跳ね馬って本当はどうなの?その2
ルーフライニング修理のフェラーリ
内装がタレてふわふわしている感じが見て取れます。
ルーフライニングは左右2分割で、ライニングの取り出しはすごく楽です
パーツリストで確認済みです。
ランチアのときなどは大変で工夫しないとなかなか出てきません。むるに曲げて出してくるとライニングの芯がダメになります。
バックゲートが開閉するような車種は簡単ですが、セダンで一枚ものは出すだけでも一苦労です
真ん中の四角い部分は前側のボルト1本で止まっていて、あとは後ろ側にずらして外します
前側は途中から黒いトリムに縫い合わされているので、Aピラーカバーも黒です
気づかずにこじると簡単に壊れます。フェラーリは手加減なく価格設定されているので、金額も結構な額になることが多々あります。気をつけなきゃいけません。
ここにも不可解なビスが
なんとボルト穴が無く鉄板ビス1本が中途半端に入っています。
ビスはフィアット/アルファでよく見るタイプだったので最初からかもしれません
基本的に殆ど穴+ナッターで立て込みのパターンがほとんどで、手作り感満載です
ルーフライニングにもスペーサーが・・・
やっとこさライニングがはずれました。すごいカタチだわ、2色だわで、とてもルーフライニングに見えません。
トリムボードはPPともABSとも言えるような部品ですが、真ん中に型に樹脂を流した3cmくらいの穴を消した跡があります。そのパッドに革を直接貼っています。革も厚くペラペラな国産車の革+スポンジとは相当違います。
こうなってしまうと新車時3000万円のクルマも、フェアレディZもあまり変わらないようにも見えます。
今回も自分の手で直そうと思っていました、修理の焦点ははがした革の再利用が可能かどうかでした。革はドライヤーであぶるかとかですねが、こうして見るとあまりにすごいカタチだし、2色だし、とても自分の手に負えそうにありません。リスクが高すぎます。
今回は専門家の手を借りましょう。
そうこうしていたら、トータルリペア輝々の林さんがホイールリペアのためにタイヤを取りに来てくれました。
タイヤのでかいこと。一人で持ち上げると腰がいたいです。
今回はキズのリペアと色の塗り替えです。
ああ、今回も相当高額な修理になりそう。
なにしろ、内装を担当してもらうのはかなりスペシャルな評判のお店ですし...
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