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2018年1月28日 (日)

アルファロメオ156GTAのブレーキフルード漏れ

先日、ブレーキフルードの漏れを訴えて入庫した156GTA
時々入庫するのですっかりおなじみ。うーん、次々攻撃を受けているようですね。しかしオーナーの愛を感じます。10年以上乗られているそうです。

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乗ってみると確かにブレーキフルードのウオーニングがにぎやかにメッセージボードに踊ります

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リザーバータンクを開けてみると液面は一番下です。入庫の際にブレーキをだぶってもらっても、ブレーキ系統に異常はなく普通に効いていました。もちろん、特にブレーキ付近の漏れも確認できません
単にブレーキパッドの摩耗では?

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ブレーキフルードをMaxまで入れて、Eくんの所に移動して1日様子を見ていると、翌日にはリザーバーのフルードは殆ど入っていません。
そして、地面の真ん中くらいに漏れた形成があります。
このクルマのクラッチの油圧作動はブレーキと同じフルードを使っていまして、タンクは共通です。
で、おおざっぱに言うとクラッチと言うものはドライバーがクラッチペダルを踏むと、クラッチマスターシリンダーが動き、フルードが押されトランスミッション側のレリーズシリンダーを押す仕組みになっています。
クラッチマスターシリンダーは車内、クラッチペダルの真上についていることが多く、故障時によくフルードが漏れますが車外にフルードが漏れる事はありません。と、なると漏れている場所は1つしかありません。レリーズシリンダーです

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このクルマのレリーズはこの下です。
バッテリーやパイピング類を外しながらの作業です

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どんどん分解します。

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さて分解が終わりました。

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これがレリーズシリンダーです。スレイブシリンダーなんて呼び方もあります。
ゴムのブーツ近辺がフルードで濡れているのが確認できます。

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大きなサークリップを外してシリンダそのものを外しますが、固着して簡単には外れません。ラスペネのような浸透式潤滑剤を吹きかけてしばらく待ってから作業しましょう

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マスターシリンダーやレリーズシリンダーは可能な限り大手メーカーのを使いましょう。この手は安いメーカーの物を使うとロクな事がありません。先日も部品ではありませんが痛い目に遭いましたね

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これでOK。ちなみに147などもそうですが、セレスピードの場合は、ここのセレスピードのユニットが付きます。このレリーズの作業を機械がとってかわるのです。仕組みは全く同じで、油圧を使ってアームを押し出してクラッチを切ります。変速してジワリペダルを緩めながらクラッチがフライホイールにくっつくのですが、人間の足は実にうまく動くもので、セレはそれを再現するのに苦心しています。
とはいえ、最近のセレの出来の良さは本当に完成期に近づいたように思いますが、セレが半クラッチを制した時に本当にマニュアル車を越えるかもしれませんね

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ブレーキフルードをリザーバータンクに満たしたらペダルをだぶってエア抜きです。ブレーキキャリパーなどより上にあるので、取り外し後の処理を誤らなければレリーズのエア抜きだけで大丈夫です

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完成しました。洗車したら納車です。
その洗車する事こそが一苦労でした。それは・・・一つ前の記事をご覧ください

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