90年代を思い出してしまいました
ちょっと塗装の手が空いたので、かねてより懸案だった商品として持っている166の前後バンパーを修理します。
166は意外にバンパー外すのが大変。
思えば昔、まだユハ・カンクネンがランチアデルタを乗っている頃。初めてランチアデルタを修理した事があって
バンパーの取り付けの簡単なことに驚かされていました。へたすりゃ世界で一番簡単かもなんて。だからイタリア車のバンパーは外すのが大変なんて思っても見なかった。
ところが、当時カルロス・サインツが運転するトヨタセリカは真反対で、一生懸命作業してやっと外れる感じで、ラリーの大変なさなかに、こんな取り付けが大変だと、メカの人たちも大変だろうと、あほじゃなかろか?と思ったもんです。
ちなみに当時よく作業したボルボの240、940どちらも、フェンダー内部にこってりサビ止めが塗ってあって、板金工具が汚れるのがいやだったり、バンパーのボルトが鬼の仇のように強く締めてあったり。E34やW124の乗り味に感動したり。
懐かしいなあ、90年代初め。
その90年代の終わりに作られた166です。
リアバンパーはこれまた意地悪で、いろいろ外さないと脱着できません。
左側はナビやバッテリーを
左側のアンプを外すとなにやらテープ止めが?
コードカード?
なんか、オーディオのシリアルカードが出てきました。
テープの文字がいかにもなので、新車で組んだ時期に貼られたのでしょう。
今までこういうのは見たことありませんが。
これらをぜーんぶどかしてやっとバンパーの取り付けボルトが見えてきます。
あの90年代。僕は20代前半から30代前半の10年。皆さんは何してましたか?
僕は時にはいすゞのピアッツアを。時にはランチアテーマを、96年終わりからはMPIを作ったり。感慨深いですねえ。
今、この時代のクルマを持っていると、重加算税が取られます。
でも、自動車も音楽も雑誌も文化もこの90年代のほうが今より面白かったように思います。
このブログをご覧の方で、古い輸入車乗りたい人、応援します。
« エアコンの洗浄。 | トップページ | バルケッタ オーバーヒートの原因探しのたび(長編) »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 小さい頃の思い出の地(2019.03.01)
- 店主敬白(2019.02.07)
- 小河、ブログやめるってよ(2019.02.05)
- さよなら2018 こんにちは2019(2018.12.31)
- 間違えちゃアカンやつやん(2018.12.23)
90年代、懐かしいですね。
私も同世代です。
96年に結婚し、子供も成人しました。
その頃乗っていたカルマンギアを売って
嫁にビィトンのエピを買ってあげました。
投稿: nobu | 2017年8月 8日 (火) 12時18分
nobuさん こんばんわ。
そうそう、ブランド物もこの頃ですね。
勤めていた所で、なぜか僕が瑞穂のブランドショップLOVE LOVEが好きという
設定になってしまって困った(困りやしないか)ことがありました
ヨーロッパ車のチューニングブランド、シュニッツアーとかシュタインメッツとか、二の線なチューナーの物が流行ったのもこの頃ですが、服飾のブランドと時を同じくして流行らなくなりましたね
投稿: admin | 2017年8月 8日 (火) 21時22分
シュニッツアー、久しぶりに聞きました。
今でもあるのかな?
あの人はこのブランドが好きなんて話
当時、よく聞きましたね~
服は本当に安くなりました。助かります。
投稿: nobu | 2017年8月 9日 (水) 12時16分