アルファロメオ166商品化
徐々に、しかし確実に前進するオーロラの166の商品化整備、最も初期のA1型
結局、中古が良いものが無く、新品のグリルが届きました
これはまだ日本で手に入るのかな?
この後ろ側の取り付けボルトが壊れてしまうのです。急所ですね。結局プラスチックの材質があまりよくなくて、取り外す時に、この取り付け部分が粉々に割れてしまうのです。元あったものが復元できる程度ならボンドによる接着も可能ですが、欠損したブブがなくなってしまったりすると元には戻せないです
フロントバンパーは元のバンパーを生かすことにしましたが、これまたむちゃくちゃ程度が悪くて、直しまくらないといけません
無事にウオッシャーやバンパーグリル関係が外れたので良かった。しかし、このウオッシャーの塗装に日々がありますからこれをどうするか??
旧塗装膜をダブルアクションサンダーで剥離しますが、相手がプラスチック素材なので、手間が鉄板の数倍かかります。
3コートが原因か塗装膜劣化が目立ちます。
ぼくらの間で言う草間彌生現象が起きると、塗装の剥離が始まります。このぼつぼつがそうです。
簡単な刺激で剥がれます。塗装中に気が付かずにそのまま塗装すると、吹いている最中に塗装膜が吹っ飛んで行ったり、リフティングなる塗装が縮れる現象が発生して、再塗装が必要になります
暑い中、ひたすら1日中格闘して、このようになります。
一人の技術者が午前中からかかりきりで作業してこんな感じ。大量のサンドペーパーと時間と忍耐力を消費します。
しかしこの作業は最重要で、この作業をおろそかにして、先々長くオーナーを満足させることができません。
それにしても大変でした。バンパーその性質上あまりきれいな状態で残るケースが少なく、これでなくても大変なのに変わりはありませんが
もうすでにリアバンパーの下地準備はできていますから、次回はサフェーサーからスタートします。
とはいえ、まだまだ途方もないほどの作業が残っていますが・・・
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