続く中古車作り
166で避けて通れないのがベタベタです。
これは前期後期でべたべたする部品が違って、対処法も部品によって違います。
マセラティやフェラーリもそうですが、溶剤や薬剤など使い分けないと、部品が溶けたりします。
小部品は個々に塗りますが、ダッシュボードの一部は外せないので、車内に取り付けたまま塗装します。
センターコンソールなどベタベタの元凶は当然先に取り除いておきます。
なんだかジュディオングみたいって、歳がバレるか。
マスキングは手間と労力が非常にかかります。たったこれだけ塗るのに丸一日かけて作業します。
上の画像と、この2か所だけ。
色は今まで塗装したことないグレーです。前期のアルファはファブリックを除いて黒、グレー、タン、赤なんですね。
うーん、僕は赤い内装が好き。
ハンドルがある側は塗装も実に大変。
こうして中古車はできていくのです。買ってきたものをそのまま販売できればどれほど楽な事か。
もうGFとかGHから始まる型式の自動車はみんな、13年以上経って壊れてきています。
今壊れていないのは、これから壊れます。
166はさすがに後期でいろいろ対策されて壊れないようにはなっています。
なっていても壊れますが(笑)
でも、一度こうしてしっかり修理しておけば安心して乗れます。
修理したところはしばらくは壊れないでしょ?
最後はつや消し剤を入れたクリアーを吹いて安定させて出来上がり。
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