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2016年3月27日 (日)

ルノーカングーの退色修理 その3

塗装作業中のカングー。先日下地作りをお送りしましたが、今回からは塗装編です。

尤も、今回は事故修理ではないために板金作業は事実上ありませんので、パテを含む下地からは塗装系と呼ばれ 基本的には全て塗装作業となります。

黄色はなかなか染まらない(顔料ですから染まらないというのは当てはまりませんが、業界用語でそのように言うのです)ので、下色に調色で余った塗料を使います。

長い長い塗装の道のりに、歩き出した瞬間です

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ボンネットはサフェーサーで塗られていたために完全な色替えとなります。

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↑元はこれ。

あくまで下色なので両方のフェンダーは隠します。

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正式な色を作ります。元ネタ800g これをシンナーで50%割って使います。

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今回はボンネットと両フェンダー2枚を先に仕上げます。
下色3回、上色5会の8コート、さらにクリアは2コート仕上げ
これだけでも腕が、相当つらいです。

75℃で20分焼き付けて一度仕上げます。

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ぼかし塗装の為に、フェンダーは全てに塗装できません。
その為、Aピラーとの接続部分にベースコートが塗られていないのがわかります。

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クリアーも含めて、一度仕上げた部分をマスキングして、ルーフ塗装に備えます。
塗装面は、焼付けているとはいえ、まだまだ締まりは甘いので、直接テープをつけたりはしません。マスキングペーパを貼った後、さらにタンカル(炭酸カルシウムフィルム)で覆います。

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本当はこのような方法はあまりやりたくないのですが、ルーフといっぺんに塗装するにはリスクが高すぎるので、分けて作業します。

ねずみ男じゃありませんよ。

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高さが高いので、塗装が大変です。
塗装したら降りて、台を持って移動を繰り返します。


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これも8周りします。踏み台昇降運動だけでも、相当つらいです。

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サタのJet4000HVLP。ベースコートを塗装し終わった時点で、この日は終了です。

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翌朝からクリアーを作業します。

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クリアーは2コートですが、クリアーはスプレーガンを動かすスピードが半分くらいのスピードなので、作業者にはベースコートとは違うストレスを与えます。

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今回のような、大きな塗装物は二人で作業します。
身体的にも一人で行うと、失敗したりトラブルを起こすリスクが高くなりすぎます。

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ルーフの作業が終わったら、大急ぎでボンネットのほうもはがします。
75℃で再び焼き付けて、乾かします。

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車体の塗装が終わりました。ここからは自動車をブースから出して肌調整を兼ねてポリッシング(磨き)作業です。

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もう何もかも黄色いミストだらけです。ここまでで1Lの以上の塗料と20Lの灯油を使っているわけですから。

続きは次回に

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