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2014年4月29日 (火)

BMW E39の点検整備

E39の5シリーズ、前任のE34は世界最高のサスペンションと称された傑作でしたが、その後任E39シリーズも大変素晴らしいです。

世界的な燃費基準や環境問題で直列6気筒は見ることができなくなりましたが、その問題がなければ、M54ストレートシックスは紛れもなく今日でも世界最高峰のエンジンだと思います

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来る歳には逆らえず、いろいろ面倒が発生します。

そんなS氏のE39もこれまでもVANOSの交換など行ってきましたが 今回は車検と共にブローバイパイプからオイル漏れ修理とATF交換です。

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シリンダーヘッドやエンジンブロックなどから発生するブローバイガスはシリンダー内で圧縮された混合ガスの一部がピストンリングなどシリンダー壁からブロック内などに逃げ、そのガスが気化したエンジンオイルを巻き込みます

この生ガスをインテークマニホールドに戻すのは法律で決められています
決して大気解放してはいけないのです(車検上は)

しかしそのブローバイガスはパイプのプラスチックやゴム成分を攻撃し最終的にオイル漏れの原因や二次空気の原因になります。今回もその犠牲になり交換を余儀なくされてしまったパイプなどの作業です

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下から見るとオイルが漏れてエンジンブロックやトランスミッションを濡らすのですが、オイル漏れの箇所がなかなか特定できませんでしたが、よく見るとシリンダヘッドやブロックから出るブローバイを処理する、オイルセパレータから漏っているように見えます

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ブローバイガスはオイルセパレーターによってエンジンオイルとガスに分けられ、オイルはレベルゲージの根本からオイルパンに戻され、ガスはインマニに戻されます

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オイルとガスに分けるセパレーター

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一部のパイプはボキボキ折れてばらばらに....

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そしてガスはこのように各シリンダーに戻されます。

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さらにATフルードの交換も行います

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こちらもメルセデス同様オイルレベルゲージもなにもないので、ドレンから排出後温度管理により油量を確定させるZFお決まりの方法です

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さよなら旧油

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電機式コントロールユニットが見えます。手前に並ぶのが変速用電磁ソレノイドです。


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新しいフィルターを付けてフタをして、ATFを入れます。

そしてエンジンをかけて油温40℃から45℃の範囲でドレンをします

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温度は診断機で確認します。

最近のクルマらしい感じです

 

 

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