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2016年5月24日 (火)

シルバーのぼかし塗装

よく、シルバーの塗装はパール塗装より難しいなんて話を聞きます

メタリックの目が団子状になる「仁丹肌」やぼかし際の黒ずみ、スプレーガンの動かし方の不良によるムラなどが良く聞くトラブルです

シルバーなど難易度の高い塗装はたいがい僕にお鉢が回ってきます
ウチの塗装屋さんはそういう所にはあまり積極的ではありません。仕方ないか・・

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まず、下準備として、サフェーサーの塗られた新品フェンダー以外をマスキングして、先に新しいフェンダーを染めておきます。

次にカラーレスと呼ばれるクリアーを塗布します。これはぼかし際のなじみを良くするクリアーです。

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どんどん塗装します

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丁寧にメタリックを並べるような気持ちで塗り重ねます。
あまりウエットで吹いてもいけませんし、ドライで吹くともっといけません

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吹いた直後はこれくらい

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うっすらデジカメで撮ってる僕が見えるくらいです。
これが乾くと

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もうぼかし目はわからなくなります

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シンナー選択も重要なファクターです。
表示は21℃ですが、工場の一部は26℃ありますから、蒸発の遅い夏用シンナーを選ぶべきです

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いつでもどんな時期でも安定して美しいメタリック目を塗れるようにならないといけません

またスプレーガンの性能によるところも大きな進歩で、

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かつてJETBやJET90を使っていた時代、HVLPのガンが発売されて飛躍的に塗りやすくなりました。

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画像はJet90 Sノズルなんてのがありましたが、かえって性能がよくなくて問題になりました

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これがNR95. これで飛躍的にメタリックが吹きやすくなりました。
逆に3/4づつスプレーガンのパターンを重ねる、基本的なガン捌きを肯定しなくても良い時代に入ります。このガンは今日の塗装作業にも十分使用できるレベルかと思います

他にも

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イオンシャワーなど手軽で安いイオン発生装置が出回り、強制的な静電気の排除もキレイなメタリック、パールを並べる上で重要だったりします。

今年、MPIは20年を迎えます、それはスタンドックスとの20年であり、サタのガンとの20年でもあります。

サタに関して言えばスプレーガンの値上がりの歴史とでも言いましょうか・・・

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