ヨーロッパ車の修理と車検整備
先日、足回りからの異音で入庫したアウディA4
でも・・・・
今年の冬に左右のドライブシャフトブーツを交換したのに一体何が??
廻らないハブボルト。
欧州車では一般的なインナーシャフトとドライブシャフト本体は別体
外してみると、ビリビリにブーツが破れているのが分かります。
何かを巻き込んでしまったのでしょう。針金とかかなあ?
普通こんな風にはなりません
でも、アウディなど輸入車のリビルトドライブシャフトは、国産車のようには売られていません。メーカーリビルトはなんと仕入れで10万円強です。
そこでMPIではリビルトメーカーに現物のリビルトをしてもらいます
半分の値段で出来ました。
一方、先日納車したフィアット500
メッキモールは別売なんですね。てっきり一体だと思っていましたが。
でもこちらも外さないと取り付けはできません
モールのゴム部分がポロポロ剥がれて来ていましたので、オーナーから交換のオーダーです
返しのついたクリップで、パトンとはめるだけ。
最近のフィアットのクリップは国産の物にそっくりです。
メッキモールはそのまま入れるだけですが、そのまま入れるとゴムのシールが折れて入ってしまいます。
そこで、ヘラを入れて折り込まぬようにガイドしながら嵌合させます
モールの流れ(一直線なこと)を確認します。
さらにデュアルロジック(っていうのでOKでしたっけ?)のキャリブレーションをしておきます。
自分で最適化して、クラッチのキスポイントなどをリセットさせます。
走行距離が短いので、行うか迷いましたが一応行いました。
ガチャンガチャンと自分で文字通りロボットのような音をさせて、クルマが自分で調整します。
こうしてオーナーの元に納車されていきました。
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