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2014年3月11日 (火)

成約御礼 メルセデスR500

久しぶりに自動車をご成約いただきました。

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メルセデスのW251、R500です。

従来のメルセデスからはなかなか見られないSUVです。
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4WD 6人乗り 18インチホイール。メルセデス自慢のビルシュタインのエアサス付き、位置的には高級SUVになります。

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HID、マルチファンクションステアリング、タン革内装も美しいです。なにしろ19000kmですから....

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でもでもデジタルディバイス満載です。自動車は全てCAN通信でコントロールされています。そこに来て右のミラーが動きません....

可倒はしますが、上下左右は全く動きません。
ミラーの上下左右の動きを司るのはドライブユニットです。ドライブユニットと言うと聞こえがいいですが、マブチの130モーターみたいなモーター2個がピニオンギアを動かして位置を調整しているのです。

従来はリレーを介してすべて12Vの電圧で、リレーを使って電流を制御してバッテリー~リレー~スイッチ~リレー~ドライブユニット
となっていました。

ところが、世界的なエコの流れで少ない電気消費量で動くクルマの開発と、故障のコントロールや技術的な情報の隠匿の為、世界的にCAN通信システムは迎え入れられました

パソコンのコマンドと同じくキーのONと共に各モジュールにコマンドを走らせ、帰ってきた完了信号から故障の有無を判断させる仕組みです。

各モジュールはCANチップと呼ばれる住所を持っており、メインECUからコマンドは自分の受け持つ住所に向かって走ります。指定の住所に到着したコマンドはお互いの持つ符号を確認させて、指令を伝えます。指令を渡されたモジュールは仕事を行った後、完了信号をコマンドに渡して、メインECUに帰らせます。その完了信号をECUが確認して初めて故障はないと判断します。

さて今回ミラーが動かないのはなぜでしょう?
上下左右全部動かないのに、可倒はする。と言う事は、12Vはミラーまで来ていると。
では仮にスイッチが悪かったとすると.... 

リレーユニットの代わりになるのが、ボディコンピューター。メルセデスで言う所のSAMです。大きな電流を必要とするライト、エアコン、ウインドウレギュレーターなどはパワーステーションとなるヒューズボックス付近の大きな基盤で電流のやり取りをして、直接1.5スケアを超える太さの配線で、デリバリされます。

一方スイッチや各種コントロールの信号そのものは1.5-3Vの微弱電流でコントロールされます。わずか~な電圧電流でコントロールされる、これがコマンドにあたります。瞬間的な微弱電流はテスターでは確認しづらく、オシロスコープなど、電気の流れを可視化するような装置でないと、そもそもの信号の有無を確認できません

となると新品のスイッチにも自車の部品であるための住所、つまりCANチップを持たさないと動かないのです。この書き込み作業をキャリブレーションなどと呼びます。コーディング作業と呼ばれるものの一環で、一般的にディーラーで使っている専用診断機を使って行うものです。

さてここまで、書けばわかりますが、相当な専門的知識や経験、情報、専用工具などが必要になります。カンやましてや、中古車屋の浅知恵などでは簡単に処理できないのがわかります。

もう叩いたりして直った(治っていませんが)時代は終わり、専門的な知識や設備が必要な時代になったのです。

そのうえで、今回のR500.どうなることやらですね

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