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2017年8月10日 (木)

名も無きリレーの話し

集中審議中のバルケッタ。思わぬカタチで幕引きとなります

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先日の記事で、モーター、リレー、ヒューズと点検し、問題が無かったところから、信号が来ない→エンジンECUの故障と言う風に考えたわけです。

で、今回は裏づけるために車体側を点検します。

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30番に+電源は来ています。リレーが働いて87番に銅通が橋渡しできれば、電動ファンはレジスターを通る事無く全開で回るのも確認しています。
また信号の一部であるリレー電源にも+が来ていることが確認できました

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そこで、動作テストを行って、エンジンECUが電動ファンの信号を出しているか確認します

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-制御なので、抵抗値で考えます。
テスターの片側はバッテリーの-につなぎ、もう片方のリード線をリレーに入れて
導通がでればECUには問題が無いとなります。 では参ります

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なんといくらか抵抗値が出ました! となるとECUは信号を出していることになります。
リレーが悪いことになります。

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先日の単体試験では元気にカチカチ言っていたのですが、車両に付けると沈黙してしまいます。

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工場にある別のリレーを入れて、再度テスターで強制的動かします

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「ブオ~ン」
計器良く回って赤いゲージのホースの白い注意書きがひらひらなびきます。

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はい、何もかもがコンプリートでした。

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さまざまなシチュエーションで乗ってみましたが、もうオーバーヒートはしませんでした。

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リレーは、電圧が少し低くなると作動しなくなるのが原因で、電動ファンの高速側が動かなかったようです。
まあ、なんと様々な故障のあること。

リレーやヒューズは縁の下の力持ちで、どちらもいくらでもない部品ですが、壊れるとすぐ
不動の原因になります。将棋で言うところの「歩」かもしれません。

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