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2016年3月27日 (日)

カングーの修理 バンパー編

今回はバンパーの塗装です。
バンパーを塗る下地には普通のサフェーサーも使いますが、今回はこのプラスチック3兄弟を使います。
左から、プラスティッククリーナー プラスティックプライマー 専用ハードナーです。

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サフェーサーを吹くガンはJet100Bです。黄色いのは下吹き用塗料です

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プラスティッククリーナーは脱脂と静電気防止が目的です。隣のお茶と間違えて飲まないようにしないと いや飲まないよなあ

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片方にクリーナーを染み込ませて、もう片方のウエスでふき取ります。
塗る、ふき取る、塗る、ふき取る
昔、カラテキッドなる映画(ジャッキチェンのほうではないやつ)で、主人公がカラテの先生から「ワックスを塗る、ワックスをふき取る」を繰り返し教わります。それとよく似ています。
あー、あっちはカラテの修行か

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このような下地が露出してしまったところには、ベースコートを直接塗装することはできません。
ここはブリスターと呼ばれる塗装のトラブルを抱えていたために、サンドペーパーで研磨した結果下地が露出したのです。

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でもプラスティックプライマーはノンサンディングで優れた密着性のうえで塗装できますから簡単安心です。
やはり塗装系で考えると、下地から同じメーカーの物を使うべきですね。

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同じく他に露出した部分にも塗布します。

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フロントバンパーには通常のサフェーサーが吹かれています。

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ひたすら塗りこみます

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とても吹きにくく、見落としがちなところはミラーなどを使って確認します

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完全に染まったようです

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塗装7コートでノズルまで黄色く染まっています。

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クリアーはイージークリアを使います。プラスチック部品に塗装する際には軟化剤という添加剤を使います。

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これはクリアーのフィルムに柔軟性を持たせ層間での剥離や割れ(チェッキング)の防止が目的です。主に酢酸エチルだかブチルが使われます。

どこまでもクリアーな材料ですね。
主剤(クリアー)+軟化剤(ソフトナー)=100%X硬化剤(ハードナー)50%+シンナー10%
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都合クリアーを700gを吹きました。


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いやー大変だった塗装は終了しました。
肩が懲りました。

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キレイになりましたね。

ちなみに僕が塗装している間、塗装担当者はポリッシング作業で、塗装膜を調整します

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サフェーサーの時もそうですが、研いだ白濁した水や、研ぎ汁が他の部分に入り込まないようにする工夫も忘れません。

特にサフェーサーの研ぎ汁は一度パネルの繋ぎ目や黒い素地のプラスチックに入り込むと取るのに難儀しますからね。

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