アルファロメオ75の健康診断
絶賛売出し中のアルファロメオ75
本日はエンジンオイル交換の為に、所沢から飯能まで試乗を兼ねて健康診断です
まず市販車では滅多に見れないインボードブレーキ付きトランスアクスルレイアウト
整備も大変ならエア抜きも恐ろしくやり難いところにあります
しかも、写っていませんがこのデフの前側にはトランスミッションがくっついているわけです
そのトランスミッションのレリーズシリンダもブーツをずらせばキレイなものが付いています
ゴムのブッシュは宿題ですねえ。どこもそれなりに痛んでいます
またロアジョイントブーツもかなりヒビがあります。
少ししか写っていませんがトーションバースプリングです。
ロアアームを突き抜けているのがそれです。だからコイルスプリングがありません。
これも貨物車を除いて乗用車ではほとんど見ません
エンジンのま後ろにトランスミッションがありませんから、なんだか抜け殻みたいなのが付いています。その後ろ側にエンジンマウントがあるのですが、これが切れるとかなり厄介です。エンジンを降ろさないと作業できません。これは新品に交換しました。
プロペラシャフトのカップリングのフロント。大変状態が良いです
リア側のラバーカップリングもかなりキレイ。おそらく両方とも新しいものに交換されたものかと思います
マフラーはかなりかわいそうな状態です。おまけに触媒もないのでこのままでは車検を通せません。これも宿題ですが、こちらはもう一台部品取り用のノーマルマフラーを持った75があるので心配いりません。
エンジンオイルは先日テスタロッサに入れたのと同じリキモリのMos2ライトドライブです。
以前にも書きましたが、きったないオイルの色ですが・・・
添加物の関係でこういう色になっているそうなのです
交換前はハゲしいエキゾーストサウンドでしたが、交換後はクラウンのように静かになりました。いいオイルは本当に違います。
こちらも宿題のパワステホース。手作り感満載の対油耐圧ホースが付いています
その他まだ宿題はありますが、走りは爽快そのものです。一気に80年代に戻れます。
それは現代のクルマのように、精密な機械のように単調なのではなくて、どこか牧歌的とまでは言いませんが、人間が作ったいい加減さが残るとでも申しましょうか、いわゆる旧車的な多くの鋳鉄でムダだらけのエンジンをブン回して走る味わいがあるのです
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