BRM型レガシィワゴンの修理
最近、本業の方の入庫が少々忙しいです
お盆の真っ最中に入庫して、丸一日かけて商品化したレガシィワゴン
やっと成約となりました。とはいえEくんのお客さんなのでウチにはあまり関係ありませんが。でも車体のキズの補修も依頼されたので、それは僕らが全力で当たります
バンパーは一本塗りでしょう。その他に左フロントドア、左フロントフェンダーの小キズの補修です。
バンパーは簡単に外れます
エコカーの権化と化したレガシー。なんとフロントバンパーフェイスにはボルトやビスが1本も使われていません。全てクリップと嵌合だけです。
小キズ① フェンダーに何かの引っかき傷。
サンダーでフェザーエッジを取ってサフェーサーです
小キズ② 薄い打痕とともにへこんでいて、サンダーで削ってパテを入れてサフェーサーで下地を作りました
中古車だろうと何だろうとマスキングして塗装はしません。
手加減なしでばらします。
でもこのレガシィ。実に良くできています
まずアウターハンドルを取り外します。今や一般的でどこのメーカーもやっているメルセデスのようにドア横からアウターハンドル後ろ側の押さえを外して、ハンドル本体をスライドさせて引き抜くのですが、そこにはインテリジェントキーの開錠ボタンがあります。
コネクターを抜く必要があるのでトリムを外します
なんとこちらもボルトは赤丸の2本のみ。
あとは、トリムクリップで止まっているのですが、これが硬い硬い。
ボルトがあると勘違いするほどです。でも近年の国産車でボルトを使っているクルマはないので、根性で引き剥がします。
このクルマに限らず最近のトリムクリップは本当に硬くなりました。困ってしまいます
中は一般的なサービスホールカバーが張り付いています
ここは超保守的。
ありがたいこと①
アウターハンドルのコネクター。意外に簡単な事ですが、取り外しのスペースが極端に限られているドアフレーム内でコネクターのかえしがついた物を外すのには結構な手間がかかります。
トヨタやニッサンなどはなぜか、アウターハンドル側にかえしがついていて、結構苦労します。その点スバルはちょっとしたことでも、メカニックにとってはありがたいことなのです
ありがたいこと②
水切りモール、ベルトラインモールとも言いますが、これが外しやすい
水切りを手前にねじるようにして取るのは今やポピュラーですが、両端の押さえのクリップは外しにくく、外すのは結構冒険だったりするのですが、スバルはなんとここを押せみたいな所があります
36℃じゃなくて38℃9分です・・・・
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夕方になっても暑いですよね
熱中症に気をつけてください~!
投稿: 高校男児 | 2015年8月22日 (土) 22時39分