なMPIのブログ読者の諸兄は、いろいろ見て頂けるので心配はありませんが、軽自動車やRV車のユーザーなどで殆ど自動車に頓着の無いユーザーの方など、こんな事、1ミリも気にしない可能性が高く結果、整備事業者がてんてこまいすると言う顛末になりがちです

是非、皆様におかれましても下記のサイトから、ご自身のクルマが該当があるかご確認ください

http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/recallinfo_003.html

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