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2014年12月21日 (日)

フェラーリテスタロッサの車検整備

フェラーリテスタロッサ、バブルの時代にとんでもない金額がついたりしましたね
お父さん世代には絶大なあこがれを抱かれるクルマです。

また人目を引くルックスもです。この手のクルマを所有すると、パジャマで乗ることもできず、ましてサンダルで運転もできません。信号待ちでハナクソなんか掘れません。常に見られています。昔誰かが歌ってましたねえ somebody watch me~なんて

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極端な言い方をすれば自動車の後ろ半分はエンジンです。

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5L 4本のカムシャフトをコグドベルトで回し。当時の多くの欧州車が採用したボッシュ製KEジェトロニックで燃料や点火をマネージメントします

エンジンは極端に前側に搭載されているために、タイミングベルトヤテンショナーの交換はエンジンを取り外して整備します。今回は4年前にタイミングベルトやその他消耗品を交換しているためにこのような重整備は行いません

しかしかねてよりの問題だったプラグコードを交換します

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テスタロッサは左右にラジエーターがあり、サーモスタットも2つ、ディストリビューターも2つまるでエンジンが2個くっついているかのようです。

メルセデスやBMWの12気筒はラジエターもディストリビューターも1個なのですが、フェラーリはこの時代まで昔から2つのディストリビュータ+2つのエンジンECUがあります

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外されたディスビキャップとプラグコード。なんかダイオウイカみたい

このプラグコードとスパークプラグの間にはエクステンションと呼ばれる接続部品があります。
今回は永井電子製のウルトラプラグコードに変更します
ウルトラのプラグコードは永井電子に直接コードを送って先端のブーツを再利用すべく加工をしてもらいます

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ディスビの端子とプラグコードのとめ具が一緒になっていて、プラグコードを所定の位置に差込みマイナスの頭のこのボルトで締め込み被膜を突き抜けてプラグコードの芯に突き刺さるというもの

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僕らは通称「壺」と呼んでいますが、エンジンオイルはこの水道設備みたいなでかいドレンから抜きます。
ドバドバでますので、大きめの受けを用意するべきです。

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オイルパンの小さなドレンからも抜きます。

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このクルマはオイルフィルターはひとつですが、2つ使っているクルマも多いですね。先日の456GTも2つフィルターを使っています

ブレーキフルードも交換します

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この当たりはフェラーリでもエルフでも同じですね。地道な作業です
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よくテスタはブレーキがプアだなんて聞きますが個人的にはそんなに思いません。

確かにこのクルマ、持ってきたときにはなんか妙にブレーキが甘いような気がしましたが、フロントのブレーキキャリパーのピストンが固着していました。苦労の末にピストンを外してO/Hしましたが、国内でブレーキのOHキット(ピストン、Oリングのセット)が片側(普通左右セットです)が10万円って見積もりが来てびっくりしたものです

アメリカで調達しましたら半値以下です。またサーモスタットも大変高額ですが、こちらもアメリカで1万円くらいで買ったような覚えがあります。

純正品はイギリスが安いですが、社外品はアメリカに軍配が上がりますね

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