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2017年9月 1日 (金)

今年も水害車

先日のゲリラ豪雨で入庫したW211メルセデス。エンジンは完全に不動です。
スターターモーターが一瞬カチッとドライブピニオンが飛び出してクランキングしようとするのですがクランキングは全くしません。

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ユーザーから前の軽自動車が行けたので、続いて入水したらストールした。決して深くは無かったとの談話でしたが

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結構上まで来ています。ホーンの左横がエアの取り入れ口。ちなみに左右にあります。
もちろん、エアクリーナーも左右にありますが、スロットルボディは1つです

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で、分解を進めて行くと

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エンジンの一番上に見えるのがME(モーターエレクトロニクス)つまりエンジンのECU

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エンジンカバーが発案されてから、エンジンのデザインが自由になって、カバーを外すとこんなにごちゃごちゃしているのですね

エアクリーナーはびっちょり。あーあ

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エアクリーナーケースに水が溜まってます

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診断機を接続するとそれなりにDTCが出ますが、エンジンECU にはアクセスできません。
その他のトラブルにはアクセスできますが、CAN信号のトラブルが多く、MEからCAN信号が発せられていない様子です

おそらくシリンダー内に水が入ったのを圧縮しようとした為、スターターに強力な付加がかかり、高電流がどこかに流れECMを攻撃したと考えました。

そこで、ECMをあけて内部を点検しましたが、想像よりはるかにIC化が進んでいます。こりゃサージ電流に弱いだろ。見慣れたイタ車のとはずいぶん違います。

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さらに不動の原因を突き止めます

内視鏡を使ってシリンダー内を見ます

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プラグホールを抜けてその先に見えるものは?

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ピストントップにあってはならない水を発見

Digi2390

画像ではわかり難いですが、端っこにはまだ水分の残りがあります。当然どれだけの量の水が入っていたかは分かりませんが水を吸った事実は確定されました。

Digi2384

本日アジャスターがやってきて全損となりまして、僕はタダ働きしたのでした。
保険会社の指定工場バンザイ。


ちなみに水害車でナンバーがこうして曲がっていると結構な水の中に入った証になりますね。

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