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2014年4月13日 (日)

アルファロメオ166考

今日はアルファロメオ166に乗って、飯能に行ってほんの少しですが、車検のBMWを打ち合わせしたり、工場で軽い事務仕事をしました。
足回りのリフレッシュや数々の修理や車検を経て、今日は感じた事を書いてみました。

166はながくウチにある在庫車なので、事実上マイカーみたいなもんです。
でも、以前から思いますが最近のアルファロメオの歴史から考えると、かなり中途半端なクルマです。
アルファロメオの自動車造りは車体がそれほど重くなく、良く回るエンジンをくっつけて速く走らせるのが常でした。

ところがティーポプロジェクトの余波か164あたりからちゃんとした4ドアサルーンを作ろうとしたのか、ロングホイールベースで大人4人がちゃんと乗れるサルーンを作りました。145や155もそうですが車体はゆるく、あまり締まりのない、なんとも言えない鋼で、とても剛性なんてほど遠い感じですが、走らせるとこれが実に上手い。

アルファに限らずランチアやフィアットもよく「しなる」クルマで、その上でロードホールディングを稼ぐのかはわかりませんが、1回ぶつけるとぐにゃっとフレームも曲がります。

しかし、166に限って話しますと、エンジンは2.5のロングストローク版を使い(つまりシンダヘッドは同じ)、サスペンションの構造はとても丁寧な造りで素晴らしい乗り味ですが、車重が1600kg以上もある上、高速道路移動を意識しているのかすごくハイギアード(ファイナルかな?)の4スピードATです。その為、俊敏とはかけ離れた乗り味のクルマで、街乗りでは燃費もかなり悪いです。ホイールベースが長く、おまけにオーナーハングも長く、フロントヘビーですから、強くアンンダーステアが出るので、素晴らしいサスペンションではありますが、速くキビキビ走らせる事には向かないクルマです。
おまけに何故かハンドルを切った時のキャンバー変化を嫌ってか、回転半径が極端にデカい。四駆のようです。

他方、145、155、156に乗っている方、特にツインスパークに乗っている方が166に乗るとなんと不幸なクルマかと思うでしょうね。

166はなかなか優れた足を持つのに車重が重く、せっかくのよく回るエンジンもハイギアードでスポイルされてしまいます。かといって3Lのエンジンでは高速道路でスピードキングと言う訳にも行きませんし。やはりクルマは車重が重いと言うのは致命的なんだなと再確認できます。もっとも高速道路だけなら4Lから上でトーインのあるクルマなら誰でもスピードキングになれますが

でもね、でもありえないまでに特徴あるデザイン、カップホルダーすらないインテリア。作り手のこだわりを感じますね。僕はそんなにスピードを出すような運転もしませんし、運転も上手ではありません。家族も乗る機会があるので、そんな用途に供するクルマを選びます。そのような使途には実に向いているクルマです。ほとんどのワンボックスカーや量産車では逆立ちしてもマネできないサスペンション。独特の乗り味、滅多にすれ違わないオーナーシップ。

同じEセグメントのメルセデスのEクラスやBMWの5シリーズでは少々退屈だ、もっと変わった乗り味のクルマに乗りたい方にはベストフィットです。
そんな方に乗ってもらいたいですねえ

逆に熱い走り(言い方が古いかなぁ)を切望する方にはあまり向かないでしょう。逆にそんな方には145や155をお勧めしたいですね。最終的にはポルシェを経験すべきでしょう。

では166と一緒に持つなどと言うのは? 凄すぎて....

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