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2015年8月 9日 (日)

地獄のドアヒンジ交換

もうずいぶん以前に修理したアウディA3の事例。

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フロントドアを明けたままバックしてドアをぶつけてしまった事故です。

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ドアが開いていたため、被害は確実にヒンジに及びます。
比較的よくあるドアとドアヒンジの交換です。

ですが、簡単にいかないのが輸入車です

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フロントのアッパーヒンジはごくごく簡単な、ボルト2本

問題は下側で、下側は1本のボルトは普通に止まっていますが、もう一本はどう見ても車内側から止まっています。車内を見るとインストルメントパネル(ダッシュボード)があります。

なんとこのクルマ、ヒンジを交換する場合、ダッシュボードを取り外して行うのですね!

ダッシュボードの脱着はおよそセオリーが決まっておりまして、まずセンタートリムから外します。 マニュアルの無い車種の部品を脱着する場合はできるだけ詳しく、細かくイラストで残して、ボルトの種類を小分けにして作業します。よほど慣れていても間違えの多いところ。コネクターは比較的決まり位置なので、位置をしっかりイラストなどに残せばこの時代のクルマなら指し間違える事はないでしょう

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クラッシュパッドを外し、アルミの棒状のリーフォースバーも外します

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エアコンのブロアユニットにゴミやボルト類が入らないようにしっかりフタをします

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この奥にボルトがあります。このサービスホールの周りのボルト穴は先ほどのリーンフォースの取り付けボルトです。なんてところにボルトをつけてくれるんだ!

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ほんの少しですが歪んでいるのがわかります、少しでも曲がれば、ドアロックとストライカーが合うところには数センチの狂いが生じます。

何度も何度も仮合わせして、位置を完全に修正します。
なにしろ、一度取り付けたらダッシュボードの下ですからねえ・・・・

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アウディの伝統のドアとサッシュが別々のスタイル。

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作業が大変なので、当然修理費用も跳ね上がります。
今や大人気のアウディ。国産車のような気持ちで乗れる時代になりましたが
修理の大変さは国産車の比ではありません。

アウディにお乗りの皆さんは、必ず車両保険をかけないとさんざんな目に遭いますよ

以前、車検のS4も

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バンパーフェイスを外して、コアサポートをずらして作業します。こちらも車検とはあまり関係ない作業費用が発生します

手強いぞアウディ。

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