アウディA4 車検整備 ドイツ車は壊れない?
ドイツ車といえば質実剛健、輸入車のエントリー車種で、よく「イタフラ車は壊れるから無難にドイツ車にするよ」なんて話をなさる方がいますよね。
それはとんだ幻想で、輸入車の故障頻度はどのメーカーも変わらないと思います。ただ流通台数が多く、一般的な修理工場でも扱い易いのと、部品の流通が比較的潤沢なことくらいがエントリー向きなだけです。
今回のアウディも一筋縄では行きませんでした
フロントのドライブシャフトのアウターブーツが左右とも交換が必要で、他にリアブレーキパッド、ブレーキローター、エンジンマウント、ワイパーブレードなどを交換します。
ゴム関係の脆弱さ加減は欧州車特有なのは、アウディに限らずアルファやボルボ、ルノーでも同じです
もうどこの自動車メーカーでもおなじみ液体封入マウントですが、こちらも潰れて液漏れしています。
文化の違いなのか、アウディはハブナットではなくハブボルトです
そしてドイツ車が大好きなトリプルスクエアボルト。同じ部分でもアルファは6角のボルトを使ってますね。ドイツ車ではポルシェなどでも高トルクでしまっているところにはよく顔を出すボルトです
写真でみれば、はいっつ終わりですが、国産車と違いブーツがぱっくり割れてくっつけられる商品は無いので当然ドライブシャフトを分解して交換するのです。
ウイッシュボーンアームが見れる典型的な中型セダンの足回りです
次はリアブレーキ
ペラペラを通り越して、ブレーキローターの一部が金属部分と接触しています
おなじみ、リアブレーキキャリパーがサイドブレーキも兼ねています。
特にVW系のキャリパーは超固いのでSSTを使います。
前にも書きましたが、このSSTがないと本当に大変です。
その分、メーカーも知ってか知らずか、大変この手の工具は高価です
新しい部品をインストール。
« Whitesnakeのニューアルバム | トップページ | アウディA4 車検整備 ドイツ車は壊れない?後編 »
「アウディ」カテゴリの記事
- さよならアウディS4アバント(2016.11.27)
- アウディS4アバント バンパーとバッテリー(2016.11.17)
- ヨーロッパ車の修理と車検整備(2015.11.01)
- 地獄のドアヒンジ交換(2015.08.09)
- アウディA4 車検整備 ドイツ車は壊れない?後編(2015.03.03)
I really appreciate this post. I've been looking all over for this! Thank goodness I found it on Bing. You've made my day! Thanks again! dbbgagdgbdcg
投稿: Johnc764 | 2015年3月19日 (木) 01時11分