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2016年5月18日 (水)

ホンダN ONEの事故修理

連休中に縁石に激突してレッカーで入庫のN ONE
一見なんでもないように見えますが

Dsc00010

フェンダーやバンパーを取るとわかります。実際にはタイヤはバーストし、ハンドルはあさっての方向を向き、クロスメンバーがホイールにめり込み 走行できない状態で入庫しました。
なにしろ新車で納車されて2ヶ月200kmくらいしか走っていないので間紙もみんなキレイです

Dsc00017

とにかく走れるように一度引いているので、ただ潰れているように見えますが、結構な勢いで後退していたバルクヘッド

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修理が決定したので急ぎ足で修理を進めます。
エアコンガスを改修してサクションパイプを外します。

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サイドサポートを切り開いて、結線クリップを外します。

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その後は無慈悲に痛んだフレームを切り取ります。
切るべし、切るべし、切るべし~!

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しかしこのクルマも硬いったらありゃしない。
そしてよく考えられて作られています。

Dsc00459

フレームの一部の断面ですが・・・

Dsc004591

板厚の違う鋼材をあわせて、入力を分散されるよう作られているのがわかります。
おまけに分厚いプレートが一番最初に組み合わされ入力の分散を計っているようです。
これを差厚鋼板と言います。

ロアクロスメンバーも

Dsc00460

同じく、赤い→の部分は最初から衝撃を吸収するようにリブが入っています。
さらに黄色い↑の部分で厚さの違う鋼板が溶接されています。ちなみにこの部品の後ろにはサスペンションクロスメンバーから伸びるエクステンションがつっかえ棒になり、メンバーが後退しないよう支えます。そこで、赤矢印の部分がつぶれ、その後に後ろのボックスがつぶれて衝撃をいなすように作られています。

Dsc004601

ですから今回はこうなるよう、そろばんずくで作られた部分に乗った感じに壊れたと言うことになります。

Dsc00461

スポット溶接されている部分は丁寧にドリルで削りますが、鋼材が恐ろしく硬いために、何本もドリル刃を用意して、とっかえひっかえ作業します。

Dsc00464

スポット溶接を削って、パネルを引きはがしたら、サスペンションを分解して、交換作業に備えます。

Dsc00466

強い入力があったためにハブがなかなかドライブシャフトから抜けてきません。
プラーではがします。


Dsc00469

一通り分解が済んだ図です。
あー肩が凝った。

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