マセラティクアトロポルテの油関係
当たり前ですが、どんなオイルでもやがては劣化します。劣化したオイルを使い続けるのは大変良くない行為です。是非、皆様も時には愛車を可愛がってあげてください。
マセラティクアトロポルテM139のATFやエンジンオイルの交換です
QPもATのモデルになると、エンジンオイルの入る壺はなく、普通の自動車のようにエンジン下部にありますトランスミッションもエンジンのすぐ後ろにあります
まずはATF
小さい方のドレンから排出します。
一通り出終わったらオイルパンをはぐります
ZFの6HP型ですからATFはオーバーフロータイプです
バルボディがあらわになりました。カラフルに見えるのは変速を受け持つソレノイドです
面白いのは一番左に空きがあることです。ZFに7速ってありましたっけ?
フィルターも外して
そこそこ汚れていました
バルブボディもデカイです。
パッキンも付けまして
フィルターを取り付けます。なんだかだらしない感じに付きますがこれでOK
チューブは先に仕込んでおきます
基本的に抜いた量を入れるわけですが
バケツに抜いた油を吸わせて量を計ります。
Eくんの最新戦略兵器、ATFチェンジャーです。
ATFが汚れているのが分かります
では、先ずは抜いた分より少ない4Lくらいからスタート
あー、機械にセッティングする都合上ワコーズの缶なのですが、中身はリキモリのATF、トップテック1800です。交換サイクルは2万kmか24ヶ月と書いてあります。とはいえ、オイルのレベルゲージもありませんし、油量が正しいかどうかも見る術もありませんから、オイルパンを外すしか方法がないのです。お金かかります・・・・
新しいフルードはこんな色
エンジンを始動させて油温が40-50℃の間でドレンを入れます。
図では既に60℃ですが、40-50℃などあっという間に通り過ぎてしまうので、注意が必要です
続いてはエンジンオイル
オイルフィルターがデカイ
ちょっとした茶筒みたい。
新しいフィルターをくっつけて
エンジンオイルはこちらもリキモリの5W-40のHC7です。こちらも良いオイルです
そしてデザイン優先のクルマは入れにくいのです。
この体制で約10L入りますから大変です。
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