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2019年10月10日 (木)

ヌヴォラとは雲

車検でお預かり中のヌヴォラブルーの166

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本当に美しいV6エンジンの中期A11です。

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しかし、ブーツ破れ。

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しかも右も左も。なんか字面がスゴイなあ。「も」がいっぱい
ブーツ破れは絶対に車検場では見逃してくれないので交換します。

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そもそもなぜか166のドライブシャフトのブーツだけの交換の概念が無いのか、純正部品での供給アウターだけです。
しかもどうやってもアウター側のCVジョイントだけが抜けたためしがありません。何をやっても抜けない仕組みなのです。
すると、普通に分解が可能なインナー側からアウターをするする入れていくのです。
さすがに、よほど新しくない限りインナーブーツも交換します。
なので、純正ですと基本的にドライブシャフトCompでの交換が前提になるのですが、そこは社外のブーツだけで対応します。

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ドライブシャフトをハブから抜き置くためにあらかじめロアボールジョイントを外しておいて、プーラーでぶっこ抜きます。

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こうでもしないとなかなか抜けてくれません。ハンマーでひっぱたきすぎると、ハブのセンターナットの山が潰れますので、ここは丁寧に
簡単に外れる場合もあるのですが、先端はなるべく大事に扱いたいものです

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ひとしきり分解が終わると今回の本丸、ドライブシャフトの付け根の8mmのヘックスのボルトです。

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この時にギアをニュートラルに入れておくと、一つボルトをインパクトレンチで緩めるたびに少し回転して他のボルトを緩めます。
あまりに硬く締まりすぎてインパクトレンチでも緩まない場合があります。そんな時は二人で、一人がホイール側にブレーカーバーを入れて回り止めをして、もう一人がボルトを回す方法でないと回りません。強烈に固いやつに当たってしまったときは神様を恨みましょう。

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だいたいこんな感じになります。右側はこのアダプターごと引っこ抜いても良いのかもしれませんが、反対側はインターミディエイトシャフトがあるので、それを外す手間を考えると、やはりこの方法しかないと思います。

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抜けたそれぞれのDシャフト

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しかし、どういうわけかアウターのCVジョイントは分解できず、インナー側からブーツを差し込んで行く方法になります。

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で、インナー側のブーツも古そうならこちらも交換するのです。ここもプレートごと出るタイプやゴムだけのタイプなどいろいろ。ついでに言うならあまりにいい加減すぎ

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で、社外各社でいろいろ商品が出ていまして、カタチや直径もマチマチでなかなか良い物に出会わないのも事実です。ほとんどぴったりなんて部品はありません

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このようになって出来上がりです。

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左右とも完成。再び自動車に戻します。

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キレイに清掃され、各金属部品がくろがね色に見えて見違えるようになりました。

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続いてリアパッド。

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アルファロメオは例に漏れずリアブレーキキャリパーがサイドブレーキを兼務するタイプです。
専用工具で押しまわしてピストンを鎮めます。これが超硬い。 超!硬い。

翌、サイコロみたいな部品が売っていますが、あんなの訳に立ちません。

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リアパッド。国産のようにはしっこが落とされているなんてことはありません。

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Mos2 10W-40でまいります。

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そして検査を受けて出来上がり。

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なぜか写真に撮るとただのライトブルーになってしまうヌヴォラブルー。

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しかし見るものをうっとりさせる妖艶な色合いなのですね。

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オーナーにお返しするときがきました。素晴らしい1台でした。

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