« スタークラフトの外装修理 | トップページ | アルファロメオ147GTA セレスピードの修理、点検前編 »

2016年2月 2日 (火)

壊れストーリーは突然に

今年突然のエンジンストールでレッカー入庫したクアトロポルテ・エヴォルッチオーネ(こんな書き方しないか)

元々は昨年末に突然バッテリーが死んで、その後新品バッテリーを取り付けるもエアコンの風が出っぱなしだったり、なにかのリレーがカチカチ止まらなくなってしまったりと、そこへ、通勤の途中でエンジンが息絶えてストールしてしまったと・・・・
こ、これは、トラブルのワンダーランドやぁ~

さて商品が出揃ったところで、まずは走るようにしなければ。
症状は、キーをひねってエンジンを始動させようにも初爆はあるが、まるでアイドリングしない。初爆も力がなく到底エンジンはかかりそうにない感じ

クランク角センサーかカム各センサーかなと。
案の定カム角センサーのコネクターに問題がありました。

簡単に直して、エンジンがかかるようになりました。めでたしめでたし。

その後EくんのところからMPIに移動させて、帰ろうと思ったら
クランキングはしますが、エンジンがかかりません
初爆も全くありません。

これは明らかに燃料? その日はかなり遅い時間だったので、翌日に持ち越しました。

Dsc09951

明けて本日、朝からひとつひとつ確認します
当初、燃料ポンプの不良を予想していましたが、リレーを外して直結してみます。

リレーは去年、新品に交換しているので、おそらくは心配ありません
直結すると、ポンプは元気よく回りエンジンがかかりました。

この時点で、ポンプの故障は完全になくなりました。
では、ポンプに信号が来ないということはどういうことかと、考えるとこのクルマ、以前からイモビというかアンチシーフシステムの調子が悪いことを連想させます。

いかにもありそうな・・・ しかも運転席左下側からカチカチ言うような音も・・・

運転席の左下側を覗き込むと

Dsc09952


Dsc09953

なにかユニットかモジュールがいくつかあります。
調べると、メーターECUや車内灯のタイマーコントロールやパワーウインドウロックリレー、ドアロックコントロールリレーなどでした。ここはオーナーハンドブックにも載っていないところです。

続いて、助手席足元のヒューズを確認

Dsc09954

グリーンのデカイ箱はライト関係のコントロールユニット。
ヒューズの中にフューエルポンプ20Aがありましたので、電圧を見るとちゃんと12Vでした。

Dsc09956

続いて、ECUを外して確認してみます。
Dsc09957

フェラーリなどもそうですが、2つのECUを使っています。
これは僕はフェラーリとマセラティとかイタリア車以外に見たことがありません。
BMWもメルセデスも1つのモトロニックコンピューターで車両を制御していました。

Dsc09960

中を見てみることに

Dsc09961

既に封印を破って触ったあとがあります。大丈夫かなぁ?

Dsc09962

一応見たところの異常はありませんでした。

Dsc09963

と、なるといよいよイモビか・・・

ECUの配線を調べます。英語版をスキャンしたつもりがイタリー語のほうをコピぺしちゃった。

113

これは古いQPの配線ですが、さしずめマセラティあたり、ここを入れ替えるようなマネはしまい、と思い配線を見ると28番にFuel pump negative とあります。左のECUにあって右のECUにはないそうです。
自動車の燃料系はマイナスで制御しているということを聞いた事がありますが、本当にそうなんですね。
今度はECUを見ます。

Dsc09966

コネクターを分解するとご丁寧に番号が振られています。
28番は鮮やかなブルーです。

早速、ECUに戻して信号の出方を確認します。

Dsc09968

イグニッションキー、オフ時。基本的な導通はありません。

Dsc09971

キーをオン時

Dsc09972

導通がでました。ECUは正常に機能しています。
試しにリレー側の信号線とこのブルーの配線の導通を見ると0Ωで線が繋がっていることが確認できました。

となると、もはやリレーの信号線に+が来ていないことになり、+をイモビが管理していることになるのでは?と考えました。
一応、車内で、キーレス(イモビ)の電池を点検したりしましたが、特に異常はありません
またフードやトランクが開いていると、ロックをしてもちゃんと異常を知らせてくれるなど、イモビは一見正常に見えます

Dsc09974

もう時間もありませんし、かくなるはエンジンON時に12Vがリレーに流れるよう別回路を作ります、その為にイグニッションコイルから信号線を頂く仕組みにしようかなと。
完全なプラス配線を組もうというハラです。

長い線でトランクに別のリレーで別回路を作って作動状況を確認、まあ、なんとかいけそう。あまり賢い配線とは言えませんがとりあえずはこれでと。

そこで、リレーボックスを外して配線を作ろうと思い、外してみると
なんと!

Dsc09975

配線がスカスカとリレー配線盤から抜けるではないですか!!

改めて組んでみると普通に動くではないですか!!!
おそらくはリレーを入れようとして、グッと押すとリレーの端子が押されて後退し、端子が接触しなくなってしまうのでしょう。

ひえ~っ
オレの今日一日を返してくれぇ!

配線の状態も良くなかったのでリレーごと変えてしまいましょう

Dsc09976

にほん製の屈強そうな30Aリレーです。もうこれなら心配はいらないでしょう。

結局、この作業に今日一日を費やしたどころか、エンジンECUを戻すところまでは行きませんでしたとさ・・・

でも他の配線もなんだか、怪しいなあ・・・・
それでも、エアコンとカチカチは別の故障とは恐れ入りますなあ。

« スタークラフトの外装修理 | トップページ | アルファロメオ147GTA セレスピードの修理、点検前編 »

マセラティ」カテゴリの記事

コメント

おつかれございました! ランチャベータでハーネスが引っ張るといつまでも出てきた時を思い出しました。
この時代のクアトロもなかなかですよね~。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 壊れストーリーは突然に:

« スタークラフトの外装修理 | トップページ | アルファロメオ147GTA セレスピードの修理、点検前編 »

2022年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

ブログパーツタイトル


  • 食品 飲料 売れ筋 ランキングブログ