« ルノー21ターボクアドラ 納車編 | トップページ | フォルクスワーゲンビートルカブリオレ 新規車検・登録編 »

2015年7月31日 (金)

フィアット500 ウインドウレギュレーター交換

今日はフィアット500のパワーウインドウレギュレータの交換

Dsc08241

かつて輸入車では殆ど過去の無かった3コートパールも、今や一般的ですなあ

で、パワーウインドウがうまく作動しないトラブル。
ワイヤーを使ったパワーウインドウでは古今東西 たいへんメジャーなトラブルです。
国産車では1990年代に研究され、あまり見なくなりましたが、輸入車ではもっともメジャーなトラブルでしょう

ずいぶん前、E90だったかなあ? BMWの新車を買ったお客さんが、買って2年ちょっとでパワーウインドウが壊れて、「買って2年でPWが落ちるなんてあり得ないよねぇ」 なんて言っていたのを思い出します。そのお客さんも今や軽に乗ってます。

Dsc08242

分解は比較的簡単です。まず、いかにもなドアトリムのポケットのところの目隠しプレートを外すと

Dsc08243

5mmのHEXボルトが出てきます

Dsc08244

この際、小さいマイナスドライバーなどでこじると明らかなキズが付くのでプラスチックの道具を使うのが良いです。このクルマはすでにそのキズがありましたが・・・・

Dsc08245


続いて、インサイドハンドルエスカッション。
これは日産の物にそっくりです
Dsc08246

後ろから引っこ抜くだけです

Dsc08247

こちらも5mmのHEXボルト

あとはバリバリトクリップから引き剥がすだけ

Dsc08248

ウオータープロテクターとかプルーフシールなどと呼ばれていますが、こちらは交換します。
再利用は雨漏りの元です

Dsc08249

さて、やってきた部品たち

Dsc08250

なんと、なんと!!
クライスラーのオーナメントも散見できます。
強烈な違和感

Dsc08252

Dsc08251

時代? フィアットとMopar。ありえん!

Dsc08253

ドアの中ではゴムのランチャンネルがおっこちていました。
PWの異常が先か、ランチャンネルの脱落によってPWが壊れたか?

Dsc08255

新しいウインドウレギュレーター

Dsc08256

なんとも面白いのが、ガラスとレギュレーターのスライダーがボルトで止まっているのではなく、嵌合というか、ガラスのボルト穴とおぼしきところにパチンとはまる構造。
プラ部品の弱い欧州車では、やがて大きな問題になるのでは?

Dsc08257

これが硬いったらありゃしない

Dsc08259

うまくいったら、ウオータープロテクションシールを貼ります

なんと最初から糊つき!

Dsc08260

この紙を剥がして接着します

ボルト位置が決まっているので前に倣って貼って下さいね。

今日はここまで~

« ルノー21ターボクアドラ 納車編 | トップページ | フォルクスワーゲンビートルカブリオレ 新規車検・登録編 »

フィアット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フィアット500 ウインドウレギュレーター交換:

« ルノー21ターボクアドラ 納車編 | トップページ | フォルクスワーゲンビートルカブリオレ 新規車検・登録編 »

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

ブログパーツタイトル


  • 食品 飲料 売れ筋 ランキングブログ