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2015年11月16日 (月)

より良い塗装の為に

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今日はレンジローバーの塗装です

いつも研ぎ破って金属素地が露出したところに入れる1Kフィルプライマー。より強固な塗装膜の密着と防錆を担保します。
スプレーマックスというのは、缶スプレーでもサタのガンで塗装するのと同じような噴霧になるのがウリだとか・・・

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今日もいつもの2丁での作業です。

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実に難しい色合いのクルマでしたが、無事にベースコートを終えて

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今日はハイソリッドでのクリアです

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クリスタルプロクリアーと

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HSハードナー+10%のシンナーを入れます。
でも今日の日中は暑くてですね。単なる暑さであれば、シンナーや硬化剤の硬化(蒸発)速度を遅くすることで対処できますが、ついこの間まで寒~いなんて言っていたものですから、不良塗装膜を作るのをペインターが嫌がるのです。

不良塗装膜とは「流れ」 タレなどとも言われる状態です。不良塗装膜はコチラを参照してください

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そこで登場するのが

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DINカップ。国内基準じゃないので、当時手に入れるのに苦労した覚えがありますよ、インターネットもさほど普及していない時代でしたからね。

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底に穴が開いていて、クリアを入れてストップウオッチで穴から塗料が全部出て行く時間を計って、粘度を調べる道具です。

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日本国内の基準はJISですし、結果や数字はごく自分の中での参考にしかならないのかもしれませんが、僕らが収集したデーターでは、クリアーの種類によりますが真夏で10~11秒 真冬で23~26秒と意外に幅が広いのです。

18秒くらいが塗りやすいところですが今日は16秒ほぼフラットです。昨日も暖かだったので、少々やわらかめです。
仕様書の10%のシンナーが少々多いような気がしますが、一応マニュアル通りに希釈します。
クリスタル系はもともとしゃぶい(やわらかい)ので少々塗装膜を載せにくい傾向がありますが、スタンドックスのクリアーは全て2コート仕上げなので、1回目で工夫したりします。

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事前にクリアの状態を知ることも、より良い、そして正確な塗装のヒントにもなります。

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でも、このレンジローバーは、どうやら新車のラインで少し肌を落として磨かれているようなので、塗装作業が終了後はポリッシングをするようですね。

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