ベントレーアルナージ バックカメラの簡単な交換
今回はベントレーざます。
どんな高級車だろうとぶっこわれる時はぶっこわれるざます。
今回はバックカメラの映像がちょっとおかしいというか、よく見ても見えないざます
と言うことで、バックカメラを交換します。しかし、バックカメラは多くの場合、ながーいハーネスが前まで行っていて、交換するのは意外に手間がかかります。そこでここでは胸を張ってお勧めはできませんが、簡易に交換する方法をご紹介します。ざんす
このクルマの場合はハーネスがテールランプを跨いでトランク内に入っているので、テールランプを外します。
バックカメラの配線はだいたい4芯です。
カメラ電源+
カメラ電源-
カメラ信号線
それを包むメッシュワイヤー(シールド)
の4つになります。
いわゆるシールド線です。外部からの電磁的ノイズやさまざま静電ノイズから信号を守るためのものです。カメラの画像は信号化されて、ナビなどの本体に送るのですが、モニターに映す際にノイズもアンプで増幅されてしまうために、微弱な画像信号を守るためにあります。
コネクターを間に挟んだりすればシールドの性能は下がるために、今回のように切って接続しなおしても経験上それほど問題はありません。でも楽器などで微弱な信号をばかみたいなインピーダンスで増幅する場合はすごくノイズを拾うようになります、
汎用のカメラはもっと積極的に+-黄色いピンコネクターで接続するようになっています。
汎用のカメラの線も4芯です。ほとんどがこのパターンですが、まれに3芯もあります。シールドになっていないか、信号線の被膜の中でシールドされています。
信号線はメッシュワイヤーでシールドされているのですぐにわかります。あとはカメラ電源の+を探します。テスターで5-6vの電圧が確認できれば間違いありません。
それぞれの配線はハンダ付けしますが、ハンダはこんな種類のものを使うと作業がし易いです。
当然ですが、信号線は信号線と、それぞれが同じになるようにはんだ付けします。
シールドのメッシュワイヤーは束ねてはんだ付けします。シールドのメッシュワイアーはそれ自体がグランド(-)ですから、ここに-線を繋ぐ方法もありますが、可能な限りそれぞれの線同士を繋げてください。
絶縁はしっかり行います。
試しに電極が接触しないよう気をつけて、リバースに入れて画像を確認します。
下のように映ればOK牧場です。
続いて古いカメラベースをはがします。
新しいカメラの位置を調節しながら貼り付けます。
ナンバープレートやバンパーの一部などを見切れさせておくと、使いやすいように思います。
あとは外したものを元に戻せば出来上がり。
全て交換するなら、カメラのハーネスの行き先を探すぐらいの時間で、交換できますよ。
尤も、電気的ノイズには弱いですが、この方法で、ノイズが酷くて困ったと言う人には会ったことがありません。ざます。
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