ボルボ

2019年8月 7日 (水)

ボルボS60 ABSの故障と車載工具

ああなんと月曜から痛々しいレッカーサービスで運ばれるボルボS60の登場です。

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ABS異常を訴えるメッセージがインフォメーションディスプレイに出て、しばらくはそのまま走ったのだけど
自動車の挙動がむちゃくちゃで、恐ろしいのでレッカーを呼んで、週をまたいで月曜に入庫したという顛末

診断機で見るとなるほど右前のABSセンサーのエラーコードが入っています。ここは部品を発注して試乗してみます

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かなり試乗しましたが、異常は現れず 見切りをつけてセンサーを交換してみます。

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ABS/ESPはハブについているコンダクタプレートが回転しているのを信号として、ABSセンサーが読み取り情報を送り、ABSセンサーはヨーレイトセンサーの傾き情報や4輪の回転差異、スピードの上下、スロットルの開度、ブレーキペダルを踏んでるか否かを判断して自動車が正しく前を向き、正常な状態で運転されているかを監視しています。

例えば、急いで細い路地から大きな国道に西部警察よろしく、飛び出してリアがドリフトしたら、ABS/ESPのランプピカピカ点滅し、運転者から一度運転を取り上げてクルマが強制的に前を向くよう勝手に各車輪のブレーキが作動して、その間は運転者がどんなにアクセルを踏んでも反応しない仕組みになっています。

しかし、今やABSのセンサーの回転信号からの情報は大変重要で自動車の速度をECUが共有したりで、ABS信号が途絶えるとクルマが混乱して困ってしまうことが多々あります。

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ボルボの場合はこんなところについているのですね

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これが何かしらの理由で情報を発信できなくなりレッカーの世話になってしまったようです。

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かなりサビも出ています。

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このABSセンサーはブレーキのバックプレートに隠れるようにしてあるので、少し長い目のトルクスソケットがあると取り外しに便利です。

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新しいセンサーを取り付けました

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再び診断機を接続してエラーコードを消して

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DTCが消えた事を確認して終了です。
とはいえ、ABSユニットそのものの不良が隠れていることも結構ありますので、しばらく乗ってもらって様子を見ます。
ああ、どうかこれで終わりますように

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ところで、今回古いABSセンサーがガジガジに固着して、外すのに結構手間がかかりましたが、このウオーターポンププライヤーで引っこ抜きました。このプライヤーはかなり長い付き合いでして、本当に重宝しています。

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元はと言えばトランスパランスの店長さんがむかーし乗っていた、同じスウェーデンのSAAB900の車載工具にあったものです。
もう17-8年くらい前だと思いますが、廃車の際にとっておいたものです。

今までちゃんと確認したことないのですが、これ、明らかにクニペックス製だと思っていたのですが、どうやら間違いないようですね。造りがそっくりです。

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どちらもMade in Germanyの文字があります。
国産車もそうでしたが、昔の車載工具って結構良いものがあったりしましたね。
特にバブルの頃のインフィニティとかFD3Sとか
まあ、車載工具の性能などプロ用工具からすれば到底使えるシロモノではないのですが、中にはこのような物もあるのですねえ

このオレンジの車載工具のおかげで、本家のクニペックスの「アリゲーター」の出番はほとんどなくなってしまったのでした。
車載だったことを思うと相当無理な任務に就かせますからねえ。

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どちらもW.-GERMANYと刻印があります。うえの車載工具は昭和63年のサーブ900に。僕のアリゲーターは僕が22歳(1989年)くらいの時に買ったもの。つまり統一するドイツになる前の商品なんですね
クニペックスが本社を置くヴッパーダールにはさらにのちに出会うスタンドックスが本社を置く場所なのです。

 

2019年7月29日 (月)

ボルボV70の故障

もうずいぶん前にレッカー車で入庫したボルボV70

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それまで何でもなかったのに、突然キーを咥えて話さなくなり、インフォメーションディスプレーにはPに入れろ的なメッセージが出て、エンジンがかけられない状態。困ったことにこのクルマ、インテリジェントキーを自動車の「真実の口」みたいな所に入れると、ONの状態になり、startボタンを押すことによりスターターが回りエンジンがかかる仕組みです。余談ですがエンジンがかからないとサイドブレーキも解除できず完全なる不動車になってしまうのです。

↓真実の口...のニセモノ

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ところが、Pに入っているにも関わらずPに入れろというのですから、エンジンがかけられようはずがありません。
レッカー車で運ばれ様子を見ていましたが、症状は典型的なシフトポジションセンサーの不良です。

ちょうどエンジンの横、トランスミッションの上にまんまそのような部品があります。

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これが悪いのだろうと部品商のICSに見積もりを取ると

なんと17万円、納期2週間、割引0円、定価販売と、まさにテリーファンクにぐるぐる回されてローリングクレイドルをかけられたような衝撃です。

ebayにはきったなくてぼろい中古でも6万円近くで売られていました。
これはもうほかの中古が出るのを待ちましょうと思っていたら、1週間ほど放置したら、何の問題もなく普通にエンジンがかかるようになってしまったのです。それ以来今のところかからなくなる気配なし。

ラッキーと思ったのもつかの間、まだグロッキーな状態なのに、テリーファンクのナックルパートのような追い打ちをかけてくるヤツがいます。

この暑いのにエアコンが全く効きません。熱風が出てくるのみです。

ゲージを取り付けてガスの流れを見ようと思い、サービスバルブを探しますが、高圧側のバルブしか見つかりません。

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ここでランチブレイクに突入します。
とても食事をする温度ではありませんが.... 頑張って食べます。食べないと参ってしまう、と言うより死んでしまいます。
相変わらず味の薄い寝たきり老人弁当ですが、完食します。

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さて気を取り直して、カウルトップの中をのぞいてみると
ありました、低圧側のバルブが。さっそくワイパーを外してゲージを取り付けると

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一定量のガスはあるようです。すわコンプレッサーのコントロールバルブかと焦りましたが

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 スイッチを入れて低圧が吸い込み始めると、原因はどうやらガス量の不足のようです。どこか漏れてるんだなあ...
でもここはコンプレッサー交換よりはるかにマシです。

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ガスを補充します。

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圧縮もまずますのようです。高圧は低圧の5倍くらいが目安かと思います。
今日のような温度だと圧力も高めですが、コンデンサーファンが回り、低圧が大きく下がるとき高圧がぐんぐん充填されて車内は強烈な冷気に包まれるのです。はあ、良かった。

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と言うことで、テリーファンクをどうぞよろしくお願いいたします。

 

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