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2017年4月14日 (金)

アルファロメオ155 2.0TSの整備

車検でお預かりの155
ワンオーナーとはいえ21年の年月はいろいろ不具合を発生させるそうで・・・

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お客さんのリクエストの整備からやっていきまっしょい

まずはデフロスターが利かないというお悩み。
さっそくマニホールドゲージをつけてみると

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今日のお昼頃、外気温は22度ぐらいですが、いくらなんでもガス圧が低すぎます。
極寒の時ならまだしも、この温度ではねえ。圧力スイッチが働いて、コンプレッサーが入ったりすぐ切れたりをかっちんかっちん言いながら繰り返します。

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とりあえずガス2本と

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蛍光剤を入れて様子を見ます。仕事はするようです

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続いては、トランクオープナーが利かないというお悩み

早速分解してみます。

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そばに先のスバルがあったので、バッテリーを直結して単体試験すると元気良くソレノイドが動きます。
しかし、緑のテストリードは0.75sqしかなく、テストをすると間もなく端子の被膜が解けてしまいました。

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コイルを使った電磁ソレノイドなのですが、なんとマニュアルを見ると消費電力が31A(!)もあります。ひょえ~

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しかし作動するってことは

リレーじゃないの?

このリレーもトリセツやマニュアルとは全く違う位置になっています。
ハンドルコラムしたのカバーを外した左側の緑色のヒューズのリレーです。緑色ってのだけがマニュアルと合っています。

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こちらも単体試験します

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問題なく動きます。え~っつなんで?

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オープナーソレノイドを戻して、リレーコネクターに直接アクセスして動きを見ます

30番には12Vが来ています。85番はグランドと導通があります。
30番と87番をダイレクトに繋ぐと、開き・・・・ ません。
それどころか、テストリードからケムリが少し立ち上ります。ヒューズはそばにあった30Aだったからか、切れてはいません

ショートか過電流か? 2.5sqもありますからどちらも考えられます。

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そこでトランクまでの配線を確認します。ソケットのホルダーにLTB(ライトブルー)の線がみえます。

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同じLTBの線色がトランクのソレノイドのコネクター部分にも見えます。

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これに廃車からひろったしょぼいバッテリーブースターを繋いで

途中で足して

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コネクターの87番と導通を見ます。
当然通常なら0Ωになりますが、∞になっています。
断線している模様です。

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それどころか、念のためにアースとの導通を見ると

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なんと抵抗値が出ます。どこかショートしています。正確には抵抗値が出てるので、何かが繋がっているのではないかと思います。

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リレーコネクターからトランクまで1本線を引くほうが早いか? 遅かれ早かれシートを外して分解するので、お客さんに確認してみよう

ところで、145や155の時代の配線図は

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線色が英語のアルファベットですが、166の頃になるとe-learnになり、染色はイタリア語表記になります。Bはブラックではなく、ビアンコのBで白になるので混乱します。

そんな時、便りになるのがこの本です

かなり古い本で、アマゾンでも結構高額な値段で売っていますが、便利な本です。
国産メーカーだけでなフィアットを始め欧州車もかなり載っています。

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