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2015年8月29日 (土)

メルセデスベンツC240 リアドア交換

メルセデスのドア交換。

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輸入車の王道メルセデス、

今や大きいサイズやスーパーカーから、このコンパクトやAクラスBクラスと車種展開も実に豊富

でも何故王道と言い切れるかと言うと・・・
このメーカーは必ず自動車を直すサイドからのロジックも同時に存在するからです。

例えば、塗装する際にもぼかす必要が無く、必ずどこかで塗装をパネルで終了することが出来、ハーネスやコネクターも電流などにより変わっていたり いろいろ・・・

それゆえ、メルセデスは修理側にも初心者向け的な、明瞭な方法で分解できます。
今回はリアドアの取り外しを詳しく説明します

多くの方は分解手順を知っていますが、ウチのサイトには中古車販売店のあまり詳しくない方も多くご覧になっているようなので、知っている方にはつまらないかもしれませんが、一応ね。

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W203のリアドア交換

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トリムから外します。
インサイドグリップのカバーとエアバックマークのカバーを外します。
これは先代W202も同じです

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3本のビスは全てトルクスT30です。
あとはクリップでトリムボードが止まっていますので、下側からバリバリっと剥がします。
プラスチックのヘラなどできっかけを与えると取りやすいです

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トリムを外すとスピーカーやエアバッグを外します。
エアバッグの黄色いコネクタは中くらいのマイナスドライバーでこじれば外れます。

当然、エアバッグを外してキーをオンにすればエアバッグの故障履歴が残るので、診断機が必要になります。

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エアバッグはブラインドリベットで止まっていますので、ドリルでもんで取り外します

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丁寧にウオータープルーフシールドを外します。

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次はウインドウレギュレーターを外します。
本来なら、ウインドウスイッチを再度繋いで、ガラスを下げるのですが
12Vパワーパックを使って下げます

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コネクターは6極。ECUと通信しているのか、複数のピンがあります。
でも、モーター線は大きな電流が流れるのでメルセデスだと一目瞭然です

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明らかに太さが違います。右上下2本がモーター線です

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このように線をつないで12Vで強制的に動かします

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これはドアにあるドアコントロールモジュールです。
モジュールなんて名前なので、交換時は診断機によるコーディングが必要でしょう

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表の水切りモールを外します

今回は壊れているので外しませんが、ドア中央のプロテクタモールはリアドア前側のビスを外した後、後ろ側にずらせば外れます

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ブラインドリベットを何個かぶっとばしてウインドウレギュレーターを外します
ガラスの取り付けボルトを外してからですからね

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ランチャンネルを引き抜いて

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クオーターウインドウを外す為に柱を外します。上側はT20、下側の取り付けはT30のボルト

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取り外したガラス2枚。
輸入車にはフィルムを貼っている方が多いので大事にどこか安全な場所においておきます

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続いてアウターハンドルを外します。
メルセデスが始祖(だと思う)アウターハンドルの取り付け。
長いT20のトルクスハンドルが必要です。
W202の頃は短いものでよかったのですが、W203から長~いシャンクの道具が必要になりました

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ハンドルは手前にに引っ張ります。

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つぎにロックを外します。

中に発砲スチロールのアブソーバーがあります。
2つに別れて外れますから落ち着いてよく触ってください

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巨大なロックユニットが出て来ます

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次はチェックロッド。
明けたドアが簡単に締まらなくしたり、開きすぎたりするのを防止する装置ですね。

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こちらはメスのトルクスを使います。
このあたりはボルトにロックタイトが着いていてかなり固いです

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これを外しますと、いよいよドアヒンジボルトを外します。

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ドアヒンジボルトはロックタイト+強力なトルクで締まっているので、T45のトルクスもちゃんとしたメーカーの工具を使うことをお勧めします。

今回はマックツールのもので、いじり止めの無いタイプのものですが、可能であればハゼットやスタビレの物が良いですね。スナップオンやマックツールでは少々役不足かもしれません

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もちろん13mmのピラー側ボルトから外しても良いのですが、ボルトの痛み具合からも今回はドア側のボルトから外します。

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はいっ ドアが外れました。

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取り外した部品や使用した工具たちです。

45分くらいもあれば全作業ができます。
取り付けはこの逆の手順となります。

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