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2016年1月24日 (日)

アルファロメオV6のエンジン単体整備

一方、エンジンを降ろして作業しているアルファロメオ166

アルファロメオのV6。この後のエンジンはJTS(直噴エンジン)でアルファロメオが設計したエンジンではないといわれています。それゆえこのV6までがアルファロメオのエンジンと言われていますね

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基本的にはアルファ6(セイ)から使われるV6の発展型
アルファ6→75→155→164→156(ここからDOHC)→166といろいろ変わりながら生きながらえたエンジンです。

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155

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ランチアカッパ

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166中期のA11型 ユーロ3対応車

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156 2.5L

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147 3.2L

比較的長く使われたために基本設計は古く、初期モデルでユーロ2、中期のA11でユーロ3に対応し、後期のジウジアーロ顔でユーロ4対応となっています。

まあ、排気ガスのほうはどうか分かりませんが、次々厳しくなるユーロ規制に対応させるたびに整備がし難くなるようで、A11からはO2センサーが4本になりエンジンオイルフィルターの交換が難しくなったりします。

ですが降ろしてしまえば何でもできます。
特に作業が難しいスターターモーターの交換から

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エキゾーストマニホールドの下の遮熱板の下の所にスターターモーターがくっついています
さらにその奥に1本取り付けボルトがありますので、サービスマニュアルには車上で作業する指示がありますが、手のひらや工具が紙みたいに薄くないとできません。っていうか大変すぎます。

Img_0261

まずは排気マニホールドを外します。あれ?
なんだ?

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ガスケットが逆さまに組んでいます。当然排気漏れしています。
おそらく車上でクラッチ交換をして、その際にあまりに狭くて手探りで行っている間に間違えたのでしょう。もしくは間違っているのを分かっていてもあまりに大変なので、このままにしたか?

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分解するからにはスターターモーターは交換します。

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トランスミッションを外します。

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既にクラッチは交換した作業跡があります。クラッチカバーを止めているボルトはどれも痛みがひどいです。安い工具使ったな。トルクス、ヘキサゴン、+ボルトはちゃんとした工具を使わないとボルトが痛み、最悪なめたり再度締めたり緩めたりできなくなります。

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次にタイミングベルトの交換準備です。

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Vベルトから外します。

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テンショナーを外すのも大変。なぜなら

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オーバートルクかボルトがかじってます。アルミブロックなので、取り返しのつかないことになりかねません。前に作業した人を怒鳴ってやりたい気分です。
アルミ物はたいがいトルクオーバーで締められる事が多く、壊れることが多いです。
そんなに締めなくても大丈夫よ。

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このエンジンの特徴とも言えるメッキのインテークチューブも外します。

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サージタンクを外すと後ろ側バンクはイグニッションコイルが見えます。


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よくオイル漏れを起こすクランクシャフトのオイルシール。
特にトランスミッション側はこのようなタイミングでないと好感する術がありませんのでもちろん交換します。

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カムカバーを外して圧縮上死点を探します。
とはいえ、同時点火なので圧縮も排気もありませんが

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カムホルダーを用意します。In/Exがありますので、間違えないようにします

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ここまで分解した数々の部品

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まず、完全な上死点を出すためにゲージで確認します。

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何度か慎重に行ったり来たりして確実なトップを出します。

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過去にタイベル交換もやったようです。合いマークがあります。

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なにせ何も考えないで、スプロケットを外したら・・・・
合いマークでやると危ないですぜ~

やはりなんとなくずれています。

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ごく僅かではありますが、エンジンにとってはそれなりに影響があったのでは?

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僅かにスキマが空くのですボルトを入れないとカタカタ遊びます

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ボルトを軽く入れるとこんな感じ


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結局4本それぞれ僅かなズレがありました。

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これが整えばスプロケットを外そうが、シリンダヘッドを外そうが安全です
ウォーターポンプを交換するためにはスプロケットを外す必要がありますからね。

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