バルバル(2つの小船)
世の中には摩訶不思議な現象はいくらでもあります。
ではこんな絵はいかがでしょう?幽体離脱ではありません
バルケッタの2階建て。
なかなか作業が進まない黄色いバルケッタを横目に、オレンジ色のバルケッタも進めます。
事実上のワンオーナーのバルケッタ。大変に可愛がられている一台です。
ここで。足回りなどの若返りをいっぺんに行ってしまおうと言う内容です
フロントサスペンションは
ショックアブソーバー
ロアアーム
タイロッドエンド
スタビライザー
低ダストブレーキパッドにローター
リアサスペンションは
ショックアブソーバーに
ブレーキローター
低ダストパッドもです。
その他に
T/Mオイル
ブレーキフルードの交換や
エンジンマウントの交換
バッテリー台座のサビ取りやオーディオの交換など超豪華一本立てです。
文字通り、泥沼に足を踏み入れたというか、泥沼の一掃作戦というか。
閻魔さまもはだしで逃げ出す、泥沼掃除です
しかし自動車側の抵抗も生半可ではありません
聞くところによると、オーナーさんが仕事で国内に不在のときに北海道で数年使っていたとの情報があり、サビが結構侵攻しています。
その為各ボルト類は全く緩まず、Eくんから体力を奪います
それでも黙々と作業を続けるEくん。
1000里の道も1歩から。地道な作業こそ交換作業の早道でもあります。
しかしいちいちボルトのサビが作業をジャマします。
その1歩1歩進む様は、まるで八甲田の雪中行軍のよう・・・
このボルトを回したものは、いっさい喋ってはならぬ!
と言っている間に外れて行きます
今回はビルシュタインのB4です。ツインチューブですからオーバーホールはできませんが、コストと性能のバランスを取った部品です
フロントのショックはそれほどでもありませんでしたが、リアは抜け抜けで、こちらは相当変わると思います
前後ショックの色が違いますが、純正なのかしら?
まあ、どのみち今回社外に変えてしまのですがね
リアは短いです
Eくんがバネを赤く塗りたかったと言っていましたが
彼はブレーキキャリパーを赤く塗るのが大嫌いです。
大物の部品が納まっていきます。
続いて、ロアアーム。スタビがくっついています。こちらも苦労して手に入れた新品スタビに交換します。
スタビの交換にはエキゾーストの脱着が伴います。サビサビなので、触媒が二つになってしまわないかドキドキです。
どうにか取れました。
そしてロアアームも外れてなにかスッキリ
ロアアームはTRWのものです。純正のOEMですから良い物であることは間違いありません。これでロアボールジョイントも新品になり劇的に乗り味が改善されるでしょう
まだまだ度は続きます。
続きは近いうちにアップしますね。
なにしろまだまだ作業がありますから
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