つまらぬハナシ
先日、修理しましたフィット。
これは損保ジャパンのDRSと言うシステムで入庫したクルマです。
DRSとはダイレクトリペアシステムの略(たしか・・・)で、各地の損保ジャパンの事故受付が指定協力工場に入庫を誘導する仕組みです。
まだ、損害保険各社が全くそんな事を行っていなかった15年以上前から、実はウチとジャパンでトライアルで行われていました。協力工場+画像のみの修理金額協定のスタイルはそのような中で確率されていったと思います。
今は各保険会社で当たり前になりましたが、MPIではいち早く実績を積んできました。
最近では損ジャも合併などでずいぶん様変わりし、また一度保険を使うと馬鹿げた金額
が上がってしまい、保険の使用が低額ならば躊躇されるようになってしまいました。
保険会社はさぞや儲かっているはずで、各保険会社は並み居る自然災害をモノともせず、業績はものすごいスピードで回復しているようです。
ハナシは戻って、今回のフィットも丁寧に直しましたが
損害を確認し、修理金額を調整する画像センターにはとうに画像を送っているにも関わらず電話が来ません。
こちらから電話すると、どうもこちらから送った画像と見積りが、担当の思っていた金額と相当開きがあったようで、放置されていました。
クルマのドアが強風であおられ、隣のクルマにガツンといってしまうのは良くある話で、ドアは重く、また風が強ければ損害もそれなりに大きくなるもです。
しかし、その担当は何を甘く見たのか、板金範囲も塗装も異様に小さい金額を言ってきます。僕は決して高額な金額を提示したのではなく、板金する大きさの単位dm(デシメーター)どおりの費用を計上したのに、全く反映されていません。
まあ、値段の開きはよくあることなので、そこをお互いに調整するのを、ビタ一文引かねえとは言いませんが、調整の範囲は予めある程度想定できます。
ところが、今回のは酷かった。
なにしろ担当が若すぎる。おそらく自分で一度作ったスタンダードな見積りは、板金範囲を勘違いしたものに違いないか、もしくは上から決められた作業内容に合致させる為に、自分なりに考えたものがあまりに現実離れした内容だったか。
僕らはお客さんに可能な限り丁寧な仕事を提供しているつもりです。
今回の仕事も一切の手抜かりは無かったです。
しかし、損ジャの若い担当は、上にあれこれ言える立場ではないのでしょう。
なにより、これは損保ジャパンが持ってきた仕事なので、文句言いようがない。
この仕事を受けてしまった僕がいけないのであります。
とはいえ、良いものを提供しようとする側の心を踏みにじり、安いもの提供させる要因にもなりかねません。
本当に長く続いたジャパンとのリレーションシップもそろそろ潮時かなあ?
とりあえず、当分、アジャスターに立会いに来てもらって話ながら進めよっと。
« アルファロメオ75の全塗装その3 | トップページ | 昭和のクルマを守る集いVol4その1 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 小さい頃の思い出の地(2019.03.01)
- 店主敬白(2019.02.07)
- 小河、ブログやめるってよ(2019.02.05)
- さよなら2018 こんにちは2019(2018.12.31)
- 間違えちゃアカンやつやん(2018.12.23)
コメント